山梨県の登録有形文化財
山梨県 · 登録有形文化財
山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢にある江戸時代の油蔵1棟である。3室のうち2階があるのは南端の一室だけで、他は吹き抜けている。閉鎖的だが正面腰壁をなまこ壁とする。平成11年(1999年)に登録された1棟である。
山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢にある江戸時代の塩蔵1棟である。2室のうち西の一室を塩蔵としたためその名があり、東の一室は階段のある物置だった。全体に簡素な意匠とされる。平成11年(1999年)に登録された。
山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢にある明治時代の新座敷1棟である。構造の欄は2階建、解説は平屋建と食い違う。外観は周囲の蔵にあわせて土蔵造とし、いまは従業員の食堂になっている。平成11年(1999年)に登録された。
山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢にある江戸時代の文庫蔵1棟である。敷地の北側角地に建ち、塩蔵と新座敷の位置はこの蔵から示される。内部は上下とも1室で、標準的な造りとされる。平成11年(1999年)に登録された。
山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢にある江戸時代の店蔵1棟である。1階を店舗、2階を居室とする土蔵造で、道路拡幅のため昭和35年(1960年)に曳き屋された。平成11年(1999年)に登録された1棟の店蔵である。
山梨県笛吹市から南都留郡富士河口湖町にかけてある昭和時代の道路隧道1基である。坑口部の意匠は簡素だが、と断ったうえで評価されている。平成9年(1997年)に登録された1基の古い道路隧道にあたっている。
山梨県南アルプス市芦安の芦安堰堤。暴れ川の御勅使川に大正5年から内務省直営で築かれた、日本で初めてセメントを用いた砂防堰堤。満砂後に重力式の上へアーチ式を載せて嵩上げした類例の少ない構造で、堤高22.6メートル。
いさご屋旅館は、山梨県身延町身延の久遠寺東谷参道の入口に建つ昭和前期の木造3階建の旅館で、平成28年(2016年)に登録有形文化財となった。富士宮の建物を移築したと伝わり、刎高欄の窓や網代天井をもつ。
山梨県市川三郷町市川大門の市川教会。カナダ・メソジストの伝道で成立した教会が明治30年に建てた木造平屋建の礼拝堂で、天然石の高基礎に建つ漆喰仕上げの藤村式蔵造り。袴越屋根が特徴で、今も礼拝に使われる。
山梨県甲州市勝沼町の祝橋。勝沼駅へぶどうを運ぶため、日川の峡谷に昭和6年に架けられたコンクリートアーチ橋で、「眼鏡橋」の愛称で親しまれる。県内に3橋残るコンクリートアーチ橋で最大。今は歩道として保存されている。
山梨県山梨市上岩下の岩下温泉旅館旧館。明治8年頃に共同浴場として建てられた温泉棟と、昭和17年頃に旅館営業のため増築した玄関棟からなる木造建築で、半地下の源泉浴場を当初の構成のまま伝える。温泉地の景観に欠かせない建物。
山梨県甲州市塩山牛奥の岩堂セギ分水口。昭和2年に造られた鉄筋コンクリート造の円筒分水で、サイフォンの原理で湧き上がった鬢櫛川の水を12か所の穴で3等分し、扇状地の3本の水路へ送る。今も地域で使われる。
旧堀田古城園主屋は昭和8年(1933年)に甲府市の武田氏館跡に建った料亭旅館の主屋。庭へ開くガラス戸、修復で戻された真壁、孔雀壁の床の間や更紗の襖を今に残し、令和3年(2021年)に登録有形文化財となった。
旧堀田古城園北離れは、甲府市の料亭旅館跡に昭和8年(1933年)に建った六畳大の離れ座敷。真壁造で庭側をガラス窓とし、金唐紙の建具や地袋・天袋の床脇を備える。令和3年(2021年)に登録有形文化財となった。
旧堀田古城園木戸門は、甲府市の料亭旅館跡の北西隅に昭和8年(1933年)に建った切妻造桟瓦葺の門。前後に控え柱を立て、挿肘木と斗で腕木を受け、格子戸の上に扁額を掲げる。令和3年に登録有形文化財となった。
旧堀田古城園茶室は、甲府市の料亭旅館跡に昭和8年(1933年)に建った菱形平面の茶室。四畳半に水屋を添え、地袋と琵琶棚を並べた床構えをもつ。修復で創建時の菱形に戻され、令和3年に登録有形文化財となった。
旧堀田古城園長屋は、甲府市の料亭旅館跡の北面に昭和8年(1933年)に建った寄棟造桟瓦葺の付属屋。物置だった室内を改修で2室とし、当初材と真壁の外観を残す。令和3年(2021年)に登録有形文化財となった。
旧堀田古城園南離れは、甲府市の料亭旅館跡に昭和8年(1933年)に建った六畳大の離れ座敷。北離れと同じ規模・同じ形式で床構えまで揃い、敷地東辺の景観をつくる。令和3年(2021年)に登録有形文化財となった。
櫻林家住宅奥座敷は、甲府市宮原町の医家に明治45年(1912年)に建てられた木造二階建ての座敷棟。各階を三間続きとし、西端に床構え、組子の欄間を備える。屋敷の5棟で唯一「造形の規範」として登録された。
櫻林家住宅米蔵及び道具蔵は、甲府市宮原町の医家の屋敷で奥座敷の北に建つ明治時代後期の土蔵造の蔵。西は屋根裏まで吹抜の米蔵、東は二階を設けた道具蔵で、南面いっぱいに下屋を付け、北面には窓を並べる実用の蔵である。