重要文化財

Important Cultural Property

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13,541 重要文化財 全国47都道府県
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蓮長寺本堂
奈良県 江戸前期 重要文化財
蓮長寺本堂

奈良市油阪町に佇む日蓮宗寺院・蓮長寺の本堂は、豊臣秀長が建立した西岸寺本堂を移築した国指定重要文化財です。吹放ちの天井に描かれた天女・龍・鳳凰・迦陵頻伽の極彩色天井画は圧巻で、近鉄奈良駅から徒歩4分の好立地にありながら静かな境内で無料拝観できます。

和爾下神社本殿
奈良県 桃山 重要文化財
和爾下神社本殿

奈良県天理市櫟本町に鎮座する和爾下神社の本殿は、前方後円墳の上に建つ桃山時代の重要文化財建築です。古代豪族・和珥氏の氏神として創建され、万葉歌人・柿本人麻呂ゆかりの柿本寺跡も隣接。切妻造・檜皮葺の優美な社殿と極彩色の彫刻が見どころです。

絹本著色二天王像
奈良県 鎌倉 重要文化財
絹本著色二天王像

奈良・興福寺に伝わる重要文化財「絹本著色二天王像」は、鎌倉時代に絹地に描かれた仏画で、本来は四天王の一具として制作されながら、現在は二幅のみが現存する貴重な作品です。1180年の南都焼討後の興福寺復興期に、南都絵所の絵師たちが奈良時代の古典に範をとりつつも鎌倉新様式の萌芽を示した名品で、復興の精神そのものを体現しています。通常は非公開で、特別展などの限られた機会に拝観できます。

絹本著色星曼荼羅図
奈良県 平安 重要文化財
絹本著色星曼荼羅図

奈良・法隆寺に伝わる重要文化財「絹本著色星曼荼羅図」は、平安時代に絹本に描かれた円形四重院の星曼荼羅です。中央に釈迦金輪を配し、周囲を北斗七星・九曜・十二宮・二十八宿が同心円状に取り巻く宇宙地図のような仏画。インド・中国・ギリシャ起源の天体観が一幅に結晶した、密教北斗法の本尊画像をご紹介します。

厨子入/木造千手観音立像/木造四天王立像(戒壇院千手堂安置)
奈良県 鎌倉 重要文化財
厨子入/木造千手観音立像/木造四天王立像(戒壇院千手堂安置)

東大寺戒壇院の千手堂に伝来する、厨子入の木造千手観音立像と木造四天王立像(計5躯)の重要文化財。鎌倉時代後期、文永6年(1269)頃、律僧・円照による千手堂創建にあわせて造立されたとみられ、奈良で活動した仏師集団・善派の作風を顕著に示します。室町時代以降は秘仏として厨子内に納められ、当初の彩色や切金文様、別製の銅製装身具をきわめて良好な状態で今日に伝えています。

增壹阿含経〈巻第三十(善光朱印経)〉
奈良県 奈良 重要文化財
增壹阿含経〈巻第三十(善光朱印経)〉

奈良市菩提山の正暦寺に伝わる重要文化財「増壱阿含経 巻第三十(善光朱印経)」は、八世紀・天平宝字三年(七五九年)頃に書写された奈良時代後期写経の名品。法華寺寺主の尼善光が発願した一切経書写事業の遺品とされ、巻末の朱印と詳細な奥書が当時の写経所運営を伝えます。創建千年を超える山寺・正暦寺の歴史と紅葉の名所「錦の里」、日本清酒発祥の地としての魅力もあわせて紹介します。

日本感霊録抄
奈良県 平安 重要文化財
日本感霊録抄

奈良県吉野町の阪本龍門文庫が所蔵する重要文化財「日本感霊録抄」。元興寺の僧義昭が編んだ平安初期仏教説話集の散逸を免れた唯一の伝本で、久安3年(1147)の書写本。日本霊異記の系譜を継ぐ霊験譚の世界をたどる旅へ。

埴輪牛
奈良県 古墳 重要文化財
埴輪牛

奈良県田原本町の唐古・鍵考古学ミュージアムに展示される国の重要文化財「埴輪牛」をご紹介します。明治30年に羽子田1号墳から出土した6世紀前半の貴重な動物埴輪で、全国でも9例ほどしか確認されていない希少な作品です。

岩瀬家住宅(富山県東砺波郡上平村)
富山県 江戸後期 重要文化財
岩瀬家住宅(富山県東砺波郡上平村)

富山県南砺市の国指定重要文化財・岩瀬家住宅は、五箇山で最大の合掌造り民家です。加賀藩の塩硝上煮役・藤井家が8年をかけて建てた準五階建ての壮大な建築を、囲炉裏端の語りとともに体験できます。

雄山神社前立社壇本殿
富山県 室町後期 重要文化財
雄山神社前立社壇本殿

富山県立山町岩峅寺に鎮座する雄山神社前立社壇本殿は、室町後期に建てられた五間社流造・檜皮葺の壮麗な社殿で、神社本殿として北陸地方最大の規模を誇ります。明治39年に国の重要文化財に指定され、日本三霊山のひとつ立山への千三百年におよぶ信仰を今に伝えています。

気多神社本殿
富山県 室町後期 重要文化財
気多神社本殿

富山県高岡市伏木に鎮座する越中国一宮、気多神社。その本殿は戦国の兵火を経て永禄年間(1558〜1570年)に再建された三間社流造・こけら葺の社殿で、木割の大きな荘厳な風格と、室町時代中後期の虹梁・拳鼻・手挟の手法を今に伝える貴重な遺構です。昭和6年(1931年)に国の重要文化財に指定されました。境内の「かたかごの丘」は越中総社の伝承地、隣接して大伴家持を祀る大伴神社、徒歩圏内に国宝勝興寺、高岡市万葉歴史館、越中国府跡、国分寺跡、雨晴海岸など、古代越中の中心地にして万葉集ゆかりの地を象徴する名社です。

銅錫杖頭〈(双竜飾)/富山県大日岳発見〉
富山県 平安 重要文化財
銅錫杖頭〈(双竜飾)/富山県大日岳発見〉

明治26年(1893)に河合磯太郎が大日岳山頂で発見した平安時代の銅錫杖頭。双竜と宝瓶を飾る稀少な意匠で、立山連峰の古代修験道の実態を示す重要文化財。平安期の作例は全国に十数点で、立山博物館で常設展示中。

大岩日石寺磨崖仏
富山県 平安~鎌倉 重要文化財
大岩日石寺磨崖仏

富山県上市町、立山修験の道場として千三百年の歴史をもつ日石寺。本尊は本堂を抱く凝灰岩の巨岩に半肉彫りされた五体の磨崖仏で、平安後期の不動明王と二童子像、鎌倉期に追刻された阿弥陀如来坐像と僧形坐像が並ぶ、北陸最大級の磨崖仏。

永平寺
福井県 昭和 重要文化財
永平寺

福井県永平寺町の深山幽谷に佇む曹洞宗大本山・永平寺。1244年に道元禅師が開創したこの禅の聖地には、山門・仏殿・法堂・僧堂をはじめとする19棟の重要文化財建造物が建ち並び、約800年にわたる禅宗建築の粋を今に伝えています。約100名の修行僧が今も日々厳しい修行に励む生きた修行道場で、坐禅体験や宿泊参禅も可能です。

大塩八幡宮拝殿
福井県 室町後期 重要文化財
大塩八幡宮拝殿

福井県越前市の里山に建つ大塩八幡宮拝殿は、正面七間の大型長床式で四方を吹き放つ。室町後期の建立で、太い木割と豪壮な構えを残す数少ない遺構として昭和五十三年に重要文化財に指定された。木曽義仲が本陣を置いた地としても知られる。

大滝神社本殿及び拝殿
福井県 江戸末期 重要文化財
大滝神社本殿及び拝殿

天保14年(1843年)完成の大滝神社本殿及び拝殿は、永平寺勅使門も手がけた大久保勘左衛門による社殿。檜皮を重ねた日本一複雑とされる屋根と丸彫彫刻で知られ、紙の神・川上御前を祀る。昭和59年に重要文化財に指定された。

大谷寺九重塔
福井県 鎌倉後期 重要文化財
大谷寺九重塔

福井県越前町の越知山大谷寺に立つ石造九重塔。元亨三年(一三二三)の銘をもち、白山を開いた泰澄大師の廟所と伝わる。笏谷石製で総高約四・五メートル、北陸を代表する鎌倉期の石造物として重要文化財に指定されている。

春日神社本殿
福井県 桃山 重要文化財
春日神社本殿

福井県鯖江市鳥井町の春日神社本殿は、慶長18年(1613年)再建の三間社流造。1754年に架けられた覆屋に守られて保存がよく、朱と胡粉に塗り直された細部に近世初頭の越前の神社建築がうかがえる重要文化財です。

旧木下家住宅(福井県勝山市北郷町)
福井県 江戸末期 重要文化財
旧木下家住宅(福井県勝山市北郷町)

福井県勝山市で庄屋を務めた木下家の屋敷。天保10年頃に完成した入母屋造の大型茅葺民家で、越前の前広間型がもっとも発達した両袖造の姿を残す。永平寺大工が手がけ、田の字に並ぶ座敷や囲炉裏が今も使われている。

旧大和田銀行本店本館
福井県 昭和 重要文化財
旧大和田銀行本店本館

福井県敦賀市の旧大和田銀行本店本館は、昭和2年竣工の鉄骨煉瓦造3階建。京都帝国大学の永瀬狂三が設計し、食堂や講堂など市民のための施設を備えた。北陸初とされるエレベーターや大金庫が残り、現在は敦賀市立博物館として公開されている。