全国の史跡名勝天然記念物
全国の史跡名勝天然記念物を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
兵庫県丹波市に残る柏原藩陣屋跡は、織田信長の一族が代々藩主を務めた全国でも数少ない陣屋遺構です。檜皮葺唐破風の優美な玄関や江戸時代から残る長屋門など、歴史ある城下町の魅力をご紹介します。
兵庫県香美町に広がる国指定名勝・香住海岸は、山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの中核をなす絶景の岩礁海岸です。国の天然記念物「鎧の袖」をはじめ、数百万年の浸食が生んだ海食崖・洞門・奇岩が連なり、小型漁船のGEO TAXIで間近に迫る体験は格別。城崎温泉から約30分、冬の松葉ガニ料理と合わせて訪れたい但馬の秘境です。
兵庫県川西市の伊丹台地上に広がる弥生時代中期の大規模集落跡。東西800m・南北400mに及び、斜面に巡らされた珍しい環濠や板塀で囲まれた大型掘立柱建物が見つかった。平成12年に国史跡指定。出土した栄根銅鐸の複製は文化財資料館で見られる。
兵庫県赤穂市の赤穂城跡に残る本丸庭園と二之丸庭園。廃城後に田畑となり埋もれた池泉が、数十年の発掘調査をもとに復元された。本丸の大池泉は板石や瓦で池底を化粧し、二之丸の錦帯池は舟遊びができる雄大な池。平成14年に国の名勝に指定。
淡路島・洲本市の旧益習館庭園は、城下町建設の石切場跡に造られた池泉回遊式の武家庭園。徳島藩筆頭家老の稲田氏の別荘に始まり、矢穴の残る日本最大級の巨石が池畔に並ぶ。二〇一九年に淡路島で初の国名勝に指定された。
神戸・湊川神社の境内に立つ国史跡。元禄五年(1692年)、徳川光圀が楠木正成の墓所に建てた亀趺碑で、表面の八文字「嗚呼忠臣楠子之墓」は光圀の自筆。幕末には維新の志士たちが額づき、勤皇思想の精神的な拠りどころとなった石碑です。
標高356メートルの猪ノ口山に築かれた戦国の山城跡。城主・赤井直正は明智光秀の包囲を一度は退け、「丹波の赤鬼」と恐れられた。野面積みの石垣や三方の尾根に広がる砦群が残り、山頂からは丹波の盆地を一望できる。
淡路島の西岸、播磨灘に面して約2.5キロ続く砂浜と黒松林。約5万本のクロマツが茂り、昭和3年に国の名勝に指定された。柿本人麻呂が万葉集に詠んだ古名「飼飯の海」の地で、松ごしに沈む夕陽と小豆島の眺めで知られる。
兵庫県たつの市にある国史跡。揖保川右岸に営まれた集落跡で、縄文時代後期から平安時代まで人が暮らし、弥生時代中期に最も栄えた。竪穴住居や方形・円形の周溝墓、8条の大溝が見つかり、県内最多の分銅形土製品も出土。史跡公園として無料公開されている。
淡路島南東部の三熊山に築かれた洲本城跡は、戦国期から幕末まで淡路統治の中心となった総石垣の山城。脇坂安治が今に残る姿へ改修し、全国でも数少ない2本の登り石垣や大石段、天守台が残る。山頂には日本最古の模擬天守が立つ。
兵庫県養父市能座にそびえるヒダリマキガヤは、種子に左巻きの筋をもつカヤの変種で、樹齢約800年・高さ26メートルの日本最大の巨樹。1951年に国の天然記念物に指定された。京都府知事北垣国道の生家跡に立ち、地元で親しまれてきた。
兵庫県養父市大屋町の山中に立つ、樹齢1,000年を超えるとされるエドヒガンザクラの巨樹。樹高13.8メートル、幹回り6.3メートルの兵庫県下最大の桜で、1951年に国の天然記念物に指定されました。「仙桜」とも呼ばれ、地域に守り継がれてきた古木の魅力と訪問情報をご紹介します。
兵庫県姫路市にある壇場山古墳は、全長約143メートルの前方後円墳で西播磨地方最大の規模を誇る国指定史跡です。竜山石製の長持形石棺や陪塚群を通じて、5世紀の播磨国首長の威容に触れることができます。
兵庫県朝来市の茶すり山古墳は、5世紀前葉に築造された直径約90メートルの大型円墳で、円墳としては近畿地方最大、全国でも第4位の規模を誇ります。2004年に国の史跡に指定され、出土品は国の重要文化財です。但馬の首長がヤマト王権と深く結びついていたことを物語る豊富な副葬品が出土しています。
1995年1月17日、阪神・淡路大震災を引き起こした活断層「野島断層」。地表に現れた断層を世界でも稀な巨大ドームで現地保存し、国の天然記念物に指定された貴重なスポットです。地震の脅威と防災の大切さを大地そのものから学べる、淡路島の必訪地をご案内します。
兵庫県たつの市の鶴觜山西斜面に立つ国指定天然記念物「觜崎ノ屏風岩」。長さ約140メートル、高さ最大12メートルにも及ぶ石英安山岩の岩脈が、まるで巨大な屏風のように揖保川の岸から山頂へと一直線に伸びる迫力ある景観です。1931年に天然記念物に指定され、8世紀の『播磨国風土記』にも記された千年来の名所を、地質学的な解説と訪問ガイドとともに紹介します。
六甲山地の再度山北麓にひろがる「再度公園・再度山永久植生保存地・神戸外国人墓地」は、2007年に国の名勝に指定された複合的な文化的景観です。1902年に始まった六甲山域最初の植生再生事業によって甦った森と修法ヶ原池、そして61か国・約2,900柱が眠る神戸外国人墓地が一体となり、近代神戸の発展と国際交流の記憶を今に伝えます。三宮から車で20分、紅葉の名所としても名高い、神戸を深く知るための森の名勝です。
兵庫県淡路市の丘陵上に広がる舟木遺跡は、弥生時代後期から終末期にかけての大規模集落遺跡です。約40ヘクタールに及ぶ遺跡からは、鉄器工房跡、中国鏡片、製塩土器、近畿初の鉄製ヤスなどが出土。2021年に国史跡に指定され、日本遺産「国生みの島・淡路」の構成文化財としても認定されています。邪馬台国出現直前の弥生社会を解明する鍵を握る遺跡です。
兵庫県養父市八鹿町にある国指定史跡「箕谷古墳群」。7世紀前半から中頃に造られた4基の円墳と、兵庫県下最古の年号「戊辰年五月」を記す銘文入り鉄刀が出土した2号墳を中心に、但馬古代史のロマンと風水思想に基づく古代の景観をご紹介します。
兵庫県三木市の三木城跡及び付城跡・土塁は、天正6〜8年(1578〜1580)に羽柴秀吉が別所長治の籠もる三木城を約40の付城と総延長10kmの土塁で包囲した「三木の干し殺し」の戦場跡です。籠城した城と包囲した付城群を一体として保護する日本初の国指定史跡で、攻防両軍の遺構を歩いて辿れる稀有な戦国史跡です。