重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
福井県敦賀市の気比神宮大鳥居は、正保2年(1645)に佐渡の榁の木で再建された高さ約11mの木造両部鳥居。昭和20年の空襲で社殿が焼けるなか焼け残り、境内最古の建造物として朱の姿をいまに残す重要文化財です。
福井県越前市の味真野苑に移築された旧谷口家住宅。文化6年(1809)頃の農家で、前後に角屋を張り出す横T字型の平面をもつ。越前西部の角屋形式のうち最も発達した一棟とされ、上段や仏間を備える。昭和52年に重要文化財に指定された。
福井県坂井市丸岡町に建つ県内最古の茅葺民家、通称「千古の家」。手斧や槍鉋で仕上げた栗の柱、二股に分かれた股柱三本、正面入母屋・背面寄棟の屋根が古風な構造を示す。源頼政後裔と伝わる坪川家の重要文化財で、現在は一般公開。
文安4年(1447年)、北国の安東康季が再建した羽賀寺本堂。桁行五間・梁間六間の入母屋造で、内陣と外陣を分かつ正規の密教本堂として国の重要文化財に指定。秘仏の十一面観音を蔵する、若狭・小浜に残る古刹の堂である。
福井県大野市の旧橋本家住宅は、江戸中期に建てられた越前II型の農家。豪雪に耐える太い梁組、間取りの三分の二を占める広い土間、土座の暮らしを残す。昭和48年に宝慶寺近くへ移築・復原され、昭和44年に重要文化財に指定された。
福井県小浜市、飯盛山の中腹に立つ飯盛寺本堂。延徳元年(1489年)建立の重要文化財で、木割の太い古風な和様を残す五間堂です。平成十年の解体修理で建立年が確定した静かな山寺を、昇竜岩や不動の滝とともに紹介します。
福井県池田町の堀口家住宅は、江戸中期の民家。自然に枝分かれした木を用いた又柱を県内最多の五本用い、福井県中央部の民家形式で年代の明らかな最古の例とされる。庄屋をつとめた旧家の住まいで、昭和44年に重要文化財に指定された。
福井県坂井市の丸岡城天守は、笏谷石の石瓦で屋根を葺いた現存十二天守の一つ。屋根の重量は七十五〜百二十トンと推定される。昭和9年に重要文化財に指定され、近年の科学調査により建造は寛永期・1628年頃と判明した。
福井県坂井市の三国港突堤は、九頭竜川河口に延びる延長511mの石造突堤。オランダ人技師エッセルが設計し、デ・レイケが施工、粗朶沈床を日本で初めて用いた。明治15年竣工、平成15年に重要文化財に指定された。
福岡県久留米市の梅林寺境内に並び立つ有馬家霊屋は、寛永7年から承応4年にかけて建てられた五棟の霊廟建築群です。九州唯一の大名家霊廟の重要文化財として、その独自の建築配置と歴史的価値をご紹介します。
福岡市東区に鎮座する香椎宮本殿は、江戸時代後期の享和元年(1801)に福岡藩主十代・黒田長順が再建した国指定重要文化財。全国でここだけに見られる「香椎造」の独自様式を誇り、仲哀天皇と神功皇后をお祀りする全国十六社の勅祭社のひとつとして、千八百年の歴史を今に伝えます。
福岡県糸島市の櫻井神社。1610年に開いた岩戸の前に、福岡藩主黒田忠之が1632年に建てた本殿、ほぼ同時期の拝殿・楼門が一列に並ぶ。創建期の社頭が残る希少さから2023年に国の重要文化財に指定された。
太宰府市朱雀の丘に立つ花崗岩製の石造七重塔。古代寺院般若寺の跡に鎌倉時代後期に造立され、高さ3.35メートル、塔身の四面には金剛界四方仏の梵字が刻まれる。市内で最も古い層塔で、見学は時間を問わず無料で行える。
福岡県志免町に立つ高さ47.6mの鉄筋コンクリート塔。海軍の石炭採掘施設として昭和18年に完成し、深さ430mの竪坑から石炭と鉱員を引き上げた。塔櫓巻型として国内唯一現存し、平成21年に重要文化財に指定された。
福岡市博多区の住吉神社本殿は、元和9年(1623年)に福岡藩主・黒田長政が再建した重要文化財。組物を持たない住吉造で、軒が反らない直線的な屋根、朱の柱と白い板壁、盾形の懸魚など、仏教伝来以前の古い社殿様式を今に残す一棟である。
福岡県添田町、英彦山への旧参道沿いに建つ茅葺の農家。座敷の墨書から天保13年(1842年)の建築と判明した。整形六間取の直屋で、雨の当たる東壁を割竹で覆う。県内の直屋の好例として重要文化財に指定され、内部を無料で見学できる。
福岡県糸島市の髙祖神社本殿は、天文10年(1541)に原田氏が造営し、6枚の棟札とともに令和5年(2023)に国の重要文化財に指定された県下最古級の社殿。三間社流造・檜皮葺の姿を、高祖山西麓の鎮守の杜に訪ねる。
天正19年(1591)に小早川隆景が再建した桃山期の重要文化財。菅原道真公の墓所に建つ霊廟形式の社殿で、現在は令和の大改修中。3年間限定で建てられた藤本壮介設計の仮殿が本殿前に立ち、2026年に改修完了予定。
心字池の太鼓橋脇に建つ志賀社本殿は、長禄2年(1458年)建立と伝わる太宰府天満宮境内最古の建物。海神・綿津見三神を祀る一間社で、明治40年に重要文化財に指定された。福岡県内最古の神社建築であり、桃山期の御本殿と並ぶ貴重な遺構である。
福岡県太宰府市の九州国立博物館に常設展示される重要文化財「多宝千仏石幢」は、中国・遼の大康10年(1084)に建立された総高5.5メートル・重量3.5トンの八角石造仏教モニュメント。如来・菩薩・飛天・伽陵頻伽など多彩な尊像と梵字の真言・陀羅尼が彫られ、遼代仏教彫刻の基準作例として国際的にも貴重。1927年に京都へ寄贈され、2005年に九州国立博物館へ移設されました。