昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
JR多度津工場の中心に建つ最大の建物。昭和6年(1931年)の鉄筋コンクリート造平屋建で、桁行は114.4メートルに及ぶ。大建屋に並ぶバタフライ屋根が作業床へ光を導き、車両整備の大空間を照らす。
職場一七号の西に並ぶ昭和14年(1939年)の鉄骨造平屋建。桁行43.9メートル、鉄骨プラットトラスに採光用のバタフライ屋根を立ち上げる。一七号とともに多度津工場の歴史的景観の中核をなす建物である。
多度津工場の正門を入ってすぐ、西面して建つ昭和10年(1935年)の木造平屋建。下見板張の外壁と、妻に穿たれた円形換気窓が特徴で、当時の付属建物の簡素な意匠を伝える。現在はPR室として使われている。
職場一七号の南に建つ昭和16年(1941年)の倉庫。本来鉄骨で組むべき構造を、戦時下の物資不足からボルト締めの木造プラットトラスで代用した。鉄骨造の倉庫七号と並び、建築材料の移り変わりを伝える。
職場一七号の南に接する昭和11年(1936年)の鉄骨造平屋建。屋根には鉄骨ワーレントラスを架ける。鉄筋コンクリート造の一七号、木造の倉庫四号と形式を異にし、工場施設の変遷を示す倉庫である。
小豆島・馬木でヤマサン醤油を営む塩田家の北土蔵。石橋から醸造場へ続く通路沿いに建ち、花崗石の切石積基礎に立つ本瓦葺2階建の土蔵で、板塀とともに住宅部の外周を構成する。平成14年登録。
小豆島でヤマサン醤油を営む塩田家住宅の長屋門と塀。入母屋造・本瓦葺で腰を焼杉板張、上部を黒漆喰とし、東に脇門、西に茶室を繋げる。川沿いは谷積石垣の上を源氏塀状として醤の郷の町並みを画す。
小豆島でヤマサン醤油を営む塩田家住宅の東離屋。南北棟・片入母屋造で、馬木川に面する西面に眉庇と格子窓を設ける。もと「店」であったと伝わり、花崗石敷の土台と腰板張で左右の塀と一体の景観をつくる。
小豆島でヤマサン醤油を営む塩田家住宅の南土蔵。馬木川の屈曲部で石積護岸の上に西面を立ち上げる、建築面積約20平方メートルの登録5棟中最小の蔵で、腰板張と漆喰の境に水切瓦を入れて外観に変化をもたせる。
香川県小豆郡土庄町の豊島・唐櫃地区にある清水観音堂は、弘法大師伝説の湧水のそばに建つ素朴な観音堂です。隣接する共同用水場や清水神社とともに、水と信仰が一体となった独特の文化的景観を形成し、2001年に国の登録有形文化財に登録されました。
香川県三豊市三野町に佇む登録有形文化財・下高瀬簡易郵便局(旧丸岡呉服店)。1935年に京都の近代建築を模して建てられた洋風建築で、吹き抜けギャラリーと天窓が見どころ。現在も簡易郵便局として使われる生きた文化財の魅力をご紹介します。
香川県丸亀市西平山町にある堀家時計店は、昭和初期に建てられた看板建築様式の登録有形文化財です。もと医院として建てられた木造2階建ての建物は、モルタル塗の洋風ファサードにゲーブル状の装飾が特徴。丸亀城にも近い歴史的建造物の魅力をご紹介します。
山田家主屋の西南、客間近くに建つ庭門。南庭と西庭を仕切る間口約1.1mの簡素な腕木門で、見付幅31cmの弓形の大型瓦で葺く点に特徴がある。昭和初期の建立で、庭園西方の点景となる登録有形文化財。
香川県善通寺市にある乃木神社手水舎は、明治の名将・乃木希典夫妻を祀る乃木神社の境内施設として昭和10年頃に建てられた登録有形文化財です。伊勢神宮の神明造を近代的に解釈した簡潔で美しい意匠が特徴で、本殿・拝殿・鳥居とともに2002年に文化財登録されました。隣接する讃岐宮(香川県護国神社)や弘法大師誕生の地・善通寺とあわせて、善通寺市の歴史と文化を深く味わえるスポットです。
竜串海域公園に立つ海中展望塔。64段の螺旋階段を水深7メートルまで下りると、16の丸窓が外洋に開く。1971年竣工、2022年に海中展望塔として全国初の登録有形文化財に。連絡橋の老朽化で2026年5月から休館中。
高知県田野町に残る有沢家住宅蔵は、昭和13年築の小さな二階建土蔵。土佐漆喰の白壁に四段の水切瓦をめぐらせ、台風の多い土佐の気候に応える土蔵建築の典型を見せる。江戸期以来の商家町・田野の町並みを構成する登録有形文化財で、主屋・離れと共に登録された。
高知県田野町に建つ有沢家住宅主屋は、昭和12年(1937)築の登録有形文化財。海で身代を築いた網元の家でありながら、北西に式台玄関、南西に八畳座敷を構え、郷士住宅の格式を受け継ぐ。岡御殿や浜口雄幸旧邸とあわせて田野の家並みを歩きたい。
昭和13年(1938年)、田野の網元・有沢家が建てた木造2階建の離れ。一階の通り土間は田野海岸の方へと抜け、海とともにあった暮らしぶりが読み取れる。主屋と渡廊下でつながる、四国一小さな町・田野の登録有形文化財です。
高知県土佐市宇佐に建つ昭和二十二年頃の登録有形文化財。木造平屋建の内部に釜炊き場・燻し場・黴付け場・貯蔵場の四室が鰹節作りの工程順に並ぶ家内製造の建物で、土佐節発祥地である漁港の集落の町並みを今に残す。
高知県土佐市宇佐町に残る泉家住宅の支度部屋と干場。昭和南海地震後の昭和22年頃に再建された鰹節の家内製造施設で、主屋や鰹節製造場とともに平成16年に登録有形文化財となった。土佐節発祥の地に生業の場の姿をとどめる。