全国の登録有形文化財
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西宮神社本殿は、兵庫県西宮市の西宮神社にある昭和36年完成の木造の本殿で、令和7年に登録有形文化財となった。戦災で焼失した旧国宝の本殿を復興した、春日造を三棟連ねた日本唯一の三連春日造の社殿である。
城崎温泉の老舗旅館・西村屋本館の入口脇に建つ大広間棟。北但大震災後の昭和前期に再建され、洋小屋で八十畳の無柱空間を架け、折上格天井や舞台を備える。二〇一五年に登録有形文化財となった。
西村屋本館の平田館は、数寄屋の名工・平田雅哉が昭和三十五年に手がけた十室の客室棟。庭への視線が交差せぬ配置、吹抜けに橋を架けたロビー、四季の花の天井など、伝統と現代を融合させた造形が評価された。
西村屋本館の南正面に構える大型の薬医門と塀。北但大震災後の昭和前期に再建され、屋根に緩い起りをもたせ、塀の基礎には玄武洞に名の由来をもつ地元産の玄武岩を据える。二〇一五年に登録有形文化財となった。
兵庫県丹波市の西山酒造場店舗兼主屋は、明治24年頃建築の木造2階建。妻入・入母屋造の正面に虫籠格子を構え、北側へ座敷を突き出す座敷中門造とする。平成19年に国の登録有形文化財となり、いまも蔵元直売所として使われている。
兵庫県丹波市の西山酒造場離れ、通称三三庵は、昭和16年建築の木造平屋一部2階建。土蔵風の主体部から洋風ガラス戸のテラスを張り出し、座敷飾付の和室と洋室を併せ持つ折衷型住宅で、平成19年に国の登録有形文化財となった。
兵庫県丹波市の西山酒造場塀は、総延長45メートル、高さ3.3メートルの木造瓦葺。真壁造で腰を杉板の縦板張、上部を漆喰塗とした高塀で、平成19年に国の登録有形文化財となった。公道から無料で常時見学できる。
神戸市須磨区潮見台町の高台に建つ大正4年の座敷棟。二室の続き間に床・琵琶床・違棚・付書院を備え、床柱には北山の絞丸太を用いる。明治40年の洋館、大正期の土蔵とともに、令和7年3月に登録有形文化財となった。
兵庫県川西市東多田の東多田夢勝庵裏門及び北塀は、旧庄屋屋敷の北東隅を囲む江戸後期の築地塀と裏門。乱石積の基礎に漆喰塗の塀が緩やかに曲がり、途中に間口2.0メートルの薬医門を構えて背面の道に面する。2019年登録。
兵庫県川西市東多田の東多田夢勝庵主屋は、旧庄屋屋敷の奥に南面する江戸後期の入母屋造平屋建。出桁造の軒、四周の下屋上に塗り込めた虫籠窓、東の土間と西の六間取を備え、集落景観の核をなす大型民家。2019年登録。
兵庫県川西市東多田の東多田夢勝庵土蔵は、旧庄屋屋敷の北西隅に建つ明治前期の土蔵造2階建の家財蔵。切妻造桟瓦葺を置屋根状にかけ、軒裏まで塗り込め、内部は上下とも板敷。屋敷後方の構えをなす。2019年登録。
兵庫県川西市東多田の東多田夢勝庵長屋門は、旧庄屋屋敷の南東隅に建つ文久3年(1863年)のL字形長屋門。延長40メートルで、東面と南面に板扉と潜戸を備えた門口を開き、旧家の表構えをなす。2019年登録。
兵庫県川西市東多田の東多田夢勝庵西塀は、旧庄屋屋敷の西面を区切る江戸後期の築地塀。延長14メートル、自然石積の基礎に桟瓦葺の屋根をのせ、外は漆喰、庭側は粗い中塗で仕上げ、庭の添景となる。2019年登録。
兵庫県川西市東多田の東多田夢勝庵露地門及び庭塀は、旧庄屋屋敷の前庭を仕切る江戸後期の築地塀と小門。総延長16メートルの塀が二度折れ、間口1.0メートルの棟門形式杉皮葺の露地門を開いて主屋へ導く。2019年登録。
ヒガシマル醤油元本社工場原料庫及び仕込蔵は、たつの市龍野町大手の明治中期の複合建築。原料庫に食塩溶解場や仕込蔵、仕込室、作業場がつながり、漆喰と竪板張の東面に換気の小窓を連ねて水路沿いの景観を整える。
ヒガシマル醤油元本社工場仕込蔵一は、たつの市龍野町大手の明治中期の蔵で、南棟を麹室、北棟を前室として使った。麹室は断熱層をはさむ二重の煉瓦壁と換気の越屋根を備え、製麹の工程をよく示すとして2013年に登録された。
ヒガシマル醤油元本社工場仕込蔵及び雑品庫は、たつの市龍野町大手の北側敷地の西端に建つ明治中期のL字形の蔵。通りに面した雑品庫は東端を入母屋造とし、黒い竪板の腰と格子窓を並べ、その北奥へ仕込蔵がのびる。
ヒガシマル醤油元本社工場仕込蔵三は、たつの市龍野町大手の事務所及び圧搾場の西隣に建つ明治中期の仕込蔵。本瓦葺で正面中段に庇を付け、漆喰の壁と簓子下見板張の腰、格子窓をもつ町家風の外観が、隣の事務所と調和する。
ヒガシマル醤油元本社工場仕込蔵二は、たつの市龍野町大手に建つ大正期の仕込蔵。南北棟の土蔵2棟をつなぎ、直径2メートル前後の仕込樽を隙間なく並べる。登り梁と和小屋を併用した小屋組と雄大な本瓦葺の屋根が特徴である。
ヒガシマル醤油元本社工場事務所及び圧搾場は、たつの市龍野町大手の通りに南面する江戸後期の町家風事務所と、背後の明治中期の圧搾場からなる。内部に圧搾機や生汁槽、煉瓦煙突が残り、2013年に登録有形文化財となった。