長野県・明治
Meiji長野県 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
長野県小川村の薬師沢石張水路工は、明治時代から昭和にかけて地元住民の手により築かれた国登録有形文化財。フォッサマグナ近くに位置するこの石積み砂防施設は、約1.3kmの散策道とともに四季折々の美しさを見せてくれます。
長野県東筑摩郡麻績村に残る芦澤第三号石積堰堤は、明治20年(1887年)に築かれた国の登録有形文化財。「六つ巻」空石積工法による砂防施設の歴史と見どころ、アクセス情報をご紹介します。
長野県松本市の牛伏川支流・合清水沢に築かれた、明治時代の石積砂防堰堤。令和3年(2021)に国の登録有形文化財に登録。高さ7.8m、堤長17.5m。優美な曲線状の水通しと、上流の緩勾配の堆砂地が見どころで、内務省による明治期砂防事業の貴重な現役遺産です。
松本市保福寺町の小澤家、屋敷地西辺に東面して建つ南土蔵。明治四十一年の建築で、軒先まで漆喰を塗り込めて垂木形を見せ、腰は海鼠壁とする。一階は中央土間と両脇の板敷からなる実用本位の蔵。
長野県軽井沢町に残る旧ライシャワー家別荘は、明治後期に建てられた登録有形文化財です。米国長老派宣教師オーガスト・K・ライシャワーが営み、駐日大使エドウィン・ライシャワーが幼少期を過ごした杉皮張りの別荘は、軽井沢の別荘文化の一典型として高く評価されています。
犀川沿いの川中島地方、もと庄屋・小林家住宅の正門脇に建つ薫蒸蔵。土塀と一体に門構えを形づくり、亀甲石積の上に水平線を強調した洋風の軒をのせる。明治期の構法を伝える登録有形文化財で、住宅は一般に公開されている。
長野県塩尻市、中山道本山宿に建つ小林家住宅主屋。屋号は川口屋。明治2年の大火後に再建された大型旅籠で、木曽地域でも珍しい二重出梁づくりが特徴です。秋山家・田中家と三棟が連なり、宿場の町並みを今に伝えます。
長野市南部に残る五明家住宅離れ座敷は、明治前期の木造平屋建。寄棟造に下屋をまわし、主座敷には床・トコ脇・付書院と六角形の棹縁天井を備える。2010年登録の有形文化財で、書院造の凝った造作が見どころ。個人住宅のため非公開。
長野市の旧家・五明家の屋敷に残る、畳一間ほどの小さな二階建文庫蔵。切石積の基礎に立ち、漆喰塗の白壁と、東面の庇を受ける雲紋の持送りが目を引く。明治前期の建築で、昭和12年頃に改修。平成22年に国の登録有形文化財となった。
長野県上田市上塩尻に残る登録有形文化財。明治30年建築の土蔵造二階建の穀蔵で、蚕卵紙を国内外に送り出した蚕種の里の暮らしを今に伝える。指定と登録の違いや、本家藤本との関わり、見学の手がかりもあわせて紹介する。
蚕都と呼ばれた上田の上塩尻に建つ、蚕種家・三ツ引佐藤家の蚕室。棟全体にのびる越屋根と南北の窓が、蚕の温湿度を調える通気の工夫を伝える。明治中期の登録有形文化財で、私邸につき外観のみ見学できる。
長野県佐久市協和の佐藤家住宅奥土蔵は、主屋の西に建つ桁行6.6m梁間3.7mの土蔵造二階建。招屋根の味噌部屋を付設し、内部は板床とする。2011年登録の有形文化財で、通りに顔を向けない屋敷の裏側を担う一棟。
長野県佐久市協和の佐藤家住宅勘定部屋は、通り沿いの石垣上、伴部屋と東土蔵に挟まれて建つ木造平屋建。両下造桟瓦葺で、内部は土間床、南面に米櫃を造り付ける。2011年登録の有形文化財で、家の商いを担った一棟。
長野県佐久市協和の佐藤家住宅伴部屋は、通り沿いの石垣上に建つ木造二階建。建築面積21平方メートル、一階は出格子、二階は出窓として持ち出し、軽快な正面をつくる。2011年登録の有形文化財で、四棟のうち最小の一棟。
長野県塩尻市広丘原新田にある国登録有形文化財「島木赤彦寓居」は、アララギ派を代表する歌人・島木赤彦が明治42年から2年間校長として過ごした本棟造の下宿「牛屋」。令和4年に塩尻短歌館横の歌碑公園に移築され、現在は一般公開されています。
長野県長野市の善光寺門前に佇む常徳院門は、明治初期に建てられた薬医門形式の表門です。明治24年の善光寺門前大火を免れた数少ない建造物の一つとして、2006年に国の登録有形文化財に登録されました。切妻造・桟瓦葺の屋根や出三斗による桁の支持など、独特の建築的特徴を持つ貴重な遺構です。
長野市鬼無里に鎮座する白髯神社拝殿は、入母屋造に千鳥破風・軒唐破風向拝を備えた格調高い社殿建築です。天武天皇の遷都伝説や紅葉退治の物語が息づく山里の文化財の魅力をご紹介します。
武重本家酒造の三号蔵は明治後期の仕込蔵。内部の柱を厚板で組みボルトで締めた特異な構造をもつ。酒蔵建築の構造技法の多様性を示す登録有形文化財としての価値と見どころを、旧中山道の町並みとともに紹介する。
武重本家酒造の主屋は明治四十二年の木造二階建。妻面を塗籠た総二階に通庭を通し、奥の蔵へと続く。中山道茂田井の名高い街道景をつくる登録有形文化財としての見どころを、白壁の町並みとともに紹介する。
長野県岡谷市川岸に建つ中央印刷社屋(旧片倉組事務所)は、明治43年(1910)に日本最大の製糸企業・片倉組の本部事務所として、発祥の地・垣外製糸場内に建てられた木造2階建の登録有形文化財です。人造石の柱型と煉瓦壁面の重厚な外観、洋風を基調に和風の大広間を備えた内部意匠が特徴で、平成8年の登録有形文化財制度創設と同時の第1回登録に選ばれました。「シルク岡谷」の繁栄を今に伝える貴重な近代化産業遺産です。