愛知県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 愛知県愛知県に所在する重要文化財。
愛知県北設楽郡豊根村の山中に建つ江戸時代中期の民家。柱間は7尺5寸と当時の常寸より広く、古六間取りに広縁を回す構えは武家住宅の形式にあたる。主屋と穀倉・新倉の3棟が昭和49年に重要文化財に指定された。
愛知県西尾市、吉良庄の名の由来となった雲母の産地八ツ面山の中腹にある久麻久神社の本殿。大永7年(1527年)建立の入母屋造、三間向拝付、檜皮葺で、県内でも類例の少ない形式の社殿。国の重要文化財に指定。
愛知県犬山市・博物館明治村にある重要文化財「旧呉服座」の魅力を紹介。明治25年に大阪・池田で建てられた芝居小屋は、回り舞台や奈落など江戸時代以来の劇場建築を今に伝える貴重な遺構です。
愛知県瀬戸市の定光寺に隣接する尾張藩祖徳川義直(源敬公)の廟。慶安4年から承応元年(1651〜52年)に陳元贇の設計で造られた、日本でも数少ない儒教式の配置。墓・唐門・焼香殿など7棟が国の重要文化財。
名古屋市昭和区の八事山興正寺に文化5年(1808年)に建てられた五重塔。装飾の少ない和様でまとめ、心柱を心礎に立て初重を土間とする古風な造りを残す、江戸末期の塔として重要な遺構。昭和57年重要文化財。
愛知県北名古屋市の醫王山高田寺の本堂。室町時代中期の方5間、入母屋造、檜皮葺で、かつて「尾張一の美建築」と称された。本尊の薬師如来坐像(秘仏、50年に一度開帳)も国の重要文化財。境内は年中無休で参拝できる。
愛知県豊川市の財賀寺に残る室町時代の仁王門と本堂内厨子。仁王門は楼門として計画されながら二階が造られず、三手先の組物の上に寄棟屋根を載せた姿で完成した。厨子は文明15年の禅宗様。平成2年に重要文化財指定。
愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存された重要文化財・旧西郷従道住宅。フランス人建築家レスカスが設計し、耐震構造や舶来の建築金物を備えた明治初期の洋風上流住宅の傑作。西郷隆盛の弟・従道の外交の舞台となった邸宅の魅力と見どころを紹介します。
旧札幌電話交換局舎は、明治31年に札幌に建てられた石造2階建ての電話交換局で、昭和43年に重要文化財に指定された。博物館明治村に当初の規模で移築され、内部では電話の歴史を紹介する常設展示が行われている。
愛知県豊川市の三明寺に建つ高さ14.5メートルの三重塔。初層と二層は和様、三層だけ軒を強く反らせた禅宗様とする珍しい折衷様式で、境内最古の建物である。享禄4年の再建で、明治40年に重要文化財に指定された。
愛知県豊川市の三明寺本堂に立つ宮殿。本尊の弁財天を納める厨子でありながら、神社本殿の一間社流造をとる珍しい一基で、神仏が交わる信仰を形に残している。天文23年の建立で、昭和28年に重要文化財に指定された。
愛知県犬山市の博物館明治村に建つ旧品川燈台は、明治3年に東京湾品川沖の第二台場へ建設された円形灯台。フランス人技師ヴェルニーの設計で、灯器はフランスから輸入された。現存する日本最古の洋式灯台として知られる。
愛知県あま市の甚目寺は、名古屋城を鎮護する尾張四観音のひとつ。古材を活かして寛永4年に再建され室町の様式を伝える三重塔と、寛永11年建立の東門が昭和28年に重要文化財に指定され、境内は無料で参拝できる。
名古屋の西、あま市の甚目寺に立つ二階建ての楼門。あま市で最も古い木造建築で、明治33年に重要文化財へ指定された。建立年代は文化庁の見方と寺伝とで分かれるが、和様による初期の明快な木組みを今に伝え、下層には福島正則が寄進した仁王像が控える。
愛知県稲沢市の性海寺に立つ室町中期の多宝塔。方三間、高さ約十二メートルで、大仏様と禅宗様を併せた折衷様式が見どころとなる。一九〇三年に重要文化財に指定され、あじさい寺として知られる境内に静かに残っている。
性海寺本堂は愛知県稲沢市大塚南にある真言宗智山派・大塚山性海寺の仏堂です。慶安年間の再建ですが、堂内の須弥壇や折上小組格天井は鎌倉期の部材を再用しており、宝塔とあわせ昭和44年に国の重要文化財に指定されました。
愛知県瀬戸市の山あいに建つ定光寺本堂、通称無為殿。一四九三年建立の禅宗様仏殿で、裳階を備え、須弥壇の高欄に鯱の彫刻を見せる。一九二六年に重要文化財に指定された。背後には尾張藩祖徳川義直の儒教式廟所が控えている。
織田有楽斎が元和4年(1618年)ごろ京都建仁寺正伝院に如庵と隣り合わせて営んだ隠居所。七畳と六畳4室を縁がめぐり、南の主室は茶座敷を兼ねる構え。長谷川等伯・狩野山雪らの襖絵が残り、内部は予約制で公開。
愛知県岡崎市の信光明寺観音堂。一四七八年建立の禅宗様仏殿で、浄土宗寺院では最古級とされる。徳川家の祖にあたる松平氏が開いた寺に建ち、強く反り返る軒の屋根が目を引く。一九〇四年に重要文化財に指定された。
三重県の菅島灯台とともに一八七三年に建てられた灯台官舎。英国人技師リチャード・ブラントンの指導による煉瓦造の洋館で、国産の煉瓦と瓦を用いる。現在は博物館明治村に移築され、一九六八年に重要文化財に指定された。