重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂)は静岡県掛川市にある明治36年(1903年)の公会堂で、重要文化財。報徳思想の普及拠点として建てられ、1階が和風、2階が洋風の外観と、81畳の大広間を囲む吊り構造の桟敷をもつ。
静岡県三島市の三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿は、安政元年の東海大地震後に総欅の素木造りで再建された複合社殿。慶応期に小沢半兵衛・希道一派が手がけた精緻な彫刻が見どころで、平成12年に国の重要文化財に指定された。
静岡県袋井市、目の霊山として知られる油山寺の中腹に建つ朱塗りの三重塔。天正2年に再建が始まり慶長16年に完成した桃山期の建築で、和様と禅宗様・大仏様を一棟に併せ持ち、長命寺・宝積寺と並ぶ三名塔の一つに数えられる。
油山寺山門は万治2年(1659)に掛川城の大手二之門として建てられ、明治6年に油山寺へ移築された櫓門です。種別は城郭で、静岡県内に残るこの時期唯一の城門遺構。節のないクスの一枚板の門扉が用いられています。
静岡県袋井市の油山寺で重要文化財に指定された一基の厨子。本尊の薬師如来を納める金色の宮殿形で、天正16年(1588)頃の桃山時代の作とされ、和様三手先の組物を用いた、小規模ながら精緻な堂内建築である。
静岡市葵区の臨済寺本堂は、桁行22.7メートルに及ぶ大型の方丈形式の禅堂で、昭和58年に国の重要文化財に指定された。今川氏の菩提寺として築かれ、人質時代の幼い徳川家康が太原雪斎に学んだ寺としても知られる。
静岡市清水区の大内山中腹に立つ霊山寺仁王門は、永正13年(1516)建立の三間一戸八脚門。寄棟造の茅葺屋根で、静岡県内では方広寺七尊菩薩堂に次ぐ古い建築として知られる。内側の仁王像は2026年に修復を終えて山上へ戻った。
静岡県明ヶ島古墳群出土土製品は、磐田市の明ヶ島古墳群から出土した古墳時代中期から後期の土製品1,064点で、平成25年に重要文化財に指定された。人形や武具形、楽器形など種類が豊富で、祭祀の実態を伝える。
静岡県熱海市のMOA美術館に所蔵される重要文化財「十字卍字唐草螺鈿箱」は、桃山時代の異文化交流を象徴する黒漆螺鈿の名品。卍、十字、七曜文、花唐草が同居する独特の文様美と、その歴史的価値を、見どころ・基本情報・周辺観光と合わせてご紹介します。
静岡県立美術館が所蔵する重要文化財「山背国愛宕郡天平四年計帳残巻」は、天平四年(七三二)に現在の京都市北部にあたる山背国愛宕郡で作成された律令国家の年次徴税台帳の断簡です。現存五十九行を保ち、正倉院以外に伝わる計帳としては最もまとまった一巻として、奈良時代の社会と行政を伝える貴重な一次史料となっています。
静岡県沼津市の日枝神社に伝わる「紙本著色山王霊験記」は、弘安11年(1288年)の奥書を持つ国指定重要文化財。山王霊験記絵巻として現存最古の遺品で、神社創建の縁起と山王信仰の展開を物語る貴重な鎌倉時代の絵巻です。
石川県加賀市の江沼神社に建つ長流亭は、宝永6年(1709年)に大聖寺藩三代藩主前田利直が大聖寺川のほとりに設けた別亭。寄棟こけら葺きの数寄屋造りで、欄間の透かし彫りと淡い彩色が見どころの重要文化財です。
加賀藩四代藩主・前田光高が寛永20年(1643年)に曽祖父徳川家康をまつって金沢城北ノ丸に建てた朱塗りの東照宮。本殿と拝殿を別棟に分けた現存最初期の例とされ、金沢城関連では現存最古の建造物。国の重要文化財。
石川県金沢市の金沢城三十間長屋は、江戸末期に火薬庫として再建された長さ約四十八メートルの二重二階多聞櫓。明治14年の火災を免れた三棟の一つで、昭和32年に重要文化財に指定された。四月から十一月の土日に内部公開。
旧石川県第二中学校本館は金沢市飛梅町にある明治32年(1899年)の洋風木造校舎で、国の重要文化財。石川県技師の山口孝吉の設計で、H字形の平面に尖塔とペディメントを飾る。現在は金沢くらしの博物館として公開されている。
總持寺祖院の重要文化財16棟は、1661年の白山社本殿から1934年の山門まで、江戸の堂と大正・昭和の再興伽藍が混在する。大祖堂・仏殿・回廊の造りと、令和6年の能登半島地震後の3期に分けた修理計画を紹介する。
金沢市広坂に建つ旧第四高等中学校本館は、明治24年(1891年)完成の赤煉瓦造二階建。フランスで学んだ山口半六らが設計し、白煉瓦や釉薬煉瓦の線が壁面に変化を与える。昭和44年に重要文化財へ指定された四高の本館。
金沢市長坂町の大乗寺に建つ仏殿は、元禄15年(1702年)に上棟された曹洞宗の中心堂。禅宗様を基調に和様・黄檗様を取り合わせた点が評価され、昭和58年に重要文化財に指定された。境内は無料で拝観でき、日曜には坐禅会も開かれている。
時国家住宅(石川県輪島市町野町)は、いわゆる下時国家の江戸時代中期の民家で、昭和38年に重要文化財に指定された。桁行24.2メートルの入母屋造、茅葺の住宅で、能登地方の民家として格式の高い代表例である。
白山神社本殿は石川県珠洲市宝立町春日野にある室町時代後期の三間社流造の本殿で、重要文化財。能登半島の先端近くに建ち、意匠・材料・工法とも優秀で、日本海側の中世の建築様式の流れを知るうえで重要な遺構とされる。