全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
小林酒造の六番蔵は明治33年築の木骨石造平屋建で、蔵の列の西端に建つ。棟は低く、南に両引戸、北に片引戸を開き、軒下の高い位置に窓を取る。列でただ一棟の平屋である。平成18年に登録された登録有形文化財である。
北海道札幌市中央区、創成川のほとりに佇む国登録有形文化財「日本基督教団札幌教会(旧札幌美以教会堂)」は、1904年竣工の石造教会堂です。札幌軟石を用いた木骨石造の独特な構造、ロマネスクとゴシックが融合する愛らしい八角塔の意匠、そしてクラーク博士の感化を受けた札幌農学校第一期生たちが築いた信仰の歴史を、札幌観光の見どころと合わせてご紹介します。
1918年(大正7年)に「セメント王」浅野総一郎が率いる浅野セメントの函館営業所として建設された洋風木造建築。旧函館区公会堂を手がけた名棟梁・村木甚三郎の施工で、塔状の突出部やファンライト、バルコニーなどヨーロッパ風の意匠が見事です。放置された建物を1枚の写真から忠実に復元した民間保存の成功例として、2005年に国登録有形文化財に登録されました。
1950年に製造され、現役で稼働する日本最古の観覧車として2019年に国の登録有形文化財に登録された「函館公園こどものくに空中観覧車」。高さ10メートル、八角形のホイールに吊り下げられた開放的なベンチ型ゴンドラから、津軽海峡と函館山の絶景を楽しめます。歴史ある函館公園内のレトロな遊園地で、昭和の面影と文化財の価値を体感してください。
函館中華会館は、明治43年(1910年)に函館在住の華僑により建設された、日本国内で唯一現存する清朝末期の建築様式を持つ国登録有形文化財です。関帝廟形式の煉瓦造建築で、釘を一本も使わない伝統工法が特徴です。
北海道函館市松陰町に佇む函館YWCA会館は、大正15年頃に高級住宅地「文化村」の一角に建てられた木造住宅で、2016年に国の登録有形文化財に認定されました。ハーフティンバーの装飾を持つ緑の切妻屋根と淡ピンクの下見板張りの外壁が特徴的で、和洋折衷の玄関ポーチが見どころです。現在もYWCAの活動拠点として地域に開かれた場として活用されています。
北海道留寿都村の尻別岳山麓に佇むヒノキ新薬ルスツ山寮は、白井晟一設計による道内唯一の建築作品。1972年竣工の登録有形文化財で、煉瓦と石の独特な外観と彫塑的な内部空間が高く評価されています。
北海道函館市元町に建つプレイリー・ハウス(旧佐田邸)は、フランク・ロイド・ライトの弟子・田上義也が設計した1928年竣工の国登録有形文化財。幾何学的な窓デザインや深い軒が特徴のライト式住宅の魅力をご紹介します。
北海道大学構内に遺る旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室。明治34年築、設計は中條精一郎。ピラスターとペディメントで正面を強調した漆喰塗大壁造の木造平屋建で、登録有形文化財に登録されている。
北海道大学に残る旧札幌農学校図書館書庫。明治35年築、中條精一郎の設計。煉瓦造2階建の小規模な書庫だが、腰積の焼過煉瓦や隅石、階段状の妻笠石に細やかな造型が見られる登録有形文化財。
北海道大学に残る旧札幌農学校図書館読書室。明治35年築、中條精一郎の設計。T字型平面の木造平屋建で、二つの頂塔と三角・櫛形ペディメント付きの窓が交互に並ぶ。旧昆虫及養蚕学教室とともに現位置に遺る登録有形文化財。
空沼岳の万計沼畔に立つ北海道大学空沼小屋。昭和3年、秩父宮雍仁親王の発意によりスイス人建築家マックス・ヒンデルが設計した。丸太組構法の木造2階建で最大30名が泊まれる、令和4年登録の登録有形文化財。
北海道大学植物園内に立つバチェラー記念館。明治31年築、明治38年に現在地へ移築された。アイヌの伝道と研究で知られるジョン・バチェラー博士の旧宅で、全面下見板張、寄棟屋根の簡素で瀟洒な洋館。登録有形文化財。
北海道大学苫小牧地方演習林に立つ森林記念館。昭和10年築の旧標本貯蔵室で、バットレス付下見板張・切妻造の教会堂風の建物の背後に、駒形屋根の牧畜舎風の棟を連ねる。屋根窓や横長窓に時代の特徴が表れた登録有形文化財。
北海道大学植物園の庁舎は、旧札幌農学校の動植物講堂の東翼部を昭和17年に移築したもの。明治34年築、中條精一郎の設計。漆喰塗大壁の木造2階建で、ピラスターとモディリオンに支えられた三角ペディメントが入口を飾る登録有形文化財。
北海道大学の古河記念講堂は、旧東北帝国大学農科大学林学科教室として明治42年に建てられた。文部省技師の新山平四郎が設計したルネッサンス様式の木造2階建で、マンサード屋根と時鐘を載せた小塔を持つ。古河家の寄付にちなむ登録有形文化財。
平取町二風谷に立つ旧マンロー邸。アイヌ研究と診療で知られる人類学者マンローの旧自邸で、本人の設計と伝わる。マンサード屋根の木造3階建、下見板張の洋館で、大きな屋根窓と妻面の出窓が意匠に彩りを添える登録有形文化財。現在は北海道大学の研究施設。
和歌山県広川町に佇む泉家住宅座敷は、明治37年(1904年)に完成した国登録有形文化財の客用座敷です。海運商家・泉家の8代目が建設した建物は、上質な材と繊細な匠の技が光り、白漆喰の妻壁が広地区の伝統的町並みに風格を添えています。日本遺産「百世の安堵」の構成文化財の一つです。
和歌山県すさみ町に佇む国登録有形文化財「井澗家住宅線香水車小屋」。水車の力で杉の葉を搗き、線香を作り出した伝統の技と暮らしの記憶を伝える希少な産業遺産をご紹介します。
和歌山県橋本市、紀ノ川南岸にある上田家住宅主屋。昭和4年頃に建てられた木造平屋建で、正面に入母屋造の玄関を構える。表座敷は床を西へ向け、離れ座敷と一続きの接客空間をなす。伝統の形式に間取りの近代化を取り入れた登録有形文化財。