全国の登録有形文化財
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東京都東大和市清水。名主・池谷藤右衛門が明治中期に建てた四間取の大型農家を、日本画家・吉岡堅二が昭和19年から46年間住みながら改造した。35.5センチの大黒柱、土間を転用したアトリエ、年2回の公開について。
旧吉岡家住宅中門は、主屋西側の坪庭と前庭を仕切る庭塀に開く間口1.8メートルの門。もとは表門で、昭和37年の長屋門建設時に現在地へ移された。起り屋根の効果、坪庭との関係、腕木門か棟門かをめぐる資料の相違を扱う。
東大和市の旧吉岡家住宅長屋門は昭和37年の建築。東村山の棟梁が持っていた解体長屋門の部材で建てられた。8個の乳鋲、都電の敷石150枚、画家自筆の胡粉の表札、法隆寺金堂壁画の模写に使われた北側和室を訪ねる。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)主屋は、明治中期の養蚕民家を作家・吉川英治が昭和23年頃に自ら設計改修した住まい。三つの煙出しを残し、庭に開く続き間の座敷で『新・平家物語』が書かれたと伝わる。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)土蔵は、弘化4年(1847年)建築で敷地最古の建物。棟札に「風門之倉庫」と記され、南東隅に建つ巽蔵である。掛子塗の観音扉や鉢巻を残す土蔵造2階建。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)長屋門は、江戸末期の養蚕農家の表構え。袖部屋は戦時中に都市からの疎開者の住居となり、戦後は吉川英治が書庫や物置に用いた。出格子やつしの窓を残す。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)洋館は、作家・吉川英治が書斎とした明治後期の離れ。寄棟桟瓦葺に軒のブラケットをめぐらし、瀬戸本業タイルのテラスや大谷石の基礎など各地の資材を集めて造られた。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都台東区池之端の教證寺客殿は、明治36年(1903年)建立の木造二階建。桁行14メートル梁間5.5メートル、外壁は下見板張、妻飾は木連格子。東面の廊下は不忍池への眺望を意識する。平成22年に国の登録有形文化財となった。
東京都台東区池之端の教證寺本堂は、安政4年(1857年)建立の土蔵造平屋建。桁行9.9メートル梁間15メートルの寄棟造妻入で、向拝や軒まわりまで漆喰を塗り込めた防火の堂。平成22年に国の登録有形文化財となった。
喜代川店舗は東京都中央区日本橋小網町、人形町近くのオフィス街の路地に建つ昭和2年(1927年)頃の木造2階建の店舗兼住宅で、登録有形文化財。開発の著しい都心部で良質な伝統的木造建築の姿をとどめる希少な建物である。
キリスト友会フレンズセンターは東京都港区三田にある大正11年(1922年)の宣教師館で、登録有形文化財。ヴォーリズ建築事務所の設計で、屋根窓や煉瓦の煙突が特徴の、数少ない関東大震災前の西洋館の一つである。
銀座大野屋店舗兼主屋は東京都中央区銀座の昭和通りと晴海通りの交差点に建つ昭和26年(1951年)の木造の足袋店で、登録有形文化財。五角形の平面に店舗と作業場兼住居を並べ、戦災直後の銀座の景観を伝える。
銀座ライオンビルは東京都中央区銀座7丁目に建つ昭和9年(1934年)のビルで、登録有形文化財。外観にライト調の意匠を残し、1階のビヤホールはタイル張りの壁面とガラスモザイク壁画で飾る、ビヤホールの一大傑作とされる。
黒沢ビルは東京都台東区上野にある昭和5年(1930年)の鉄筋コンクリート造のビルで、登録有形文化財。小川眼科病院として建てられ、尖頭アーチの窓など表現派風の意匠をもち、屋上の紫外線療法室と小川三知作のステンドグラスが残る。
幻戯山房(旧角川家住宅主屋)は東京都杉並区荻窪にある昭和30年(1955年)の近代数寄屋の住宅で、登録有形文化財。角川書店創設者の角川源義の邸宅で、隅柱を省いた開放的なつくりをもち、すぎなみ詩歌館として無料公開されている。
功運寺庫裏は中野区上高田の萬昌院功運寺に南面して建つ大正8年(1919年)の庫裏。玄関から中廊下を通し、東に座敷と仏間、北に数寄屋風の方丈を置く丁寧な造作の近代和風建築で、平成26年(2014年)に登録された。
功運寺山門は中野区上高田の萬昌院功運寺の南の参道に開く間口3.2メートルの一間高麗門。萬昌院が移ってきた大正3年(1914年)の建築で、ケヤキの良材と上質な施工が評価され、平成26年(2014年)に登録された。
功運寺鐘楼は中野区上高田の萬昌院功運寺に建つ方一間の鐘楼。寛延2年(1749年)頃の建築で大正3年(1914年)に移築された。詰組の組物と籠彫の木鼻、獅子形の木鼻が見どころで、平成26年(2014年)に登録された。
国際基督教大学泰山荘表門は、昭和11年頃に建てられた茅葺の薬医門。横木と梁に江戸城幸橋御門の枡形土壇から出た古材を使い、焼失した母屋の「泰山荘」の額を掲げる。二通りある寸法の記録と見学条件を解説する。
国際基督教大学泰山荘蔵は、書院の東に建つ昭和11年頃の鉄筋コンクリート造の平屋の蔵。瓦葺切妻・妻入という土蔵の姿を保ちながら、蔵前を除く庫室を高床とする。泰山荘での位置と見どころ、見学条件を解説する。