昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
宮崎県宮崎市の県庁敷地東面に立つ宮崎県庁舎東門門柱は、昭和7年築の鉄筋コンクリート造石張仕上げ。間口5.4メートル、高さ2.1メートルの四角主柱と北側の脇柱から成り、正門より格を下げた副門である。平成29年登録。
宮崎県庁舎本館は、昭和7年(1932年)に竣工した鉄筋コンクリート造3階地下1階建のネオ・ゴシック様式建築です。現役の都道府県庁舎本館としては全国で4番目に古く、九州では現存最古を誇ります。設計は置塩章、施工は大林組。広島県呉市倉橋島産の御影石「議院石」、宮崎県五ヶ瀬町産の化石入り大理石、矢羽模様の丸窓ステンドグラスなど、地元の資源と昭和初期建築の粋を集めた名建築で、平成29年に国の登録有形文化財に登録されました。毎月第1日曜日には無料の見学ツアーも開催されています。
青下隧道入口は仙台市青葉区大倉にある導水隧道の坑門。昭和8年築で幅6.0メートル、高さ3.9メートル。柱型とコーニスのマチコレーション飾りをもつ石造ポータルで、平成11年に登録有形文化財となった。青下第1ダムの橋上から見下ろせる。
青下第1ダムは仙台市青葉区熊ヶ根の青下川に築かれた水道専用ダム。昭和9年完成で堤高13.4メートル、堤長41.8メートル。玉石張の越流面を堤頂の青下橋から見下ろせる登録有形文化財である。三基のダムのうち最も下流に位置する。
青下第1ダム取水塔は仙台市青葉区熊ヶ根の貯水池に立つ鉄筋コンクリート造の塔。昭和8年築で高さ15.5メートル、内径2.4メートル。三段の取水口で水質を選び、量水池へ導く登録有形文化財。青下橋の上から間近に見られる。
青下第3ダムは仙台市青葉区大倉の青下川最上流に築かれた水道専用ダム。昭和9年完成で堤高15.2メートル、堤長60.4メートル。副堰堤下流に泥吐出口をもつ登録有形文化財で、見学路はない。第2貯水池との満水位差は約18メートル。
青下第2ダムは仙台市青葉区熊ヶ根の青下川に築かれた水道専用ダム。昭和9年完成で堤高14.4メートル、堤長39.2メートル。第1貯水池との満水位差は約10メートルで、森の散策路の奥から望める。堤上への立ち入りはできない。
青下ダム記念碑は仙台市青葉区熊ヶ根の青下第1ダム脇に建つ石造の記念碑。昭和9年建立で幅14.4メートル、高さ2.6メートル。正面に山羊頭の噴水口、背面に工事関係者名の銘板をもつ登録有形文化財。桜と藤棚のある広場に立つ。
青下ダム旧管理事務所は仙台市青葉区熊ヶ根の青下第1貯水池右岸に建つ水源地事務所。昭和8年築の鉄筋コンクリート造で建築面積70平方メートル。曲面の階段室と丸窓をもつ登録有形文化財である。青下水源地の散策路の起点にあたる。
青下量水堰は仙台市青葉区大倉、青下第3ダムの518メートル上流にある流量計測用の堰。昭和8年築で堤高2.0メートル、堤長20.0メートル。右岸寄りの切欠きで流量を測る登録有形文化財である。一般向けの見学路はない。
宮城県白石市の鎌先温泉、温泉街の最奥に建つ三階建ての木造旅館。昭和十二年の豪雨被害を受けて昭和十六年に再建され、地階から三階まで貫く通し柱と廻廊の高欄が、平成二十八年に国の登録有形文化財として登録された。
宮城県気仙沼市の「風待ち地区」に建つ角星店舗は、昭和初期の土蔵造り店舗建築として国の登録有形文化財に登録されています。東日本大震災の津波で甚大な被害を受けながらも、5年8か月をかけて元の位置に再建された復興のシンボルをご紹介します。
仙台市青葉区片平にある旧仙台高等工業学校建築学科棟は、昭和5年に竣工した鉄筋コンクリート造三階建の校舎。一階を貫くヴォールトの通り抜け通路が正門を兼ね、レンガアーチの頂部にはSKKの学章が今も掲げられている。
宮城県栗原市一迫にある旧高橋家住宅(風の沢ミュージアム)馬屋は、昭和9年頃の茅葺建築。桁行11メートルの大型で、西半を土間、東半を床上とし、軒はせがい造で深くとる。主屋とともに令和3年に国の登録有形文化財となった。
昭和5年築、建築面積1,662平方メートルの旧東北帝国大学工学部機械学及び電気学教室。左右対称の立面中央にアーチ玄関・石張・塔屋を集中させた意匠が特徴で、工学部草創期の姿を伝える国の登録有形文化財である。
昭和4年築の旧東北帝国大学工学部機械学及び電気学実験室。一階煉瓦タイルにアーチ窓、二階リシン仕上に矩形窓の二層構成で、中央玄関にステンドグラスを掲げる。教室棟と一体で登録された国の登録有形文化財。
昭和2年築の旧東北帝国大学法文学部第二研究室。切妻破風を掲げた玄関部に矢筈貼の煉瓦タイルを飾る愛らしい校舎で、仙台空襲を越えて残った法文学部唯一の校舎建築。令和3年登録の国の登録有形文化財である。
昭和7年築の旧東北帝国大学理学部化学教室棟。スクラッチタイルの外壁に柱形の垂直線を強調し、石張の中央玄関が荘重な表情を見せる昭和初期の大学建築。現在は東北大学本部棟1として活用される登録有形文化財。
宮城県伊具郡丸森町に建つ旧丸森郵便局は、昭和10年(1935年)に竣工した木造2階建ての洋風建築で、平成21年に国登録有形文化財に登録されました。1階のスクラッチタイル、2階の人造石洗出し仕上げ、歯飾りのパラペットなど、昭和初期に流行した近代洋風意匠を地方の町に伝える貴重な実例です。隣接する齋理屋敷と合わせ、丸森の歴史的町並みを訪ねる旅にふさわしい一棟です。
仙台市青葉区八幡町に佇む庄子屋醤油店は、江戸時代末期創業の老舗。昭和11年築のセガイ造り商家建築は国登録有形文化財に指定され、今も仙台味噌・醤油の製造販売を続けています。