明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
滋賀県東近江市の小脇町、八風街道沿いに堂々と立つ太郎坊宮阿賀神社一の鳥居は、明治27年(1894年)に建立された石造の明神鳥居です。間口5.4メートルの大鳥居は、北へ延びる参道の彼方に霊峰・赤神山を望む景観の起点として、約1400年の歴史を誇る太郎坊宮への参拝の出発点を象徴。令和元年(2019年)に国の登録有形文化財に指定され、明治期の信仰と石工技術を今に伝える貴重な建造物として親しまれています。
明治中期に建てられた神楽殿は、神に奉じる舞楽・神楽のための建物。銅板葺の木造平屋建で約21平方メートル。長い動乱を経た山上社域の再興を映す建築として、令和元年に登録有形文化財となった。
約2.9平方メートルの授与所は、太郎坊宮阿賀神社で最も小さな登録建造物。明治中期の建立で、勝運の神への信仰を受けたお守りや神札を授ける。銅板葺の木造平屋建として、令和元年に登録有形文化財となった。
明治44年(1911年)建立の手水舎は、参拝前に手と口をすすいで身を清める場。銅板葺の開放的な木造で約5.0平方メートル。俗から聖への節目を担う建物として、令和元年に登録有形文化財となった。
明治13年(1880年)に懸造で建てられた舞台は、赤神山の斜面から高さ約13メートルせり出す高床の空間。昭和23年に床のみコンクリートで改修。眼下に湖東平野が開け、令和元年に登録有形文化財となった。
滋賀県近江八幡市にある白雲館は、明治10年(1877年)に近江商人の寄付により八幡東学校として建てられた擬洋風建築の傑作です。国登録有形文化財に指定されたこの建物は、洋風の外観に唐破風や太鼓楼といった和の意匠を融合させた独特の姿が魅力。現在は観光案内所として近江八幡散策の拠点となっています。
鹿児島県伊佐市の山間に佇む旧曽木発電所ヘッドタンクは、明治42年(1909年)に築かれた切石積の石造遺構です。野口遵が創設した曽木第二発電所の重要施設で、九州初期の水路式発電を物語ります。本館は水没しますが、ヘッドタンクは高台にあり通年見学可能。日本の電気化学工業発祥の地として国の登録有形文化財に登録されています。
鹿児島県姶良市にある白金酒造石蔵は、明治2年創業の鹿児島最古の焼酎蔵に残る国登録有形文化財の石造蔵。西郷隆盛ゆかりの蔵で、製造工程見学や試飲が楽しめる石蔵ミュージアムの見どころを紹介します。
薩摩川内市入来町の後川内川に架かる新大橋は、明治42年に築かれた石造二連アーチ橋の登録有形文化財です。薩摩の石造技術と武家屋敷群の歴史的景観をご紹介します。
鹿児島県龍郷町にある瀬留カトリック教会司祭館は、明治時代に建てられた国登録有形文化財です。フランス人宣教師による布教の歴史、昭和初期の迫害を乗り越えた信仰の記録を今に伝える、奄美大島ならではの貴重な文化遺産をご紹介します。
鹿児島県龍郷町に佇む瀬留カトリック教会聖堂は、明治41年(1908年)に建てられた木造教会堂です。国登録有形文化財に登録されたこの三廊式の聖堂は、奄美大島におけるカトリック布教の歩みを今に伝えています。
鹿児島県奄美市笠利町に佇む薗家住宅主屋は、ヒキモン構造や分棟型の間取りなど奄美独自の建築文化を色濃く残す国登録有形文化財。築150年以上の歴史と美しい庭園の魅力をご紹介します。
明治30年(1897)、台湾割譲後の南方航路整備のため永田岬に築かれた屋久島灯台。煉瓦と御影石の折衷造りで、扇形の附属舎や歯飾の軒をもつ。ブラントン型煉瓦灯台の日本最後の作例とされ、現存する明治期煉瓦灯台では最南端に立つ。
屋久島灯台の構内を囲う延長136mの石塀。明治30年(1897)、灯台と同じ年に築かれた。屋久島産の花崗岩を三段に積み、上に煉瓦を三段重ねて笠石状に仕上げる。過酷な海岸の気象に耐える重厚な造りで、灯台と同日に登録有形文化財となった。
鹿児島県南九州市知覧町南別府の安田家住宅主屋は明治中期の木造平屋建。桁行7間梁間4間半、西を寄棟造、東を入母屋造とする東西棟の桟瓦葺で、土間・シモザ・ナカエ・オモテを一棟に納める。平成19年に登録有形文化財となった。
鹿児島県南九州市知覧町南別府の安田家住宅土蔵一は明治中期の土蔵造2階建。桁行3間梁間2間半、主屋の西で通りに接して建ち、切石布積の基礎に漆喰壁を立てる質実簡明な外観をもつ。平成19年に登録有形文化財となった。
鹿児島県南九州市知覧町南別府の安田家住宅土蔵二は明治中期の土蔵造2階建。土蔵一の南に南北棟で連続して建ち、通り側の屋敷構えを造る。棟高はやや低く、正面のみ漆喰を軒まで塗り込める。平成19年に登録有形文化財となった。
鹿児島県南九州市知覧町南別府の安田家住宅門及び石垣は明治中期の石造。屋敷地北側西端の間口3.1メートルの門から切石2〜5段の石垣が延び、高さ0.7〜1.4メートル、総延長77メートルに及ぶ。平成19年に登録有形文化財となった。
鹿児島県歴史・美術センター黎明館に収蔵される国指定重要文化財「大久保利通関係資料」は、明治維新の三傑・大久保利通に関する日記・書簡・公文書・遺品など1,650点からなる貴重な歴史資料群です。西郷隆盛や岩倉具視らとの書簡、ロンドンからの手紙、行政改革の大綱など、近代日本誕生の舞台裏を伝える第一次資料を、薩摩藩の居城跡に建つ黎明館でご覧いただけます。
秋田県横手市大森町に佇む赤川家住宅蔵は、明治期に建てられた一棟の土蔵です。2005年に国の登録有形文化財(建造物)として登録され、豪雪地帯ならではの職人技と、近代の地方商家の繁栄を今に伝える貴重な建築遺産。保呂羽山の麓に広がる大森の町並みと共に、雪国秋田の文化的景観を形づくっています。