山形県の登録有形文化財
山形県 · 登録有形文化財
山形県上山市十日町の旧梅津歯科医院味噌蔵は、大正後期建築の木造平屋建土蔵で、建築面積はわずか9.2平方メートル。敷地内で登録された5棟のうち最小で、屋敷後方の景観に寄与するものとして令和4年に登録された。
山形県米沢市門東町にある旧遠万織物(創匠庵)主屋は、大正後期の木造平屋建、桟瓦葺で、2020年に国の登録有形文化財となった。天井の高い6室の居室部を備え、西の旧台所部にはトラス組の小屋が現しで架かる。
山形県米沢市門東町にある旧遠万織物(創匠庵)新蔵は、昭和前期建築の土蔵造2階建、瓦葺で、2020年に国の登録有形文化財となった。四隅に柱形を現して鉢巻を廻し、窓回りには雪囲いを設けてガラス窓を入れる。
山形県米沢市門東町にある旧遠万織物(創匠庵)前蔵は、明治6年建築の土蔵造2階建、瓦葺で、2020年に国の登録有形文化財となった。大正の二度の大火を逃れ、腰に赤瓦の海鼠壁、南面に掛子塗の両開窓を備える。
山形県鶴岡市の銀座通りに建つ昭和9年竣工の鉄筋コンクリート造3階地下1階建。石造風の一階、タイル張りの上層、コーニス中央の恵比寿のメダイヨンを備え、県内初期のRC造ビルの好例として平成30年に登録された。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場表門及び塀は山形県新庄市にある昭和9年建造のコンクリート造の門と塀。総間口7.4メートルの門柱は胴にスクラッチタイルを貼り、両脇には総延長30メートルの袖塀が八の字に開いて続く。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場蚕種検査及び催青発蛾促進室は山形県新庄市にある昭和9年築の木造平屋建。寄棟造桟瓦葺で建築面積224平方メートル、東の小室と西の大室に分かれ、腰羽目や換気口など内装をよく保つ。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場蚕種冷蔵室及び蚕種保護室は山形県新庄市にある昭和9年築の平屋建。敷地で唯一の鉄筋コンクリート造で、二列各五室の冷蔵庫と西端の機械室を備え、瓦屋根の下に木造のトラスを架けている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場宿直及び小使室は山形県新庄市にある昭和9年築の木造平屋建。建築面積93平方メートルは敷地の登録10件で最小で、外壁は鎧下見板張だが、北面のみ雪に備えて縦羽目板張に変えられている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場第一蚕室は山形県新庄市にある昭和10年築の木造二階建。建築面積331平方メートルは4棟の蚕室のうち最大かつ最古で、屋根の棟には換気塔が載り、東端には地下貯桑室へ下りる階段が残る。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場第五蚕室は山形県新庄市にある昭和12年築の木造二階建。建築面積290平方メートルで、暖気を用いない夏蚕用の蚕室として使われ、二階は今も当時の姿をよく保持している。南面中央に出入口。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場第二蚕室は山形県新庄市にある昭和12年築の木造二階建。建築面積306平方メートルで、汽罐の暖気を送ることで春蚕と秋蚕の飼育に用いられ、西端には作業用の下屋が差し掛かっている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場第四蚕室は山形県新庄市にある昭和12年築の木造二階建。建築面積306平方メートルで、一階には当初の間仕切や床が残る部分があり、東端の下屋からは地下の貯桑室へ階段が下りている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場庁舎は山形県新庄市にある昭和9年築の木造平屋建の事務所建築。寄棟造桟瓦葺で建築面積259平方メートル、左右対称に四室を並べる。蚕の標本や飼育道具を置いた展示室が無料で公開されている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場渡廊下及び便所は山形県新庄市にある昭和9年築の平屋建。庁舎の北面から北へ延び、蚕室など各棟を結ぶ外壁付きの通路で、建築面積390平方メートルは敷地の登録10件のうち最大である。
旧農林省積雪地方農村経済調査所庁舎は、山形県新庄市石川町にある昭和12年建設の木造2階建ての庁舎で、平成26年に登録有形文化財となった。雪国の暮らしを研究した雪調の建物で、急勾配の屋根にドーマー窓を並べる。
山形県長井市の旧松岡家住宅後の蔵は明治32年(1899年)建築の土蔵。北側の土間を作業場、南側の板敷きと二階を米蔵とし、南西の外壁を鉄板張りで守る。令和4年(2022年)に国の登録有形文化財となった。
山形県長井市の旧松岡家住宅馬屋は昭和7年(1932年)建築の馬屋。主屋の土間に接続し、内部に二つの馬房とマセ棒の穴を残す柱がある。つし二階建、元茅葺。令和4年(2022年)に国の登録有形文化財となった。
山形県長井市歌丸の旧松岡家住宅主屋は江戸時代後期の農家主屋。寄棟造茅葺の屋根の正面中央に煙出しの破風を付け、南に床の間付きの座敷、北に作業の土間をもつ。令和4年(2022年)に国の登録有形文化財となった。
山形県長井市の旧松岡家住宅作業小屋及び牛舎は明治41年(1908年)建築。茅葺の作業小屋の北に乳牛を飼った鉄板葺の牛舎が接続し、前蔵と連なって屋敷の正面をつくる。令和4年(2022年)に登録有形文化財となった。