全国の重要無形民俗文化財
全国の重要無形民俗文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
静岡県牧之原市の蛭児神社で二月第二土曜の夜に演じられる予祝の民俗芸能。十七の演目を、笛も太鼓も使わずかけ声と所作だけで進める。稲魂を表す人形ほた小僧が登場し、最後は社殿脇の桜に結ばれる。2012年に国の重要無形民俗文化財に指定された。
静岡県磐田市の矢奈比賣神社で毎年9月に斎行される国指定重要無形民俗文化財「見付天神裸祭」。腰蓑姿の男衆が拝殿で繰り広げる鬼踊りと、町じゅうを漆黒に包む消灯のお渡りで知られる「天下の奇祭」の魅力と歴史、参拝の見どころを丁寧にご紹介します。
毎年9月20日、石川県七尾市中島町で行われる久麻加夫都阿良加志比古神社の秋祭り。19の末社から高さ約20メートルの深紅の枠旗が本社に集まり、天狗面の猿田彦が舞う。枠旗を地面すれすれまで傾ける大技「島田くずし」が見どころの重要無形民俗文化財。
石川県の能登半島に伝わる来訪神行事。天狗・鬼・猿などの面をつけた者が年越しの夜に家々を訪れ、子どもの怠け癖を戒めて災厄を祓う。輪島市と能登町の三つの集落で形を変えて受け継がれ、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録された。
千葉県上総地方で明治中期に完成した掘り抜き井戸の技術。鑿をつけた細い鉄管を割竹のヒゴで吊し、自重と人力だけで地下深くの水を掘り当てる。久留里には今も自噴井戸が湧き、平成18年に重要無形民俗文化財へ指定された。
千葉県横芝光町の広済寺で、毎年八月十六日に村人の手で演じられる仮面劇。地獄に落ちた罪人が地蔵菩薩に救われる筋を七段で描く、日本で唯一現存する地獄劇です。昭和五十一年、重要無形民俗文化財の第一回指定を受けました。
房総半島南端の白間津地区に四年に一度だけ伝わる祭礼。氏神日枝神社の神事と、日天・月天をあらわす大幟を太綱で競い曳くオオナワタシ、全十二曲のササラ踊りなどの芸能からなり、一九九二年に国の重要無形民俗文化財に指定された。
長野県飯田市の秘境・遠山郷に伝わる「遠山の霜月祭」は、毎年12月に各神社で奉納される国指定重要無形民俗文化財です。煮えたぎる釜のまわりで全国の神々を迎え、面をつけた舞人が湯切りで素手の湯をはねかける迫力ある神事は、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』の発想源の一つとも語られます。700年以上にわたって受け継がれる祈りの夜に、ぜひ足をお運びください。
長野県下伊那郡阿南町新野の伊豆神社で毎年1月14日〜15日に行われる「雪祭」をご紹介します。1977年に国の重要無形民俗文化財に指定されたこの徹夜の田楽神事は、田楽・舞楽・神楽・猿楽・田遊びを一夜のうちに伝え、能や狂言の源流ともされます。民俗学者・折口信夫が「日本の芸能を学ぶ者は一度見るべき祭」と称えた、鎌倉時代の様式を残す仮面の祭礼です。
東京から南へ約一五〇キロの新島に伝わる重要無形民俗文化財。本村と若郷の二集落が盆の夜、長栄寺と妙蓮寺の境内で踊る風流の小歌踊で、カバで顔を隠した男たちが扇を手にゆったりと舞う。二〇二二年ユネスコ無形文化遺産に記載。
徳島県に伝わる、義太夫節による三人遣いの人形芝居。文楽より大きい六寸の頭と、それをいかす大振りな「阿波の手」が持ち味で、神社の農村舞台で祭礼に演じられてきた。1999年、国の重要無形民俗文化財に指定。
徳島県三好市西祖谷山村の善徳天満宮(標高約1,060m)に奉納される風流踊。雨乞い祈願に発するとされ、重さ15kgの太鼓と十二の打ち方、十二曲を継承する。昭和51年に重要無形民俗文化財、令和4年にユネスコ無形文化遺産。
栃木県鹿沼市の山里・発光路に伝わる、毎年一月三日の重要無形民俗文化財。山伏と強力に扮した氏子が「酒三十三杯、飯七十五膳」と唱えて高盛飯を強い、妙見神社の祭り当番を引き継ぐ。日光修験の流れをくむ日光責めの古俗。
奈良県五條市の念仏寺で毎年1月14日に行われる火の行事。赤面の父鬼、青面の母鬼、赤面の子鬼が約60キログラムの松明を担いで堂内を巡る。追われる悪鬼ではなく福を運ぶ鬼として知られ、平成7年に国の重要無形民俗文化財に指定された。
射水・黒部・富山の三つの社寺に伝わる舞楽系の子ども舞で、昭和57年に国の重要無形民俗文化財に指定された。稚児は神の依代とされ、土を踏まぬよう大人の肩車で運ばれ、九曲・五曲・七曲をそれぞれ舞い継いでいる。
福島市松川町の黒沼神社で行われる国指定重要無形民俗文化財「金沢の羽山ごもり」。平安時代から1100年以上続く冬の農耕神事の歴史・見どころ・ヨイサの儀・アクセス情報を詳しくご紹介します。