国宝
National Treasures都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。
岩手県平泉・中尊寺の大長寿院に伝わる国宝「紺紙金字一切経」は、平安時代に奥州藤原氏が発願した2,739巻の写経群です。藍色の紙に金と銀で書写された荘厳な経典と、繊細な見返し絵の美しさは日本の写経史上類を見ません。世界遺産・平泉の讃衡蔵で鑑賞できるこの至宝の歴史・魅力・見学情報を詳しくご紹介します。
岩手県平泉・中尊寺の讃衡蔵に展示される国宝「螺鈿八角須弥壇」は、平安時代後期に制作された八角形の仏壇です。螺鈿細工・沃懸地・迦陵頻伽の金銅打出し板など、奥州藤原氏の仏教文化の粋を集めた至高の工芸品をご紹介します。
岩手県平泉・中尊寺大長寿院が所蔵する国宝「紺紙著色金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図」は、平安時代12世紀に奥州藤原氏のもとで制作された全10幀の仏教絵画です。紺紙の上に金泥で経文を宝塔の形に書写し、周囲に金銀泥と彩色で経典の内容を描いた、世界唯一の金光明経系宝塔曼荼羅の完本です。
岐阜市唯一の国宝「金銅獅子唐草文鉢」は、奈良時代に制作され東大寺大仏の落慶法要に使われたと伝わる名器です。護国之寺の歴史や日野金丸の伝説、年2回の特別公開情報をご紹介します。
備中国青江派の刀工・康次が鍛えた国宝太刀。足利義昭から島津義久に贈られた由緒ある名刀で、岐阜県高山市の光ミュージアムに所蔵されています。豪壮な姿と華やかな刃文の魅力をご紹介します。
国宝『入唐求法巡礼行記』は、平安時代の天台宗の僧・円仁(慈覚大師)が最後の遣唐使として唐を約10年間旅した記録です。正応4年(1291年)に僧・兼胤が書写した現存最古の写本で、唐代中国の社会・風俗・宗教を伝える一級の歴史資料として、マルコ・ポーロの『東方見聞録』と並ぶ世界的名著とされています。
平安時代の延久5年(1073年)に大江家国が書写した『史記』孝文本紀第十は、年代の判明する世界最古の『史記』写本として国宝に指定されています。漢文訓読の貴重な訓点を残し、日本語史・学問伝承の第一級資料として東北大学附属図書館に所蔵されています。
仙台市の東北大学が所蔵する国宝「類聚国史巻第廿五」の魅力を紹介。菅原道真が勅命を受けて892年に完成させた六国史の分類編纂書で、平安時代後期の貴重な古写本です。
国宝・宇治上神社拝殿は鎌倉前期、年輪年代測定で1215年頃の檜材と判明した現存最古の拝殿。蔀戸や低い床、高欄付の縁など寝殿造の要素を備え、縋破風により切妻造でありながら入母屋造に見える。附指定は桟唐戸4枚と蟇股1個。
宇治川東岸に建つ国宝・宇治上神社本殿。2004年の年輪年代測定で1060年頃伐採の檜材と判明し、現存最古の神社建築とされる。一間社流造の内殿三棟を覆屋が包む特異な形式で、左殿の古風な蟇股が最古の証となる。
京都府木津川市の山中に佇む海住山寺五重塔は、建保2年(1214年)建立の鎌倉時代唯一の現存五重塔です。法隆寺と並ぶ裳階付き五重塔や華麗な内部彩色など、800年の歴史が息づく国宝建築の魅力と、紅葉・桜に彩られる四季の美しさ、周辺の古寺巡礼情報をご紹介します。
京都市北区に鎮座する賀茂別雷神社(上賀茂神社)は、677年創建の京都最古の神社のひとつ。国宝の本殿・権殿をはじめ41棟の重要文化財を有し、境内全域がユネスコ世界文化遺産に登録されています。流造の古制を伝える社殿建築、神秘的な立砂、京都三大祭・葵祭など、千年を超える歴史と文化の魅力をご紹介します。
世界遺産・東寺の塔頭寺院に残る国宝・観智院客殿。慶長10年(1605年)建立の書院造建築、宮本武蔵筆と伝わる「鷲の図」「竹林の図」、五大虚空蔵菩薩など、桃山時代の文化遺産の魅力をご紹介します。
京都・東寺の五重塔は総高約54.8メートルで、現存する木造塔として国内最高の高さを誇る。落雷などで四度焼失し、現在の塔は徳川家光の援助のもと1644年に再建された五代目。初層には金剛界四仏を安置する密教空間が広がる。
豊臣秀頼の寄進で慶長8年(1603年)に再建された東寺金堂。和様・禅宗様・大仏様を融合した桃山建築の国宝で、像高約2.88メートルの薬師三尊像を安置する。裳階の中央を一段高く切り上げた意匠も見どころ。
京都・東寺の境内北西に建つ国宝、大師堂(御影堂)。弘法大師空海の住房を康暦二年(一三八〇年)に再建した住宅風の仏堂で、不動明王坐像と弘法大師坐像を安置する。毎朝六時には空海に食事を供える生身供が営まれ、誰でも無料で参拝できる。
京都・東寺の西側、壬生通りに西面して建つ国宝の門。弘法大師空海が高野山へ旅立つ際この門を出ると、足跡に蓮の花が咲いたと伝わる。現存する建物は鎌倉前期の再建で、古式を厳守した三間一戸八脚門の傑作と評される。
京都最古の寺院・広隆寺の境内に佇む国宝・桂宮院本堂は、鎌倉時代に建立された希少な八角円堂です。純和様の檜皮葺き建築の魅力、聖徳太子信仰との深い縁、そして宝冠弥勒をはじめとする寺宝の見どころを詳しくご紹介します。
京都・醍醐寺の世界遺産境内に佇む国宝・三宝院唐門。慶長4年(1599年)に建立された黒漆塗りの勅使門は、菊紋と五七桐紋の金箔透かし彫りが壮麗な桃山時代の傑作です。醍醐の花見の歴史とともに、見どころ・アクセス・拝観情報を詳しくご紹介します。
世界遺産・醍醐寺に佇む三宝院殿堂は、護摩堂・庫裏・純浄観・玄関・勅使の間・秋草の間・葵の間・宸殿からなる重要文化財の建造物群。豊臣秀吉の醍醐の花見ゆかりの桃山建築と名庭園の魅力をご紹介します。