室町
Muromachi室町時代(1336 – 1573)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
円通寺表門は栃木県芳賀郡益子町大沢の円通寺にある永正8年(1511年)の四脚門で、重要文化財。切妻造で、茅葺の形を銅板で写した屋根をもつ。大正5年(1916年)に指定された。文化庁DBに解説文は掲載されていない。
栃木県芳賀郡益子町の西明寺三重塔は、天文6年(1537)建立とされる国の重要文化財。初層は和様、二層は折衷様、三層は唐様と重ごとに様式が変わり、総高は約17.9メートル。銅板葺の屋根も塔としては珍しい仕様である。
栃木県芳賀郡益子町の西明寺本堂内陣、須弥壇上に据えられた黒漆塗の厨子。内部柱の墨書は応永元年(1394)を示すが、文化庁の解説は細部の手法から明応年間の楼門と同時期の作とも記す。昭和37年に重要文化財へ指定。
栃木県芳賀郡益子町の西明寺楼門は、15世紀末の建立とされる国の重要文化財。三間一戸、入母屋造の茅葺で、礎盤の上に立つ柱は三十二角に削られ、上層の勾欄を唐様の三手先斗栱が受ける。前室には仁王像を安置する。
栃木県芳賀郡益子町の地蔵院本堂は、天文十一年(一五四二)頃の建立とされ、大正五年に国の指定を受けた阿弥陀堂建築である。宇都宮氏の氏寺であった尾羽寺の遺構で、近くには宇都宮家累代の墓所と、重要文化財の綱神社本殿および大倉神社本殿が残る。
栃木県益子町の綱神社境内に建つ摂社・大倉神社本殿は、大永7年(1527年)建立の一間社流造・茅葺の社殿。本社の綱神社本殿とともに国の重要文化財に指定され、小規模ながら室町後期の手法をよく示す。八角の身舎内部や三斗組の細部に見どころがある。
栃木県益子町に立つ綱神社本殿は、室町時代の三間社流造・茅葺きの社殿。宇都宮朝綱が土佐から戻り、賀茂明神を勧請したのが始まりと伝わる。素朴で力強い室町期の彫刻が残り、大正5年に国の重要文化財に指定された。
村檜神社本殿は栃木県栃木市岩舟町小野寺にある室町時代後期の三間社春日造の本殿で、重要文化財。檜皮葺の屋根をもち、藤原秀郷が戦勝を祈願したと伝わる古社に建つ。指定は明治41年の旧法による指定にさかのぼる。
宇太水分神社末社春日神社本殿は、宇陀市菟田野の宇太水分神社にある室町時代中期の重要文化財。国宝の本殿と同じ一間社隅木入春日造を少し小ぶりに建て、春日大社・興福寺の荘園の縁で勧請されたと伝わる。見どころと瑞垣内拝観を紹介。
宇太水分神社末社宗像神社本殿は、宇陀市菟田野の宇太水分神社にある室町時代後期の重要文化財。春日造が4棟並ぶ高台に、ただ1棟の一間社流造として建つ。隣の春日神社本殿との屋根の向きの違い、修理の経緯、瑞垣内拝観を紹介。
生駒市上町の圓證寺境内に立つ室町時代後期の石造五輪塔。筒井順慶の父順昭の供養塔で、法名と天文19年(1550年)6月20日の命日が刻まれる。各輪の四方に梵字を刻み、総高約2.6メートル。昭和36年(1961年)に重文指定。
奈良市忍辱山町の圓成寺にある室町時代後期の本堂(阿弥陀堂)。1466年の兵火後に焼失前の平安時代の堂の規模と様式を引き継いで再建され、文明4年(1472年)の建立。妻入の入母屋造で正面に舞台を持ち、重要文化財に指定されている。
生駒市上町の圓證寺にある室町時代後期の本堂。筒井順昭の菩提寺として奈良に開かれた寺の堂で、天文21年(1552年)の建立。舟肘木を用いた簡素な方三間の寄棟造で、寺の移転とともに奈良市から移された。拝観は電話予約制。
奈良市忍辱山町の圓成寺の入口に立つ三間一戸の楼門。1466年の兵火で焼けたのち応仁2年(1468年)に再建され、明治39年(1906年)に指定された。正面の花肘木に阿弥陀を表す梵字キリク、背面に牡丹と宝珠が彫られている。
生駒市有里町の圓福寺にある室町時代前期の本堂。来迎壁額縁裏の墨書から応安4年(1371年)の建立とされる方3間の入母屋造で、正面を蔀戸とする。棟札や旧鬼瓦など6種の附とともに大正11年(1922年)に重要文化財に指定。
大神神社摂社大直禰子神社社殿は、神宮寺大御輪寺の本堂を転じた社殿で、内陣に奈良時代、外陣に鎌倉時代前期の部分を残す。入母屋造本瓦葺の仏堂の姿のまま、明治34年(1901年)に国の重要文化財に指定された。
奈良・菅原の喜光寺本堂は、行基が東大寺大仏殿の雛型に建てたと伝わる「試みの大仏殿」。明応8年の焼失後、天文13年(1544年)に室町再建された重要文化財で、裳階を付した寄棟造の堂内に平安期の阿弥陀三尊を安置する。
北室院表門は法隆寺の子院・北室院の表門で、室町時代後期に建てられた檜皮葺の平唐門であり、国の重要文化財である。平唐門という形式、江戸時代の西園院唐門との見比べ方、本堂・太子殿とそろう子院の構えを解説する。
北室院本堂は法隆寺の子院・北室院の本堂で、明応3年(1494年)に建てられた檜皮葺の方三間堂であり、国の重要文化財である。子院の本堂としての価値、山内の方三間堂との見比べ方、非公開である点を詳しく解説する。
奈良県斑鳩町の吉田寺多宝塔は、心柱の墨書銘から寛正4年(1463年)の建立とわかる室町中期の塔。三間多宝塔・本瓦葺で高さ約12メートル、奈良県内最古とされる。塔内には源信ゆかりの秘仏・金剛界大日如来坐像を安置し、年に数日のみ開扉される。