重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
栃木県益子町の綱神社境内に建つ摂社・大倉神社本殿は、大永7年(1527年)建立の一間社流造・茅葺の社殿。本社の綱神社本殿とともに国の重要文化財に指定され、小規模ながら室町後期の手法をよく示す。八角の身舎内部や三斗組の細部に見どころがある。
栃木県益子町に立つ綱神社本殿は、室町時代の三間社流造・茅葺きの社殿。宇都宮朝綱が土佐から戻り、賀茂明神を勧請したのが始まりと伝わる。素朴で力強い室町期の彫刻が残り、大正5年に国の重要文化財に指定された。
栃木県日光市足尾町の松木川に架かる古河橋は、明治23年(1890年)にドイツ・ハーコート社製の鋼材で建設された国指定重要文化財のトラス橋です。足尾銅山近代化の歴史と日本の橋梁技術の発展を伝える、原位置に残る国内最古のハーコート社製橋梁遺構です。
栃木県那須町伊王野の重要文化財。江戸時代に交代名主と問屋を務めた三森家の住まいで、享保18年(1733年)建立の茅葺き主屋と、明治期の長屋門が一構えで伝わる。県北部の上層民家を代表する大型の古民家で、土間のいろりやうまや、上段の間が残る。
栃木県栃木市岩舟町に鎮座する村檜神社は、大化2年(646年)創建と伝えられる延喜式内社です。天文22年(1553年)建立の本殿は、県内唯一の三間社春日造・檜皮葺で、精緻な彫刻と独自の斗組が評価され、国の重要文化財に指定されています。
栃木県日光市の二荒山神社中宮祠宝物館に伝わる「金銅装神輿」三基は、南北朝時代に制作された国指定重要文化財。坂東風の力強い造形と精緻な金銅装飾を備え、毎年春の例祭「弥生祭」で実際に渡御する、約700年の歴史を生きる神器です。
栃木県日光市の日光二荒山神社が伝える重要文化財「三鈷柄剣」。密教の三鈷杵をかたどった金銅製の柄に平安時代の古剣を組み合わせた、神仏習合の祈りを今に伝える稀有な宝物です。剣身と柄が当初の姿を留める数少ない遺品で、奥日光・中宮祠の宝物館で時折公開されています。
栃木県足利市・光得寺が所蔵する厨子入木造大日如来坐像は、足利源氏の祖・足利義兼が晩年自ら背負って巡歴したと伝わる、像高約32センチの小さくも荘厳な金剛界大日如来像です。X線調査で運慶作品と共通する納入品が確認され、運慶またはその慶派工房による鎌倉時代初期の作と考えられ、昭和63年に国の重要文化財に指定されました。円筒形の厨子内には三十六躯の仏菩薩像が配され、金剛界曼荼羅の小宇宙を成しています。現在は東京国立博物館に寄託されており、特別展示の折に拝観の機会があります。
栃木県宇都宮市の大谷寺に伝わる「大谷磨崖仏」は、自然の岩窟の壁面に4組10体の仏像が彫り出された、日本を代表する磨崖仏です。本尊の千手観音をはじめ、釈迦・薬師・阿弥陀の三尊像が並び、特別史跡と重要文化財の二重指定を日本で初めて受けた極めて貴重な文化財として知られています。
奈良県明日香村の岡寺に建つ書院は、安土桃山時代末期から江戸時代初期に建てられた国指定重要文化財です。主室に床・棚・書院を備えた本格的な書院造と台所機能を一棟に共存させた珍しい構成を持ち、桃山時代の建築文化を今に伝える貴重な遺構として高く評価されています。
奈良県明日香村にある岡寺仁王門は、慶長17年(1612年)に建立された国指定重要文化財の楼門です。三重塔の古材を転用した建築の歴史や見どころ、龍伝説、アクセス情報を詳しくご紹介します。
奈良市月ヶ瀬桃香野の街道脇に建つ菊家家住宅は、十七世紀末から十八世紀はじめの建築と推定される茅葺の民家。桁行10.5メートルの小さな主屋に前座敷三間取りの古式が残り、垂木から扠首へ移る小屋組をとどめる。昭和43年に重要文化財に指定された。
奈良・菅原の喜光寺本堂は、行基が東大寺大仏殿の雛型に建てたと伝わる「試みの大仏殿」。明応8年の焼失後、天文13年(1544年)に室町再建された重要文化財で、裳階を付した寄棟造の堂内に平安期の阿弥陀三尊を安置する。
奈良県斑鳩町の法隆寺山内、東院伽藍の北に建つ北室院本堂は、明応三年(1494年)建立の子院の本堂。桁行三間・梁間三間、入母屋造・檜皮葺の小さな堂で、堂内に重要文化財の阿弥陀三尊像を安置する。明治三十七年に重要文化財に指定された非公開の建築。
奈良県斑鳩町の吉田寺多宝塔は、心柱の墨書銘から寛正4年(1463年)の建立とわかる室町中期の塔。三間多宝塔・本瓦葺で高さ約12メートル、奈良県内最古とされる。塔内には源信ゆかりの秘仏・金剛界大日如来坐像を安置し、年に数日のみ開扉される。
奈良県大和郡山市に鎮座する小泉神社本殿は、室町時代末期に建てられた一間社春日造の重要文化財です。檜皮葺の屋根に極彩色の装飾が施され、舟肘木や連三斗など類例の少ない珍しい建築的特徴を備えています。中世の豪族・小泉氏の守護神として創建され、近隣の慈光院や小泉城跡とともに、大和郡山の歴史と文化を深く体感できるスポットです。
平城京の西に建つ真言律宗総本山・西大寺の中心堂舎。寛政10年から文化5年頃にかけて再建された大規模仏堂で、土壁を一切用いず板壁のみで構成される独特の構造から、平成10年に国の重要文化財に指定された。
奈良県生駒市高山町の高山八幡宮本殿は、棟札から元亀3年(1572年)の建立と分かる三間社流造の社殿。蟇股の蓮や枇杷、虹梁木鼻の牡丹など室町末期の彫刻に特色があり、昭和53年に重要文化財に指定された。茶筌の里・高山に立つ。
奈良県十津川村、玉置山の中腹に建つ玉置神社社務所及び台所は、文化元年(1804年)建立の重要文化財。別当寺高牟婁院の主殿で、狩野派の橘保春らが描いた花鳥図の板戸と地階の参籠所をもつ。現在は解体修理中で拝観休止。
奈良・手向山八幡宮の境内南端に立つ住吉神社本殿は、鎌倉時代後期の流造・檜皮葺の社殿で、大正10年に重要文化財に指定された。住吉三神をまつり、元禄再建の八幡宮本殿より約四百年さかのぼる古社殿として知られる。