静岡県・明治
Meiji静岡県 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
静岡県掛川市に佇む国指定重要文化財・旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂)の歴史と見どころを紹介。1903年竣工の和洋折衷建築は、二宮尊徳の報徳思想を今に伝える貴重な文化遺産です。
静岡県沼津市、島郷海岸のクロマツ林に広がる旧沼津御用邸苑地。明治から昭和まで皇室三代が保養に用いた御用邸の跡で、平成28年に国の名勝に指定された。戦災を免れた26室の西附属邸を歩き、松越しの富士と駿河湾の眺めを楽しめる。
新井旅館雪の棟は明治32年築の木造2階建の客室棟。二代当主の庭園「華の池」から引いた二筋の流れに挟まれて建ち、南東にはムクリ付き入母屋屋根と煙出しを備えた特徴的な浴室棟を張り出す。
新井旅館渡りの橋は明治32年に架けられた屋根付きの太鼓橋。本館の月の棟と雪の棟を結び、床は小幅板を目透かしに張って足もとに水流を見せる。来館記念の撮影場所として長く親しまれてきた。
静岡県三島市の楽寿園内に佇む梅御殿は、明治23年頃に小松宮彰仁親王の別邸として建てられた京風数寄屋造りの建物です。主座敷の床柱に太い梅の木を用いたことからその名がつけられ、敷地の高低差を活かしたスキップフロア構造が特徴的な国登録有形文化財です。
静岡県浜松市引佐町渋川の六所神社参道に立つ凱旋紀念門は、明治39年(1906年)に日露戦争の勝利を記念して建てられたレンガ造りの門です。全国に現存する凱旋門はわずか2基のみで、県内初期の煉瓦造構造物として国の登録有形文化財に登録されています。
静岡県熱海市の魚見崎に貫かれた観魚洞隧道は、明治43年(1910年)に開通した手掘り石積みの隧道です。熱海と伊東を結ぶ旧幹線道路の一部として建設され、馬蹄形坑口や格調高い坑門装飾など、明治期の優れた土木技術を今に伝える国登録有形文化財です。
静岡県菊川市にある「菊川赤れんが倉庫」は、明治33年(1900年)頃に富士製茶の堀之内工場の一部として建てられた煉瓦造2階建ての産業遺産です。日本で初めて製茶の再製加工が機械化された場所であり、建物内部には茶葉の合組(ブレンド)に使われた装置の痕跡が残ります。明治期の製茶再製工場の遺構として全国的にも貴重で、平成26年に菊川市内初の国の登録有形文化財に登録されました。JR菊川駅から徒歩3分。
静岡県熱海市伊豆山に佇む旧南葵文庫は、明治32年(1899年)に紀州徳川家15代当主・徳川頼倫が東京・麻布に建設した日本初の西洋式個人図書館の建物です。ルネサンス様式を基調に和風の装飾を融合した端正な木造洋館は、東京から大磯、熱海へと三度の移築を経て、現在は国登録有形文化財として星野リゾートの施設内で大切に守られています。
静岡県磐田市掛塚に建つ靏谷家住宅主屋は、明治17年(1884年)頃に建てられた木造2階建ての店舗兼用住宅です。天竜川河口の港町として「遠州の小江戸」と呼ばれた掛塚の町並みを今に伝える貴重な登録有形文化財で、出格子や出桁造の軒など明治前期の商家建築の特徴をよく残しています。
静岡県静岡市清水区由比寺尾にある「東海道名主の館(小池家住宅)」は、江戸時代に寺尾村の名主を代々務めた小池家の母屋。明治期に建てられた木造平屋建の伝統的な民家で、1998年に国の登録有形文化財に登録されました。なまこ壁、潜り戸付きの大戸、田の字形の間取り、大黒柱など、名主の格式と江戸期の面影を今に伝える貴重な建造物です。
東海道新居宿の飯田家本陣にあった明治天皇の行在所を、明治18年に方広寺へ移築した書院建築である。寄棟造妻入で、南に24畳の次の間、北に上段の間を配する。令和元年に国の登録有形文化財となった。
臨済宗方広寺派の宗務総長が執務する、切妻造・桟瓦葺の平屋建である。渡廊下で大庫裡に接続し、知客寮とともに大本山の寺務空間を構成する。明治中期の建築で、令和元年に国の登録有形文化財となった。
開山堂北面に接続し、開祖無文元選をまつる宝形造・銅板葺の小堂である。尾垂木付二手先の詰組や虹梁の絵様彫刻など上質な意匠をもつ。明治中期の建築で、令和元年に国の登録有形文化財となった。
参道入口に南面する一間高麗門である。扉を備えず左右に矩折れの袖塀を付し、良材を用いた丁寧なつくりで格調ある門前景観を整える。明治中期の建築で、令和元年に国の登録有形文化財となった。
開山堂正面の石垣上に南面して建つ四脚門である。前後に軒唐破風を付した銅板葺で、冠木上の蟇股に菊花紋をあしらう。皇子を開山とする寺の格を示す。明治40年の建築で、令和元年に登録された。
拝殿に接続し、鎮守・半僧坊大権現をまつる入母屋造の堂である。建ちの低い構成と深い軒が特徴で、明治14年の大火を免れ半僧坊信仰の広がりの起点となった。明治21年の建築で、令和元年に登録された。
静岡県小山町の鮎沢川に架かる森村橋は、1906年(明治39年)に富士紡績の物資輸送用トロッコ橋として誕生した、橋長39メートルの鋼製トラス橋です。日本人技術者・秋元繁松が設計し東京石川島造船所が製作した、邦人設計の初期トラス橋として中部地方最古の遺構。2005年に国の登録有形文化財に登録され、2020年の修復事業は土木学会田中賞を受賞しました。