愛媛県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 愛媛県愛媛県に所在する重要文化財。
愛媛県今治市の野間神社に立つ宝篋印塔は、元亨二年(1322年)に紀有春と妻の藤原氏が病気平癒と延命を祈願して造立した、鎌倉時代後期を代表する石造美術品です。昭和29年に国の重要文化財に指定され、塔身下に繰形座を設ける独特の「越智式」を伝える名宝として、芸予諸島を介した中世の文化交流をも物語ります。
愛媛県松山市の標高132mの勝山山頂にそびえる松山城は、江戸時代以前の天守が現存する全国12城のひとつです。加藤嘉明が慶長7年(1602年)に築城を開始し、現在の天守は安政元年(1854年)に再建された江戸時代最後の本格的城郭建築。天守を含む21棟が国の重要文化財に指定され、日本唯一の望楼型二重櫓・野原櫓や国内最大規模の登り石垣など、類まれな建築遺構を有しています。
愛媛県四国中央市・切山地区に佇む真鍋家住宅は、江戸時代前期に建てられた愛媛県最古の民家で国指定重要文化財です。平家伝説が息づく秘境の山村で、茅葺き屋根と囲炉裏が迎える日本の原風景を体感できます。
愛媛県大三島の大山祇神社に伝わる重要文化財「太刀 銘有綱 拵 山金造革包太刀」。平安末から鎌倉初期に遡る古伯耆派の在銘刀身と、中世武士が実戦で用いた革包の拵が一具で残る稀少な遺例です。日本武具の宝庫・大山祇神社の魅力とともに、その見どころと歴史的価値、訪問のための情報をご紹介します。
愛媛県今治市・大三島の大山祇神社に伝わる重要文化財「金小札紅糸威腰浅葱大袖」。金箔を押した小札を、紅糸を主体とし、下方の腰部分には浅葱糸を用いて威した中世の華麗な大袖です。昭和44年に「色々威大袖など7双」として一括指定された七隻のうちの一つで、武具の宝庫として知られる同社の至宝のひとつ。本記事では、大袖の構造や名称の意味、見どころ、周辺観光まで、海外からの来訪者にも分かりやすく解説します。
愛媛県今治市・大山祇神社に伝わる重要文化財「黒漆太刀(無銘)」を紹介する記事です。総長99.8センチメートル、麻布巻黒漆塗・金銅金具・分銅形鐔を備えた鎌倉時代の細太刀拵で、神官職である大祝(おおはふり)家の就任時に「しるしの太刀」として用いられてきた、神社の祭祀そのものと結びつく稀有な一振り。明治34年に重要文化財(旧国宝)に指定されました。本記事では、太刀の形状や指定理由、大祝家との関わり、宝物館での見どころ、そしてしまなみ海道の島・大三島へのアクセスや周辺観光情報まで、海外からの旅行者にもわかりやすく丁寧にご案内します。
愛媛県今治市・大山祇神社が所蔵する「黒韋威胴丸」は、南北朝時代に作られた胴丸形式の甲冑で、国の重要文化財に指定されています。残欠ではありますが、瀬戸内海を渡って合戦に向かった中世武士たちの息吹を今に伝える貴重な遺品です。日本の甲冑類の約四割を所蔵する大山祇神社宝物館で、鎌倉から戦国までの名甲冑とともに鑑賞できます。
愛媛県大三島の大山祇神社に伝わる重要文化財「黒韋威二十間筋兜」。南北朝時代に作られた黒い韋威の筋兜は、武将たちが奉納した名品の一つ。瀬戸内海に浮かぶ「国宝の島」で本物の中世武具に出会う旅をご案内します。
愛媛県大三島の大山祇神社に伝わる重要文化財「螺鈿飾太刀(伝小松重盛奉納)」をご紹介します。平清盛の嫡男・平重盛(小松内大臣)の奉納と伝わるこの飾太刀は、平安時代末期の宮廷工芸の到達点を示す名宝で、貝殻の虹色に輝く螺鈿装飾が施されています。明治三十四年に重要文化財に指定された本作の価値、見どころ、参拝情報を詳しくお伝えします。
愛媛県西条市の保国寺に伝わる国指定重要文化財「木造仏通禅師坐像」は、鎌倉時代後期の臨済宗高僧・癡兀大慧の写実的な肖像彫刻です。像高78.3cm、深い艶のある黒色から「黒仏さん」と親しまれ、昭和45年にはボストン美術館でも展示された名品。歴史・見どころ・拝観方法・周辺観光まで詳しくご紹介します。