全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
夕張の北炭専用鉄道をまたぐ鉄筋コンクリート造の単アーチ跨線橋。全長約二十二メートルで、炭鉱の浴場へ向かう通路を兼ねる。車両の大型化に合わせて桁を斜めに傾けた構造が特徴で、二〇〇六年に登録有形文化財となった。
高松ズリ捨線がズリを運ぶために架けた鉄筋コンクリート造の七連アーチ橋。半円アーチが六メートル間隔で連なり、全長五十九メートル、幅八・六メートルに及ぶ。一九五一年に築かれ、二〇〇六年に登録有形文化財となった。
高松ズリ捨線でスキップ車が走った全長七十三メートル、幅五・五メートルの直線コンクリート隧道。両端に角形のコンクリート坑門を備え、一九五一年に築かれた。拱橋などとともに二〇〇六年に登録有形文化財となった。
高松ズリ捨線のベルト隧道、その西側を固めるコンクリート坑門。幅八・九メートルの正面に直径約二・五メートルの半円開口を穿ち、内部のベルトコンベヤーを守った。一九五一年に築かれ、二〇〇六年に登録有形文化財となった。
天龍坑で資材を運ぶ斜坑の入口を固めた煉瓦造の坑口。五枚厚の壁に幅約四メートルの半円アーチを開き、付柱と軒蛇腹を備え、「天龍坑」と刻んだ扁額を掲げる。一九〇〇年に築かれ、二〇〇六年に登録有形文化財となった。
坑夫を乗せた人車が出入りした天龍坑の斜坑の入口を固める煉瓦坑口。幅十一メートルの正面に半円アーチを開き、円錐形の要石や付柱、張り出す翼壁を備える。一九〇〇年に築かれ、二〇〇六年に登録有形文化財となった。
北海道夕張市の地下に延びる180mの煉瓦造アーチ坑道。1939年に皇族見学用として整備された天龍坑の補助坑道で、本物の石炭層に触れられる国内唯一の歩いて入れる炭鉱坑道。2006年登録有形文化財。
北海道江別市二条の旧北陸銀行江別支店は、大正8年に十二銀行の営業所として建てられた石造2階建。建築面積57平方メートルの小さな建物で、江別に初めて置かれた金融機関の姿を伝える。平成14年に国の登録有形文化財となった。
北海道空知郡南幌町の旧幌向駅逓所は、昭和3年築の木造平屋。年間約550人の役人や行商人が泊まったが、夕張鉄道の開通で昭和6年に廃止された。平成18年に国の登録有形文化財に登録。現在は外観のみ見学できる。
北海道芦別市の旧三井芦別鉄道炭山川橋梁は、昭和20年頃に架けられた橋長94メートルの単線鉄道橋。鋼桁6連とコンクリートアーチ2連からなり、橋上には機関車と石炭貨車が残る。平成21年に国の登録有形文化財となった。
北海道石狩市八幡町高岡に建つ昭和13年築の石造二階建の米倉。札幌軟石を積み、西妻には鏝絵で屋号を掲げる。令和6年に登録有形文化財となり、現在は樋口季一郎記念館として木曜から日曜まで公開されている。入館料は高校生以上500円。
北海道石狩市八幡町高岡に建つ明治44年築の木造二階建の米倉。外壁は下見板張。中央に独立柱を立てて棟木を支え、一階南端は穀物用に三室へ仕切る。令和6年に隣の石倉とともに登録有形文化財となった。内部は非公開。
北海道小樽市桜一丁目の銀鱗荘旧本館は、余市の大網元猪俣安之丞が明治後期に建て昭和十三年に平磯岬へ移した鰊漁家建築。二間半の神棚を据えた六間取り広間が残り、令和五年に国の登録有形文化財となった。宿泊できる鰊御殿として知られる。
北海道北斗市中央の熊谷家住宅主屋は、江戸末期に熊谷宇兵衛が店舗兼住宅として建てた道南の町家。桁行七間の切妻造に鉄板を葺き、出格子裏の土間を復原する。平成十八年に国の登録有形文化財となった。非公開で外観のみ見学できる。
北海道小樽市桜一丁目のグリル銀鱗荘は、鰊の一時保管に使われた建物を昭和十六年に移築し水産記念館へ改めたもの。漆喰塗の壁に虫籠窓風の開口を並べ、令和五年に国の登録有形文化財となった。現在はフランス料理店として営業する。
札幌市中央区に残る大正15年築の石塀。総延長77メートル、北塀は六段積で高さ2.1メートル、南塀は八段積で2.7メートル。江戸切仕上げの軟石が街区の景観をつくる。主屋・蔵・表門とともに平成22年に登録有形文化財となった。
函館市船見町の高龍寺位牌堂は昭和8年(1933年)の建築で、本堂の屋根を小さくした入母屋造の堂。鉄筋コンクリート造の地階をもち、上下階に檀信徒の位牌を祀る。向拝の虹梁木鼻の彫刻が見どころ。登録有形文化財。
函館市船見町の高龍寺開山堂は明治30年(1897年)ごろの煉瓦造の堂で、外壁を漆喰で白く仕上げた境内最古の建物。歴代住職や五百羅漢を祀り「羅漢堂」とも呼ばれる。平成24年(2012年)登録の有形文化財。
函館市船見町の高龍寺金毘羅堂は大正6年(1917年)の建築で、金毘羅尊天など三尊を祀る航海安全の堂。丁字形の平面に軒唐破風と千鳥破風を重ね、棟梁澤田吉平による境内屈指の装飾的な建物。国の登録有形文化財。
函館市船見町の高龍寺山門及び袖塀は明治43年(1910年)ごろの八脚門と総延長29メートルの袖塀。5代篠田宗吉が棟梁を務め、獅子・龍・鳳凰など207とされる彫刻が施される。歩道から常に見られる登録有形文化財。