長野県・室町
Muromachi長野県 の室町時代(1336 – 1573)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
長野県上田市の国分寺三重塔は、室町時代中期に建立された国指定重要文化財。全国の旧国分寺に残る塔としては最も古く、和様を基調に禅宗様を取り入れた優美な建築美と、聖武天皇の国分寺建立の詔から続く1300年近い歴史を今に伝えます。
長野県飯山市の小菅山中腹、標高約840メートルの岩窟に寄り添うように建つ小菅神社奥社本殿は、室町時代後期(天文年間)の懸造社殿で、国の重要文化財に指定されています。修験道の遺構として全国的にも貴重な一棟で、戸隠・飯縄と並ぶ「信州三大修験霊場」の中枢として、上杉謙信ゆかりの伝承や永正5年銘の附属宮殿2基など、見どころが豊富に残されています。
長野県小布施町の雁田山麓に建つ浄光寺薬師堂は、応永15年(1408年)建立の室町時代初期の仏堂で、国の重要文化財に指定されています。入母屋造・茅葺の優美な姿と、自然石の神秘的な石段、堂内の貴重な仏像群が見どころです。
長野県大町市にある盛蓮寺観音堂は、室町後期に建てられた重要文化財。柱幅の約7.5分の1という大面取りの角柱や舟肘木に鎌倉の古い技法を残し、松本盆地最古の寺院建築に数えられる和様と禅宗様の折衷建築です。
長野県佐久市の新海三社神社の境内に立つ三重塔。永正12年(1515年)建立、こけら葺・全高約20メートルの重要文化財で、和様に禅宗様を交える造り。明治の神仏分離の際、塔ではなく倉と称して破却を免れた一基。
拝殿の裏に並ぶ三棟の本殿のうち、最も小さく簡素な東本社だけが国の重要文化財に指定されている。室町後期の一間社流造で、木鼻の笹の薄肉彫りなどの造作が建立年代を裏づける。佐久の地を開いた祖神、興波岐命を祀る一棟である。
長野県青木村に佇む国宝・大法寺三重塔は、正慶2年(1333年)建立の純和様建築。その美しさから「見返りの塔」と称され、東日本屈指の名塔として知られます。日本最古の鯱や重要文化財の仏像群とともに、信州の鎌倉の魅力をご紹介します。
長野県飯山市に鎮座する健御名方富命彦神別神社末社若宮八幡神社本殿は、室町時代中期に建立された一間社流造の重要文化財です。諏訪信仰の歴史と北信濃の自然が織りなす静謐な境内をご紹介します。
長野県大町市にある若一王子神社本殿は、弘治2年(1556年)に仁科盛康が造営した一間社隅木入春日造の建築で、1931年に国の重要文化財に指定されました。境内には三重塔や観音堂も残り、神仏習合の貴重な姿を今に伝えています。
長野県飯山市照岡、名立山の中腹に建つ白山神社本殿は、正面わずか60.7センチの極小社殿。応永32年(1425年)の墨書銘が残り、桁先の鯱や向拝の古い組物に、室町建築の移り変わりが見える重要文化財です。
八幡神社(長野県佐久市蓬田)の境内に建つ高良社本殿は、延徳3年(1491)に造営された旧本殿で、国の重要文化財。三間社流造・こけら葺で、木鼻や手挟に室町後期の特徴を残す。中山道の旧八幡宿に位置し、附指定の棟札5枚も伝わる。
後醍醐天皇の皇子・宗良親王ゆかりの大鹿村に建つ福徳寺本堂。桁行三間の小さなこけら葺の堂で、長野県内では上田の中禅寺薬師堂に次いで古い。室町前期の簡素ながら洗練された意匠を残し、扉は年に一度しか開かれない。
長野県上田市東内に位置する法住寺虚空蔵堂は、室町時代後期に再建された国指定重要文化財です。和様を基調に禅宗様の要素を取り入れた建築美と、併せて指定された厨子の精巧な造りをご紹介します。
長野県安曇野市穂高有明に位置する松尾寺本堂は、1528年建立・1959年国指定重要文化財の室町時代末期建築。全国に例のない化粧隅木の構法や豪壮優雅な意匠を持ち、藤棚や牡丹の名所としても親しまれています。