全国の重要無形民俗文化財
全国の重要無形民俗文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
三重県桑名市の桑名石取祭は、桑名宗社の氏子町内から出る祭車を鉦と太鼓で激しく囃して曳き回す夏の祭礼。禊ぎ祓いの石取りが祭礼化したもので、平成19年に重要無形民俗文化財、2016年にユネスコ無形文化遺産となった。
山梨県上野原市秋山の無生野地区に伝わる「無生野の大念仏」は、白装束の踊り手が太刀や鉦・太鼓を打ち鳴らし、念仏を唱えながら踊る、踊り念仏の原初の姿をとどめた重要無形民俗文化財。鎌倉時代末の護良親王と雛鶴姫の悲劇を起源とし、2022年にはユネスコ無形文化遺産「風流踊」にも記載されました。旧暦1月16日と新暦8月16日に行われる、祈りそのものの一夜をご紹介します。
市来の七夕踊は、鹿児島県いちき串木野市大里に伝わる七夕の日の風流の踊で、昭和56年に重要無形民俗文化財に指定された。大張子や琉球王・大名の行列を前踊とし、太鼓踊を本踊として大規模に演じる。
諸鈍芝居は、鹿児島県瀬戸内町諸鈍の十五夜祭に演じられる地狂言の一種で、昭和51年に重要無形民俗文化財に指定された。三番叟や獅子舞、人形の蛇おどりなど十余曲からなり、古歌舞伎を思わせる芸の姿をもつ。
種子島宝満神社の御田植祭は、鹿児島県南種子町茎永の宝満神社で赤米の苗を神田に植えて豊作を祈る行事で、平成28年に重要無形民俗文化財に指定された。男性だけの田植えと夫婦一組の御田植舞が行われる。
東郷文弥節人形浄瑠璃は、鹿児島県薩摩川内市東郷町に伝わる、文弥節の語りと三味線で人形を操る人形芝居で、平成20年に重要無形民俗文化財に指定された。三人遣い以前の一人・二人遣いを伝える。
八月初旬の夜、秋田市の竿燈大通りに約280本の竿燈が立ち上がる。実った稲穂をかたどり、高さ12メートル・提灯46個の大若を差し手が額や肩、腰で支える。ねぶり流しの習俗から生まれ、1980年に重要無形民俗文化財に指定された。
秋田県仙北市角館で毎年九月七日から九日に行われる神明社と薬師堂の祭礼で、国指定重要無形民俗文化財。約十八台の曳山が町を巡り、優先権の交渉が決裂すると八トンの山がぶつかる「やまぶっつけ」が見せ場。飾山囃子と手踊りも楽しめる。
秋田県大仙市刈和野で旧暦小正月の夜に行われる伝統の綱引き行事。上町が雄綱、下町が雌綱を稲ワラで作り、蛇口結びで結び合わせて数千人が引き合う。重さ各十トン、五百年以上の歴史をもつ国指定の重要無形民俗文化財。
秋田県にかほ市象潟町小滝の金峰神社で、5月最終土曜日に奉納される国指定重要無形民俗文化財。鳥海修験が育んだ延年の舞で、陵王や納曽利の古面を着け、九舎・小児・閻浮など七番の演目を約六〇センチの土舞台で舞う。花笠の花を持ち帰る習わしも残る。
秋田市土崎港地区で毎年7月20日と21日に行われる重要無形民俗文化財。武者人形を飾る曳山は毎年作り替えられ、祭りの翌日には解体される。二日目夜の戻り曳山では、赤い灯篭をともした山車が囃子に乗って港町を勇壮に駆け抜ける。
秋田県鹿角市で毎年8月に行われる花輪祭の屋台行事。前部に床のない屋台に乗り込んだ太鼓の叩き手が、歩きながらリズムを取って囃子を奏でる。10基の屋台が二夜にわたり町を巡る、ユネスコ無形文化遺産の祭りを紹介する。
秋田県由利本荘市鳥海町の十三集落で四百年近く受け継がれてきた獅子舞番楽。修験者・本海坊が伝えたとされ、歯を打ち鳴らす激しい獅子舞を中心に、武士舞や女舞など多彩な演目が舞われる。2011年に国の重要無形民俗文化財に指定された。
三月第一土曜日の夜、二メートルを超える雪のなか、上半身裸の男たちが普光寺の毘沙門堂で深夜まで押し合う。除災招福と五穀豊穣を願う新潟県南魚沼市の重要無形民俗文化財。大ローソクの炎と水行、サンヨの掛け声を間近で体感したい。
佐渡島最北の北鵜島で、北村家が代々守り継ぐ田植えの儀礼。五月下旬、三人の早乙女が鐘形の田の中心から左まわりに苗を植え広げ、車輪の形をつくる。奈良時代の姿を残すとされ、全国に二例だけの重要無形民俗文化財である。
新潟県魚沼市堀之内に伝わる盆踊り「大の阪」。八幡宮境内に組んだ六メートルの櫓を囲み、七拍の太鼓に合わせ静かに踊る。全十五番の歌に「南無西方」を繰り返す祖先供養の踊りで、二〇二二年にユネスコ無形文化遺産「風流踊」に登録された。
1980年に国の重要無形民俗文化財に指定された「青森のねぶた」は、毎年8月2日から7日に青森市で開催される東北三大祭りの一つです。幅9メートルにも及ぶ巨大な人形灯籠、勇壮な囃子、「ラッセラー」と跳ねる跳人が一体となる、世界に類を見ない参加型の火祭りの歴史・見どころ・楽しみ方を、海外からの旅行者にもわかりやすくご紹介します。
青森県弘前市で毎年8月1日から7日に開催される国指定重要無形民俗文化財「弘前のねぷた」。三国志や水滸伝の武者絵を描いた扇形の大灯籠が、笛・太鼓と「ヤーヤドー」の掛け声とともに城下町を練り歩きます。300年以上の歴史と見どころ、開催情報をご紹介します。
南アルプス南麓の川根本町徳山に伝わる民俗芸能。毎年8月15日の夜、浅間神社の例祭で「鹿ん舞」「ヒーヤイ」「狂言」が交互に奉納され、近世初期の古歌舞伎踊の形態を今に残す。2022年にユネスコ無形文化遺産に登録。
静岡県浜松市天竜区水窪の観音堂で、旧暦正月十八日の月の出から翌朝の日の出まで夜通し奉納される国指定重要無形民俗文化財。地能三十三番にはね能や獅子を加え、高足・田遊び・もどきなど中世田楽の古い芸態を今に残す。