三重県の登録有形文化財
三重県 · 登録有形文化財
三重県名張市本町の山中家住宅で、敷地の南西隅に北面して建つ江戸末期の穀物蔵。土蔵造2階建で、外壁は白漆喰を掛けない中塗仕上げ、鉢巻は2段。内部は縦板張りで、中央の梁に束を立てた和小屋とする。2019年登録。
三重県菰野町の横山家住宅主屋は、江戸末期に建てられた木造平屋建、建築面積175平方メートルの上層農家住宅。起りの付いた入母屋造の桟瓦葺に千鳥破風を据え、東が土間、西が床上。大正8年に茅葺から瓦葺へ。2020年に登録有形文化財。
三重県菰野町の横山家住宅旧診療所は、明治後期に建てられた木造平屋建の寄棟造の建物。腰高を木製シングルのうろこ張り、上部を竪板張とし、内部に旧待合室・旧診察室・旧レントゲン室が並ぶ。2020年に登録有形文化財。
三重県菰野町の横山家住宅書院及び渡廊下は、昭和43年ごろ重森三玲の作庭と同時に建てられた書院と渡廊下。10畳の座敷に琵琶棚・付書院・天袋付違棚を備え、三方の縁から枯山水を望む。2020年に登録有形文化財。
三重県菰野町の横山家住宅尽日庵は、明治中期に建てられた二畳台目の草庵風茶室。表千家の吉田紹敬の好みによるとされ、昭和27年ごろと昭和43年ごろの2度移築された。洞床と躙口を備え、2020年に登録有形文化財となった。
三重県菰野町の横山家住宅正門は、江戸後期に建てられた間口4.2メートルの薬医門。切妻造の起り付桟瓦葺で、東の鬼瓦に地元の瓦屋の銘が残る。軒下の石敷の水切溝は重森三玲の作庭時のもの。2020年に登録有形文化財。
三重県菰野町の横山家住宅土蔵は、江戸末期に建てられた土蔵造2階建の蔵。置屋根の桟瓦葺で、1階を簓子下見板張、2階を漆喰塗とし、戸口は銅板張りの片引戸。敷地北側の道路沿いに建つ。2020年に登録有形文化財。
旅館薫楽荘の主屋の西北に建つ、建築面積わずか19平方メートルの小さな土蔵。明治後期の土蔵造二階建で、外壁を銅板張とし、東面の腰には海鼠壁を用いる。通り側は下見板張で、塀と連続する景観をつくる。
伊賀上野・桑町の旧花街に残る旅館薫楽荘の主屋。明治後期の木造二階建で、一階に五室、二階に六室の座敷を設ける。玄関の装飾タイルや四阿風のホール天井に、料理旅館らしい凝った意匠が見られる。
旅館薫楽荘の通りに面して設けられた門及び塀。高さ3.3メートル、延長12メートルの塀に間口2メートルの門口を開き、前後に瓦庇をかける。小壁を黒漆喰で仕上げ、旧花街の通りに粋な構えを見せる。
湯の山温泉の老舗旅館寿亭に建つ水雲閣は、昭和4年築の木造二階建。寒冷地を考えた瓦屋根風の銅板葺で、棟梁城山喜之助が石山寺と同寸の火灯窓やコルバーン方式の板ガラスを用いた。平成20年に登録有形文化財となっている。