全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)主屋は、明治中期の養蚕民家を作家・吉川英治が昭和23年頃に自ら設計改修した住まい。三つの煙出しを残し、庭に開く続き間の座敷で『新・平家物語』が書かれたと伝わる。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)土蔵は、弘化4年(1847年)建築で敷地最古の建物。棟札に「風門之倉庫」と記され、南東隅に建つ巽蔵である。掛子塗の観音扉や鉢巻を残す土蔵造2階建。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)長屋門は、江戸末期の養蚕農家の表構え。袖部屋は戦時中に都市からの疎開者の住居となり、戦後は吉川英治が書庫や物置に用いた。出格子やつしの窓を残す。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)洋館は、作家・吉川英治が書斎とした明治後期の離れ。寄棟桟瓦葺に軒のブラケットをめぐらし、瀬戸本業タイルのテラスや大谷石の基礎など各地の資材を集めて造られた。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都中央区日本橋小網町に佇む喜代川店舗は、明治7年(1874年)創業の老舗うなぎ料理店の店舗建築です。関東大震災後の昭和2年(1927年)に建てられた数寄屋造りの木造2階建ての建物は、都心部で良質な伝統木造建築の姿を留める希少な存在として、2018年に国の登録有形文化財に登録されました。谷崎潤一郎や渡辺淳一など文豪にも愛された名店で、創業以来継ぎ足してきた秘伝のタレによる江戸前の鰻を、風情ある歴史的建造物の中で味わうことができます。
東京都港区三田に佇むキリスト友会フレンズセンターは、1922年にヴォーリズ建築事務所が設計した木造2階建ての宣教師館です。関東大震災以前の洋館として東京に現存する極めて稀な建築遺産であり、2005年に国の登録有形文化財に登録されました。寄棟造スレート葺の屋根や煉瓦煙突など、大正期の西洋住宅建築の特徴を今に伝えています。
昭和通りと晴海通りの交差点に位置する銀座大野屋店舗兼主屋は、1951年築の貴重な木造商業建築です。隅切り角地に合わせた五角形平面やショーウインドーなど、戦災直後の銀座の景観を伝える国登録有形文化財をご紹介します。
1934年竣工の銀座ライオンビルは、現存する日本最古のビヤホールを1階に擁する国登録有形文化財。菅原栄蔵設計による「豊穣と収穫」をテーマとした壮麗なガラスモザイク壁画やアールデコ装飾が、銀座の歴史と文化を今に伝えます。
東京都台東区上野に佇む黒沢ビル(旧小川眼科病院)は、昭和5年(1930年)竣工の登録有形文化財です。表現派風の外観と、日本初のステンドグラス作家・小川三知の最晩年の作品群が残る貴重な近代建築をご紹介します。
東京都杉並区荻窪に佇む幻戯山房は、角川書店創設者・俳人の角川源義の旧邸宅です。建築家・加倉井昭夫が設計した近代数寄屋造りの建物は、国登録有形文化財に登録されています。現在「すぎなみ詩歌館」として無料で一般公開され、展示室や茶室、四季折々の日本庭園を楽しめます。
東京都杉並区高円寺北にある小杉湯は、昭和八年(一九三三年)創業の現役銭湯です。唐破風と千鳥破風を備えた「東京型銭湯」の典型例として、令和二年に国の登録有形文化財に登録されました。名物のミルク風呂、地下九十メートルから汲み上げる掛け流しの水風呂、富士山のペンキ絵 ― 文化財の中で湯に浸かる、世界でも類のない体験を、数百円の入浴料でどなたでも味わうことができます。
東京都世田谷区上野毛にある五島美術館本館は、近代数寄屋建築の巨匠・吉田五十八が設計した昭和35年(1960)竣工の建造物です。鉄筋コンクリート造でありながら、平安朝貴族の住まいである寝殿造の意匠を取り入れ、大径の丸柱、蔀戸や御簾の建具、幅広の縁と深い軒による水平線の強調など、王朝風の佇まいを巧みに表現。平成29年に国の登録有形文化財に登録されました。国宝『源氏物語絵巻』を含む約5,000点のコレクションと、武蔵野の自然を残す広大な庭園もあわせてお楽しみいただけます。
渋谷区東に建つ広尾小学校は、昭和七年竣工の鉄筋コンクリート造校舎。関東大震災後の復興末期に東京府が設計し、消防署同居のため火の見櫓を備える。現役の小学校として使われ、国の登録有形文化財に登録されている。
東京・千駄木の国登録有形文化財。昭和7年、生化学者・島薗順雄の新居として矢部又吉が設計した洋館で、昭和16年増築の二階には軍艦を描いたステンドグラス。脚気研究で知られる父・順次郎ゆかりの照明も残る。通常非公開、不定期で特別公開。
成城学園前駅から徒歩約4分に残る登録有形文化財。大谷石の整層積による門柱とアーチ形の脇門、生垣をのせた約57メートルの石垣からなる。板塀を避け生垣を巡らせた成城の分譲協定の姿を今に示す、昭和14年頃の住宅境界である。
西東京市田無町に建つ下田家住宅主屋は、旧田無村の名主を世襲した下田家の住まい。江戸末期築で市内最古の民家とされ、二〇一九年に登録有形文化財となった。入母屋造銅板葺の佇まいが郊外に残る農村の面影を伝える。
東京都西東京市、青梅街道の旧宿場町に残る下田家住宅文庫蔵。田無村の世襲名主をつとめた下田家の屋敷に伝わる明治前期の土蔵で、石造風モルタル洗出しの外壁や二階の荷揚げ口を備え、2019年に登録有形文化財となった。
東京・檜原村数馬の谷あいに建つ蛇の湯温泉たから荘。富士型二重兜造の茅葺屋根をもつ江戸後期の大型民家で、平成25年に登録有形文化財となった。大蛇の言い伝えが残る単純硫黄冷鉱泉に、都内唯一の秘湯の宿として今も湯をたたえる。
東京・芝の増上寺東に建つ常行院納骨堂は、昭和6年(1931年)築の鉄筋コンクリート造。入母屋造の屋根や唐破風の向拝、花頭窓など木造霊廟の意匠を写した稀な近代仏堂で、令和4年に登録有形文化財となった。山内寺院の景観を今に整える一棟である。
東京都渋谷区広尾、大使館の街に建つ浄土真宗本願寺派・上宮寺の本堂。大正3年(1914年)築の木造平屋で、平成29年に国の登録有形文化財に登録された。入母屋造妻入の妻面や起り屋根の向拝の彫刻が見どころとなっている。