重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
旧羅典神学校は長崎市南山手町の大浦天主堂と並ぶ明治8年(1875年)の木骨煉瓦造3階建の神学校で、重要文化財。ド・ロ神父の設計で、前面にベランダを設け、3階の中央だけを高くする。現在は大浦天主堂キリシタン博物館として公開される。
長崎市南山手町のグラバー園に建つ明治元年頃の木骨石造住宅。英国商人フレデリック・リンガーが暮らし、昭和41年に国の重要文化財に指定された。外壁は天草の砂岩、三方を囲むベランダの床はウラジオストクの御影石。
牛伏川本流水路(牛伏川階段工)は長野県松本市内田にある大正6年(1917年)の石造の流路工で、重要文化財。延長141メートルの水路に19基の床固を配して階段状とし、アルプスの渓流砂防を参考にした。牛伏川砂防施設の基幹である。
長野県軽井沢町の軽井沢夏の家は、アントニン・レーモンドが昭和8年に自身の別荘兼設計事務所として建てた木造建築。バタフライ屋根と丸太の軸組で木造モダニズムを実現し、令和5年に重要文化財となった。現在はペイネ美術館として公開されている。
光前寺弁天堂は長野県駒ヶ根市赤穂の光前寺にある天正4年(1576年)の小堂で、重要文化財。名勝に指定された境内に建つ一間四方・入母屋造の簡素な堂で、室町時代末期の厨子を納める。古建築の少ないこの地方で重要な遺構とされる。
長野県上田市の国分寺三重塔は、室町時代中期に建立された国指定重要文化財。全国の旧国分寺に残る塔としては最も古く、和様を基調に禅宗様を取り入れた優美な建築美と、聖武天皇の国分寺建立の詔から続く1300年近い歴史を今に伝えます。
小菅神社奥社本殿は長野県飯山市瑞穂の小菅山の中腹、標高約840メートルの岩陰に建つ室町時代の懸造の本殿で、重要文化財。文化庁は修験道に関わる珍しい建築とし、宮殿2基も附として指定する。内陣には湧水の甘露池がある。
長野県塩尻市片丘の小松家住宅は、18世紀初頭までに建てられたと伝わる東日本屈指の古民家です。土座と板間一室という素朴な間取りは近世農家建築の祖型を示すとされ、昭和48年に国の重要文化財に指定されました。茅葺き寄棟造りの大屋根と、300年前の名主の暮らしを今に伝える貴重な建築をご紹介します。
坂戸橋は長野県中川村の天竜川に架かる昭和7年(1932年)の鉄筋コンクリート造のアーチ橋で、重要文化財。橋長78メートルで放物線のアーチを用い、支間70メートルは戦前期の道路橋として現存最大。昭和前期の道路橋の技術的な到達点を示す。
真山家住宅は、長野県佐久市望月の中山道望月宿にある問屋兼旅篭だった家の住宅で、昭和48年に重要文化財に指定された。明和3年建築の主屋は街道に面した外観が優れ、宿場建築の発展を知る資料である。
長野県下高井郡山ノ内町の斜面集落に鎮まる佐野神社本殿は、天正20年(1592)に宮大工・宮崎杢丞が手がけた一間社流造・栃葺の小さな社殿です。弁柄・丹・墨で塗り分けられた柱や松竹梅の装飾など、桃山時代の鮮烈な彩色を今に伝え、県下で最も華やかな彩色本殿として昭和30年に国の重要文化財に指定されました。地獄谷野猿公苑や渋温泉・志賀高原といった山ノ内町の観光拠点と合わせて、桃山文化の息吹を感じる旅の一場面としてお薦めします。
長野県塩尻市片丘に建つ嶋﨑家住宅は、享保年間(1716〜1735年)に建てられた本棟造の最古級の民家。昭和48年に国の重要文化財へ指定された。座敷三部屋を収めるため一室を外へ張り出した平面と、座敷欄間の彫りに見どころがある。
釈尊寺観音堂宮殿は長野県小諸市大久保の釈尊寺(布引観音)にある正嘉2年(1258年)の宮殿で、重要文化財。崖に築かれた懸崖造りの観音堂の岩屋に安置され、昭和20年に修理復元された。建立年代が明確な鎌倉時代の遺構である。
浄光寺薬師堂は長野県上高井郡小布施町雁田にある応永15年(1408年)の仏堂で、重要文化財。桁行三間、梁間四間、一重の入母屋造で、茅葺の大きな屋根をもつ室町時代の薬師堂として、明治40年に指定された。
定勝寺庫裏は長野県大桑村須原の定勝寺にある承応3年(1654年)の庫裏で、重要文化財。桁行21.9メートルの切妻造・妻入・銅板葺で南面に庇を付け、渡廊も附として指定される。木曽三大寺の最古とされる寺の、本堂・山門と並ぶ江戸前期の建物である。
定勝寺山門は長野県大桑村須原の定勝寺にある万治4年(1661年)の四脚門で、重要文化財。切妻造・檜皮葺で、棟札1枚も附として指定されている。中山道須原宿にある木曽三大寺の最古とされる寺の門で、本堂・庫裏とともに指定された。
定勝寺本堂は長野県大桑村須原にある江戸時代前期の禅宗寺院の本堂で、重要文化財。定勝寺は木曽三大寺の最古の寺とされ、木曽川の洪水で3度流されたのち慶長3年に今の地に移った。入母屋造・銅板葺の本堂は庫裏・山門とともに指定されている。
長野県上田市別所、北向観音の本坊・常楽寺に立つ石造の多宝塔。総高2.74メートルの安山岩製で、弘長2年(1262年)の銘をもつ。石造多宝塔で重要文化財に指定されているのは全国で二基のみで、鎌倉期の優品とされる。
長野県大町市にある盛蓮寺観音堂は、室町後期に建てられた重要文化財。柱幅の約7.5分の1という大面取りの角柱や舟肘木に鎌倉の古い技法を残し、松本盆地最古の寺院建築に数えられる和様と禅宗様の折衷建築です。
白髯神社本殿は長野県長野市鬼無里日影の山間にある神社の本殿で、重要文化財。桃山時代ごろの一間社流造・こけら葺で、僻地にあるため室町時代の様式や地方色を残し、この地方の文化を知るうえで貴重とされている。