明治

Meiji

明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

5,469 明治時代 1868 – 1912
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絹本墨画淡彩風雨山水図〈伝馬遠筆〉
東京都 南宋
絹本墨画淡彩風雨山水図〈伝馬遠筆〉

聳える山々のなか、傘をすぼめた一人の男が雨中を急ぐ。南宋の宮廷画家・馬遠の筆と伝わる国宝の絹本墨画淡彩山水図です。早く日本に渡り、室町時代の水墨画の手本となった静嘉堂の名品を、見どころとともに解説します。

北〓居簡墨蹟〈登承天万仏閣偈/己丑仲冬幾望〉
東京都 南宋
北〓居簡墨蹟〈登承天万仏閣偈/己丑仲冬幾望〉

東京国立博物館が蔵する南宋の禅僧・北磵居簡の墨蹟一幅。紹定2年(1229)、蘇州承天寺の万仏閣に登った折の偈頌で、痩硬の筆致が際立つ。記録上もっとも早く茶掛けに用いられた墨蹟とされる。昭和31年指定の重要文化財。

紙本墨画六祖挟担図「直翁」の印がある
東京都 南宋
紙本墨画六祖挟担図「直翁」の印がある

東京都世田谷区の五島美術館が所蔵する国宝「紙本墨画六祖挟担図」は、中国・南宋時代(13世紀)に描かれた禅画の名品です。画面左下の「直翁」の印で知られるこの一幅は、禅宗第六祖・慧能が『金剛経』の読誦に聴き入る瞬間を、淡墨の中に濃墨を点じる罔両画様式で描き出しています。偃谿黄聞の賛が制作時期を示す貴重な作例で、1952年に国宝指定されました。拝観情報と見どころを詳しく紹介します。

紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉
東京都 南宋
紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉

東京・南青山の根津美術館が所蔵する国宝「紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉」は、13世紀の南宋時代に描かれたとされる水墨画の最高峰。瀟湘八景図の一図で、足利義満の鑑蔵印「道有」を捺す東山御物。夕陽の三条の光と湿潤な大気を墨だけで描き出した、数年に一度しか公開されない幻の名品です。

大谷川堰堤
徳島県 明治
大谷川堰堤

徳島県美馬市脇町の大谷川に残る大谷川堰堤は、オランダ人技師ヨハニス・デ・レイケの指導のもと明治期に築かれた石造砂防堰堤です。四国で唯一現存する明治期の砂防堰堤であり、デ・レイケの指導下で築かれた砂防堰堤として国内最大規模を誇ります。緩やかな曲線と三段の石積みが美しく、周辺はチューリップと風車のデ・レイケ公園として整備。今も現役の治水施設として機能し続ける生きた文化財です。

願勝寺山門
徳島県 明治
願勝寺山門

徳島県美馬市の寺町に佇む願勝寺山門は、明治時代に建立された三間一戸八脚門で、花頭形の開口部や植物文様など全国的にも類を見ない独創的な意匠が評価され、2009年に国の登録有形文化財に登録されました。奈良時代創建の古刹・願勝寺の正門として、四国最古の枯山水庭園や美馬の歴史ある寺町とともに、知られざる文化の宝庫を訪ねる旅へとお誘いします。

旧川口郵便局局舎及び主屋
徳島県 明治
旧川口郵便局局舎及び主屋

徳島県三好市山城町に佇む旧川口郵便局局舎及び主屋は、明治38年(1905年)築の洋館と和館が一体化した国登録有形文化財です。白とエメラルドグリーンの美しい外観、下見板張の洋館と出格子の和館が織りなす明治建築の魅力を紹介します。

島尾家住宅店舗兼主屋
徳島県 明治
島尾家住宅店舗兼主屋

徳島県三好市井川町辻に残る島尾家住宅店舗兼主屋は、幕末から明治にかけて刻み煙草産業で栄えた辻地区の繁栄を伝える国登録有形文化財です。吉野川沿いの宿場町として発展した辻の歴史的町並みの中核をなす商家建築の魅力と、周辺の観光情報をご紹介します。

島尾家住宅離れ
徳島県 明治
島尾家住宅離れ

徳島県三好市井川町に残る島尾家住宅離れは、登録有形文化財に指定された伝統的な日本家屋です。祖谷渓周辺の山間部に息づく歴史的建造物の魅力と見どころをご紹介します。

中和商店仕込蔵
徳島県 明治
中和商店仕込蔵

徳島県三好市池田町に佇む中和商店仕込蔵は、明治時代に建てられた国登録有形文化財の酒造施設です。享和2年(1802年)創業の中和商店が煙草製造から酒造業へ転じた歴史を今に伝え、独特の丸太小屋組による大空間や、全国新酒鑑評会金賞受賞の銘酒「今小町」の醸造現場など、見どころが豊富です。

箸蔵寺高灯籠
徳島県 明治
箸蔵寺高灯籠

明治17年(1884年)建立。かつて吉野川を行き来する舟の目印となった特異な木造二重灯籠で、袴腰・宝形造瓦葺・唐破風・扇垂木・花頭窓など寺院本堂級の装飾意匠を凝縮する。平成23年10月28日、国の登録有形文化財に登録。

箸蔵寺手水舎
徳島県 明治
箸蔵寺手水舎

徳島県三好市の真言宗御室派別格本山・箸蔵寺。明治29年(1896年)建立の手水舎は、般若心経昇経段278段を登り切った本殿前に佇む。平成23年10月28日に国の登録有形文化財に登録された。

萬福寺鎮守堂
徳島県 明治
萬福寺鎮守堂

徳島県那賀町の山あいに建つ圓明山萬福寺。高野山真言宗の古刹の境内には、寺を守護する神を祀る小さな鎮守堂が静かにたたずんでいます。本堂・鐘楼・土蔵とともに、平成17年に国の登録有形文化財に登録されたこの四棟は、江戸末期の山寺の姿をそのまま今に伝えています。神仏習合という日本独自の信仰のかたちと、「四方蓋民家風」と呼ばれる地域色豊かな建築様式を、ぜひ現地で感じてみてください。

旧青木家那須別邸
栃木県 明治
旧青木家那須別邸

栃木県那須塩原市にある旧青木家那須別邸は、明治時代に外務大臣を務めた青木周蔵が建てたドイツ風洋館で、国の重要文化財に指定されています。ドイツで12年間建築を学んだ松ヶ崎萬長が設計した日本国内唯一の現存作品で、鱗型スレートの外壁やドイツ式木造架構など、独特の建築技法が見どころです。那須野ヶ原の開拓と明治元勲の暮らしを今に伝える貴重な文化遺産です。

古河橋
栃木県 明治
古河橋

栃木県日光市足尾町の松木川に架かる古河橋は、明治23年(1890年)にドイツ・ハーコート社製の鋼材で建設された国指定重要文化財のトラス橋です。足尾銅山近代化の歴史と日本の橋梁技術の発展を伝える、原位置に残る国内最古のハーコート社製橋梁遺構です。

三森家住宅(栃木県那須郡那須町)
栃木県 明治
三森家住宅(栃木県那須郡那須町)

栃木県那須町伊王野の重要文化財。江戸時代に交代名主と問屋を務めた三森家の住まいで、享保18年(1733年)建立の茅葺き主屋と、明治期の長屋門が一構えで伝わる。県北部の上層民家を代表する大型の古民家で、土間のいろりやうまや、上段の間が残る。

新藤氏庭園
栃木県 明治末期
新藤氏庭園

栃木県足利市の春日岡台地に明治末期に作庭された新藤氏庭園は、約5メートルの高低差を活かした稀有な垂直構成の日本庭園。落差3メートルの滝石組とS字状の園池、二階建ての離れが一体となった景観は、国の登録記念物(名勝地)に指定されています。通常非公開ですが、足利の文化財一斉公開で特別公開されることもあります。

足尾キリスト教会
栃木県 明治
足尾キリスト教会

1908年(明治41年)、英国・鉱山伝道団からの献金で建立された足尾キリスト教会は、かつて「日本一の鉱都」と謳われた足尾の地に唯一現存する初期の教会堂で、2014年に国の登録有形文化財に登録されました。命がけで働いた銅山労働者たちの信仰生活を今に伝える、産業と信仰の交差点です。

飯塚家住宅新宅裏門
栃木県 明治
飯塚家住宅新宅裏門

飯塚家住宅新宅裏門は、明治四十年頃に敷地の背面に建てられた木造の門。裏門ながら良材を用い、大規模で格式ある形式を備えて屋敷背面の景観を整える。冠木と腕木を用いた切妻・桟瓦葺で、外からも見学できる。

飯塚家住宅新宅表門及び塀
栃木県 明治
飯塚家住宅新宅表門及び塀

飯塚家住宅新宅表門及び塀は、明治四十年頃の花崗岩製の門と、腰部を大谷石で積んだ桟瓦葺の板塀からなる。一石の高い門柱と広い門口が当家の格式を示す。通りに面しており、外からいつでも見学することができる。