江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
東京国立博物館に寄託される国宝「馮子振墨蹟〈画跋〉」は、北宋の画家易元吉の草虫図巻に元の文人馮子振が記した跋文。絵は失われ書のみが残る。切断を戒めた千利休添状が附指定され、横幅約120センチの原形をとどめる。
石場家住宅は青森県弘前市亀甲町にある18世紀前半の商家の住宅で、重要文化財。弘前藩に出入りして藁工品を扱った商家で、弘前城の亀甲門の向かいに建ち、正面全体に「こみせ」が付く。木柄が太く、土間の梁組は豪壮で、有料で公開されている。
青森県弘前市の岩木山神社楼門は、寛永5年(1628年)に2代弘前藩主・津軽信枚が百沢寺の山門として建てた丹塗りの五間三戸楼門。明治の神仏分離で寺は廃され、神社が門を受け継いだ重要文化財です。棟高は17.85メートルに及びます。
青森県五戸町に残る江渡家住宅は、南部藩五戸代官所の下役を務めた給人の家。天明3年(1783年)頃の建築で、土間に続く居住四間と接客の座敷四間が在郷武士住宅の完成した形を示す。寄棟造茅葺の大型民家で、見学は外観のみ。
青森県十和田市にある旧笠石家住宅は、江戸後期18世紀後半の茅葺農家。礎石に直接柱を立てる石場建てや手斧仕上げの梁を残し、全体の約三分の一を馬屋が占める馬産地ならではの間取りが特徴。昭和48年に重要文化財に指定された。
宝暦6年の武家住宅台帳に笹森家として記された、弘前・仲町に現存する最古の武家住宅。天井を張らずヒバの小屋組を見せ、農家の間取りに座敷と玄関を加えた中下級武士の住まい。2016年に国の重要文化財に指定。入館無料。
青森県弘前市の長勝寺境内に佇む津軽家霊屋は、弘前藩歴代藩主と正室を祀る五棟の国指定重要文化財です。1631年から1753年にかけて建立された霊屋群は、素木造の端正な外観と極彩色の天井画が見事なコントラストを成し、120年にわたる江戸時代霊廟建築の変遷を今に伝えています。禅林街33ヶ寺の最奥に位置する格式高い寺町の風景とともに、弘前の歴史文化を深く体感できる特別な場所です。
弘前市笹森町の東照宮本殿は寛永5年(1628年)に建てられた三間四方の入母屋造・妻入の本殿で、国の重要文化財。他藩の東照宮に比べ素木造の簡素なつくりだが、細部から構造まで桃山時代の技術が生かされている。
南部利康霊屋は青森県南部町小向に寛永8年(1631年)頃建てられた南部利康の霊廟で、国の重要文化財。黒漆の軸組に極彩色の文様と鍍金金具を施した江戸時代前期の霊廟建築の典型とされ、年末年始を除き有料で公開されている。
青森県黒石市甲大工町の九戸家住宅主屋は、黒石陣屋の侍町に残る江戸後期の茅葺住宅である。桁行六間・梁間五間の寄棟造で、古い形式の床構えを残す。津軽承捷の生家とされ、いまも人が住む非公開の個人住宅である。
徳川秀忠が母西郷局の菩提寺・宝台院の表門として寛永5年に建立した朱塗りの門。大正7年に応声教院へ移築され、昭和15年の静岡大火を免れた。奥行が一間しかない珍しい八脚門で、現在は解体を伴う保存修理工事中。
嘉永7年の地震で倒壊した後、安政2年から文久元年にかけて城主太田資功が再建した掛川城二の丸の御殿。城内に御殿が残るのは全国で四例のみ。表の座敷から城主の私邸、役人の執務室までほぼ全体が現存する重要文化財です。
静岡市の久能山に鎮座する久能山東照宮の重要文化財建造物群を紹介。楼門・唐門・廟所宝塔など13棟の文化財が伝える江戸初期の華麗な建築美と徳川家康公の歴史をご案内します。
静岡県三島市の三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿は、安政元年の東海大地震後に総欅の素木造りで再建された複合社殿。慶応期に小沢半兵衛・希道一派が手がけた精緻な彫刻が見どころで、平成12年に国の重要文化財に指定された。
油山寺山門は万治2年(1659)に掛川城の大手二之門として建てられ、明治6年に油山寺へ移築された櫓門です。種別は城郭で、静岡県内に残るこの時期唯一の城門遺構。節のないクスの一枚板の門扉が用いられています。
静岡市葵区の臨済寺本堂は、桁行22.7メートルに及ぶ大型の方丈形式の禅堂で、昭和58年に国の重要文化財に指定された。今川氏の菩提寺として築かれ、人質時代の幼い徳川家康が太原雪斎に学んだ寺としても知られる。
静岡県島田市にある国指定史跡。江戸時代、東海道最大の難所とされた大井川には橋も渡船もなく、旅人は川越人足の肩や輦台に乗って渡った。料金所の川会所や番宿、札場など川越しに関わる施設が街道沿いに復元され、往時の宿場の姿を今に残している。
帯笑園は、静岡県沼津市原の東海道沿いにある植松家の庭園で、平成24年に登録記念物(名勝地関係)に登録された。珍しい植物を集め温室も備えた植物園のような庭で、文政9年に訪れたシーボルトもその美しさを称えた。
海瀬家住宅主屋は静岡県沼津市西浦河内にある江戸時代末期の名主の家の主屋で、登録有形文化財。寄棟造・平入でもとは茅葺、六間取りの床上部をもち、正面の三間続きの座敷は祭礼に神輿を据えて神楽を奉納する場となる。市内で最古の民家とされる。
三嶋暦師の館(旧河合家住宅主屋)は三島市大宮町にある江戸時代末期の住宅で、登録有形文化財。かな文字の暦「三嶋暦」を代々発行した河合家の家で、関所建物の移築と伝える。館内で暦の版木などを無料で公開している。