全国の重要文化的景観
全国の重要文化的景観を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
熊本県産山村に広がる国選定重要文化的景観。阿蘇外輪山と九重山麓が交わる高原には、環境省名水百選の池山水源、扇形に広がる棚田百選の扇棚田、そして千年以上続く放牧と野焼きの伝統が息づいています。
平成26年に国の重要文化的景観に選定された、岐阜市中心部に広がる331.9ヘクタールの景観。長良川と金華山、戦国期に築かれた城下町、約1300年続く鵜飼が一体となった「岐阜の原風景」を、五つの地区からたどる。
宮崎県日南市の酒谷にある坂元棚田は、昭和初期に集落の茅場を開墾して築かれた近代の棚田である。小松山の麓に整然と並ぶ長方形の水田と、二メートルを超す割石の石積みが特徴で、飫肥杉の森とともに平成二十五年に国の重要文化的景観に選定された。
平成21年、都市として全国で初めて重要文化的景観に選定された宇治。宇治川の自然を骨格に、平安貴族が築いた格子状の街区と、室町期以来の茶業が育てた町並みが積層する。平等院や宇治上神社を含む13種95件の構成要素が広がる景観地。
群馬県板倉町に広がる「利根川・渡良瀬川合流域の水場景観」は、関東地方で初めて選定された国の重要文化的景観です。水塚、揚舟、川田、屋敷林、囲堤など、約400年にわたり水と共に暮らしてきた人々の知恵が、今も田園の中に息づいています。雷電神社や渡良瀬遊水地とあわせて訪れたい、独特の文化的景観をご紹介します。
山形県大江町の左沢は、最上川が大きく流れを変える峡谷部に開けた谷口の町。中世の山城、近世の河岸と城下町、近代の鉄道町が同じ地割りに重なり、平成25年に山形県初の重要文化的景観に選定された。楯山公園からの眺望も見どころ。
滋賀県東近江市の伊庭町に広がる重要文化的景観。琵琶湖の内湖・伊庭内湖に面し、繖山の湧水を集める伊庭川とそこから分かれた水路が集落を縦横に巡る。石積みのカワトや岸建ちの家並み、5月の坂下し祭りに、水とともにある暮らしが息づく。
滋賀県高島市の大溝は、織田信澄が天正6年に内湖の乙女ヶ池を外堀として築いた水城の城下町。約1,384ヘクタールが重要文化的景観に選定され、江戸期の古式上水道や水路、湖辺の集落が今も息づく水辺の町並みを歩く。
滋賀県米原市の最北、姉川上流の谷あいに点在する甲津原・曲谷・甲賀・吉槻の四集落。西日本屈指の豪雪地で、長い庇カイダレを備えた民家や湧水を引くイケ・カワト、集落ごとに発達した副業など、雪と峠道が育んだ暮らしが文化的景観として知られる。
石川県輪島市大沢町・上大沢町に広がる重要文化的景観。日本海から吹きつける厳しい季節風から家を守るため、高さ4~5メートルのニガタケを縦に並べた「間垣」で集落を囲い込む独特の景観が残る。半農半漁の里山里海の暮らしが今も続いている。
大阪府泉佐野市の大木地区は、中世荘園・日根荘の入山田村にあたる山間の農村。ため池と水路、棚田、社寺堂の多くが荘園期に由来し、九条政基の日記に記された土地利用が今も残る。平成25年、大阪府で初めて重要文化的景観に選定された。
大分県国東半島の沖合に浮かぶ姫島は、人口約1,800人が暮らす一島一村の離島です。漁業、塩業、車えび養殖など多彩な生業が一つの島ぐるみで営まれ、生物資源管理を共同体で守り続けてきた独特の景観が、2021年に国の重要文化的景観に選定されました。火山が育んだ地形、姫島盆踊り、伝説の七不思議、そして名物の車えびまで、海と人とが寄り添う暮らしの全てが残る、静かで豊かな島の魅力をご紹介します。
大分県豊後高田市に広がる田染荘小崎の農村景観は、平安時代から続く荘園の姿を今に伝える国の重要文化的景観です。宇佐神宮の根本荘園として栄えた中世の水田・集落景観と世界農業遺産の魅力をご紹介します。
大分県別府市の鉄輪・明礬地区に広がる「別府の湯けむり・温泉地景観」は、平成24年に国の重要文化的景観に選定されました。火山麓扇状地に立ちのぼる無数の湯けむり、湯治文化を継承する旅館や貸間、湯の花小屋、地獄蒸し料理など、温泉資源を多面的に活かす人々の暮らしが今も息づく稀有な景観の魅力をご紹介します。
北海道平取町の沙流川流域に広がる、アイヌの伝統文化と近代開拓が織りなす日本唯一無二の重要文化的景観。二風谷コタンの生きたアイヌ文化体験、伝統工芸品、博物館、そして壮大な自然が訪れる人を魅了します。