全国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
全国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
京都の八坂神社で行われる祭で、昭和34年(1959年)3月1日に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択された。指定ではなく選択にあたり、選択番号は1である。種別は風俗慣習にあたっている。
千葉県木更津市中島で毎年1月7日ごろの未明に行われる民俗行事。若者が厳寒の海に入って梵天を立て、岸では出羽三山の行人が般若心経を唱えて祈祷する。平成4年(1992年)2月25日に国の記録選択となった。
島根県松江市の美保神社で毎年4月7日に行われる神事。事代主命が国を譲り青柴垣に隠れたという古事記の神話に基づき、柴垣を設けた御船2隻が海上渡御する。昭和48年に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択された。
兵庫県氷上郡青垣町の沢野に伝承されている神事芸能である。形がないため、物としてではなく記録を作ることが求められている区分にあたる。昭和49年(1974年)に国の選定を受けた1件の古い神事の芸能である。
愛知県の尾張・西三河地方に伝わる「オマント」は、御幣や豪華な馬具で飾り立てた馬を社寺に奉納する伝統的な祭礼習俗です。中世末期に起源を持ち、雨乞いや豊作祈願として行われてきたこの行事は、2004年に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されました。長久手の警固祭りや高浜おまんと祭りなど、各地で独自の形態を保ちながら今なお盛大に受け継がれています。
愛知県豊田市の標高500メートルの山里・綾渡に伝わる、夜念仏と盆踊の二段構えの盆行事。1997年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2022年にはユネスコ無形文化遺産「風流踊」の一つとして記載された、豊田市初のユネスコ無形文化遺産。毎年8月10日と15日の夜、平勝寺境内で執り行われ、念仏と鉦の唱和、楽器を使わず下駄の足拍子だけで踊る素朴な盆踊が、夏の山あいに静かに響き渡ります。
愛知県新城市大海地区の泉昌寺に毎年八月十四日・十五日に伝わる「大海のほうか」は、高さ二メートルを超える大団扇を背負い、胸に締太鼓を抱えた踊り手による盆の供養芸能です。中世に各地を巡った放下僧の語り物や念仏踊の系譜を今に伝える、愛知県指定・国選択無形民俗文化財の貴重な行事をご紹介します。
愛知県新城市小畑地区に古くから伝わる神事「おためし」。旧暦11月の初申の日未明、唐土神社から山中に入り、一年前に埋めた瓶の小豆飯の状態を見て、翌年の作柄、水の多寡、異変の有無を占う、女人禁制の山ノ神年占です。
愛知県の尾張・三河地方で行われる「花のとう」は、神社や寺院の境内に農作業のジオラマ「おためし」を飾り、作物の豊凶を占う伝統的な民俗行事です。熱田神宮の豊年祭を中心に県内10数か所で継承され、1996年に国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されました。
愛知県の熱田神宮・砥鹿神社・日間賀神社に伝わる「尾張・三河の火鑚習俗」は、木と木の摩擦で火を起こす古来の発火法を神事の中に今も伝える貴重な無形民俗文化財です。揉鑽法と舞鑽法の二つの技法が一つの県に並存する稀有な伝統をご紹介します。
愛知県尾張西部の木曽川下流域で7月から8月にかけて行われる子供ザイレン。葭や藁で作った天王様の祠や大蛇を祀り、提灯トボシで夏の夜を彩る、水難防止と災厄除けの伝統行事をご紹介します。
愛知県新城市の山深い黒沢集落で数百年にわたり受け継がれてきた黒沢田楽は、田峯・鳳来寺とともに「三河の三田楽」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。38番の演目に中世の田楽・猿楽・呪師の芸の面影を色濃く残す、芸能史上きわめて貴重な民俗芸能です。
愛知県設楽町三都橋の津島神社で毎年11月に行われる参候祭は、七福神が禰宜と「さんそうろう」の問答を交わしながら湯立神楽を奉納する、400年以上の歴史を持つ愛知県指定無形民俗文化財です。田楽芸能に来訪神芸と七福神舞が融合した独特の祭りで、大松明に照らされた幻想的な夜の舞台が訪れる人々を魅了します。
愛知県豊橋市の安久美神戸神明社で毎年2月10日・11日に斎行される春の例祭。赤鬼と天狗の「からかい」を中心に、田楽・神楽・歩射・年占など千年の神事が連なり、白い粉を浴びた群衆で境内が賑わう。1980年に重要無形民俗文化財に指定。
愛知県蟹江町に450年以上伝わる須成祭は、華やかな提灯船が蟹江川を彩る宵祭と人形を載せた車楽船が巡行する朝祭、そして穢れを葭に託して流す神葭流しからなる壮大な川祭りです。国の重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺産に登録されたこの百日祭りの歴史・見どころ・アクセス情報を詳しくご紹介します。
愛知県稲沢市祖父江町で毎年7月上旬に行われる「祖父江の虫送り」は、松明の行列とともに麦わらの実盛人形を昇天させ、稲の害虫を追い払う豊作祈願の伝統行事です。平安時代の武将・斎藤実盛の伝説に由来し、愛知県指定無形民俗文化財および国選択無形民俗文化財に認定されています。
愛知県設楽町の田峰観音で毎年2月に奉納される田峯田楽は、永禄2年(1559年)に始まる国指定重要無形民俗文化財です。昼田楽・夜田楽・朝田楽の三部構成で、中世の田遊びや仮面の舞を今に伝えます。
愛知県知多半島で400年以上受け継がれてきた知多木綿の紡織習俗は、国の無形の民俗文化財に選択された貴重な綿織物文化です。綿の栽培から糸紡ぎ、藍染め、手織りに至る一連の伝統技術を、歴史ある岡田地区の街並みとともにご紹介します。手織り体験や知多木綿製品のお買い物も楽しめます。
愛知県知立市の知立山車文楽は、知立神社の祭礼「知立まつり」の本祭で、二層の山車の台上に演じられる三人遣いの人形浄瑠璃。山車の上で文楽を上演する形は全国でも知立だけで、昭和五十三年に国の記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財に選択された。
愛知県知立市の知立神社で行われる「知立まつり」では、高さ7メートルの山車の上で糸操りからくり人形が浄瑠璃に合わせて物語を演じます。国の重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産に登録された、江戸時代から町衆の手で守り継がれてきた全国唯一の伝統芸能をご紹介します。