重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
鳳来寺観音堂は千葉県市原市吉沢にある室町時代後期の仏堂で、重要文化財。正面・側面とも3間の一重の堂で、寄棟造の屋根を茅で葺く。昭和6年(1931年)に指定され、昭和42年(1967年)に修理工事の報告書がまとめられた。
千葉県市川市の法華経寺に立つ五重塔は、元和8年(1622年)に本阿弥家10代光室が両親の供養のために建立した。総高約31.6メートル、落ち着いた和様の朱塗りの塔で、江戸時代以前の様式を残す千葉県唯一の五重塔として知られる。
二本の本柱と前後の四本の控柱からなる切妻造の四脚門。本柱と控柱を結ぶ海老虹梁や柱上の組物に唐様の特徴がみられ、頭貫の木鼻や懸魚の絵様彫刻から室町時代の作とされる。大正5年に国の重要文化財に指定された。
千葉県鋸南町の妙本寺に伝わる、日蓮が建長6年(1254年)に感得した愛染明王と不動明王を自ら描き弟子に授けた2幅の古文書。昭和43年に重要文化財に指定。寺宝で常時非公開、10月の虫干しで公開されることがある。
千葉県が所有する南北朝時代の大薙刀。刃長80.6cm、反り3.8cm。無銘だが但馬の法城寺派の作と伝え、作られた当時の形を保つ生ぶ茎が貴重とされる。実物を置く大多喜城分館は施設改修のため休館中である。
千葉県旭市の大原幽学記念館が収める、江戸後期の農村指導者・大原幽学の著述稿本・仕法文書・日記・書状・遺品の計407点。性学と先祖株組合の実態を伝え、平成3年に重要文化財に指定された。旭市の記念館で公開している。
千葉県匝瑳市の長徳寺に伝わる鎌倉時代の仏画。縦136cm・横65.5cmの絹本に、石畳の上の宝瓶に坐る朱色の六臂の愛染明王を描く。昭和50年に重要文化財に指定。公開は年に一度、1月下旬の日曜日に限られる。
千葉県市川市の法華経寺が所有する中国・元時代の十六羅漢図。八曲屏風一双の16面のうち4面は後補で、四明の画人・趙の筆とされる。明治37年に旧国宝となり、現在は重要文化財。東京国立博物館が保管している。
千葉県市川市の法華経寺支院・浄光院に伝わる重要文化財「絹本著色日蓮上人像」。両手に経巻を開いて読誦する鎌倉時代の日蓮を、胡粉や朱、大和絵の彩色で写実的に描き、信徒が「水鏡の御影」と呼んできた一幅を紹介します。
千葉県匝瑳市の長徳寺が伝える国の重要文化財。四頭の六牙白象に支えられた蓮華座に、二十本の手をもつ普賢延命菩薩が坐す鎌倉後期の絹本著色画。金泥の肌や截金に時代の特色が表れる。公開は年1回、1月下旬の日曜のみ。
千葉県の香取神宮に伝わる古瀬戸黄釉狛犬は、瀬戸で焼かれた阿吽一対の陶製狛犬。高さ十七センチ台と小さく、手びねりに篦描きの毛並み、朽葉色の黄釉と荒い貫入が見どころ。中世の陶製狛犬は数例しかなく、昭和二十八年に重要文化財へ指定された。
令和5年に国の重要文化財となった小網寺の金銅密教法具20点。金剛盤などに刻まれた「金澤審海」の銘は、東京湾対岸の称名寺を開いた高僧とのつながりを示す。館山市立博物館で会える中世密教の優品を紹介します。
浮世絵の祖・岩佐又兵衛の重要文化財「弄玉仙図」。秦の仙女・弄玉が簫を奏でると鳳凰が舞い降りる伝説を、淡墨と薄い金泥で夢のように描く。旧金谷屏風の一図で、福井時代の基準作。千葉・摘水軒コレクションが所蔵する。
弘安元年、幕府が計画したという宗論の風聞を受け、かねて公場対決を待ち望んでいた日蓮が、身延山で歓喜のうちに認めた自筆の返書です。縦31.5センチ、本文21行。昭和43年指定、千葉・本土寺所蔵の重要文化財です。
成田山仏教図書館が所蔵する『住吉物語』は、鎌倉末期に写された現存最古の写本「成田本」。継母にしいたげられた姫君が大阪の住吉へ逃れ、長谷観音の夢告で救われる擬古物語で、本文研究の基礎となる重要文化財である。
千葉県の香取神宮が所蔵する双竜鏡は、久安5年(1149年)の銘をもつ白銅製の和鏡。大陸の様式を映した双竜の鏡背文様をもち、鏡背に文様をもつ在銘の和鏡として現存最古とされる、年代の基準となる一面である。
千葉県松戸市の本土寺が伝える重要文化財「大学三郎御書」。鎌倉で滅んだ比企一族にただ一人生き残り、日蓮の庇護者となった比企能本に宛てた縦30.2cm・全長3.8mの書状を、あじさい寺として知られる古刹とともに紹介します。
昭和二十五年、未盗掘の石室から五個の純金製の鈴が見つかり、二子塚古墳は金鈴塚古墳と改名された。六世紀末から七世紀初頭の東国屈指の前方後円墳で、二十口近い飾大刀など豪華な副葬品が重要文化財に指定されている。
松戸市の幸田貝塚から出土した縄文時代前期前半の遺物一括266点。平成6年に国の重要文化財に指定。注口付き深鉢や羽状縄文の土器、玦状耳飾、イノシシ牙製垂飾などを含み、約6000年前の集落の暮らしを具体的に残す。松戸市立博物館蔵。
成田市の南羽鳥中岫1遺跡で、ゴルフ場造成に伴う発掘により見つかった縄文前期の墓坑群からの一括出土品。約5500年前の人頭形土製品をはじめ、けつ状耳飾や赤彩の浅鉢など20点が国の重要文化財。実物は非公開だが、複製を下総歴史民俗資料館で見られる。