福岡県の登録有形文化財
福岡県 · 登録有形文化財
福岡県久留米市の梅林寺外苑に1958年に建てられた、菊竹清訓初期の名作建築。2021年に国の登録有形文化財に指定された鉄筋コンクリート造の茶店で、中心軸上の丸柱と壁柱、梅園と筑後川に開かれたカーテンウォールが特徴。現在もティーハウス梅苑として営業し、梅の季節には約500本の梅越しに一服のお抹茶を味わえます。
筥崎宮の南、福岡市東区馬出の旧唐津街道に東面する木造二階建の町家。桁行三間半、全面を出格子とする二階、北側を貫く通り土間、ベンガラ漆塗の欄干と箱階段が残る。明治初期の建築で、平成19年に登録有形文化財となった。
福岡県北九州市小倉の中心にたたずむ「百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)企救」は、令和4年(2022年)に国の登録有形文化財(建造物)に登録された近代数寄屋建築です。明治22年(1889年)作庭の日本庭園の池泉に張り出すように配された離れ座敷は、まるで池に浮かぶ小船のような風情。JR小倉駅から徒歩圏で、小倉城・旦過市場観光と合わせて登録有形文化財の客室に実際に宿泊できる、全国でも稀少な文化財体験の宿です。
福岡県北九州市小倉北区に建つ「百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)玄海」は、令和4年(2022年)に国の登録有形文化財に登録された昭和中期の木造平屋建建築。明治22年完成の百年庭園に面し、草庵風の詫びた意匠と幅広格天井風の竿縁など近代的造形を融合させた近代数寄屋の先進事例として高く評価され、現役の宿泊施設として今も使われています。
福岡県北九州市小倉北区にある「百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)菅生」は、明治22年築造の約700坪の日本庭園に面して昭和37年(1962年)に建てられた木造平屋建の離れ座敷です。伝統的な数寄屋建築の構成に内法制と芯々制の併用、障子戸とガラス戸の間に吊るしたカーテンなど近代的な工夫を施した「近代数寄屋」の先進事例として評価され、令和4年2月17日に国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。JR小倉駅から徒歩約8分、旦過市場や小倉城にも近い立地で、現在も宿として利用できます。
福岡県北九州市小倉北区に位置する「百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)渡り廊下」は、数寄屋造りの離れ三棟を結ぶ木造平屋建・銅板葺の小さな建築。節目のある丸太の柱、竹を詰め打ちにした天井、平瓦の四半敷の床など、野趣と瀟洒が同居する意匠が高く評価され、令和4年に国登録有形文化財に登録されました。約130年の歴史を刻む庭園とともにご紹介します。
福岡県三潴郡大木町の福岡県い業会館旧宿直棟は、事務所の宿直に使われた木造平屋建の付属屋。入母屋造で漆喰仕上に腰竪板張、八畳と六畳に台所を付す。令和2年に本館とともに国の登録有形文化財となった。見学は事前連絡制。
福岡県三潴郡大木町の福岡県い業会館本館は昭和11年築の木造2階建。下見板張に付柱を回したスティックスタイルの外観と、部屋ごとに変える天井意匠を持ち、令和2年に国の登録有形文化財となった。2階には花ござを保管展示する。
福岡県直方市殿町の前田園本店倉庫は、昭和2年頃に茶の保管用として敷地奥に建てられた煉瓦造及び木造二階建の蔵です。外壁は鉄板張、内部はモルタル仕上で、小屋組にキングポストトラスを用います。2013年に国の登録有形文化財となりました。
福岡県直方市殿町の前田園本店店舗は、昭和2年頃に筑豊の茶問屋が建てた木造二階建の商家です。二階正面は黒漆喰の壁と銅板張の窓枠を出桁造で構え、一階はケヤキ普請。2013年登録の有形文化財で、現在は古民家カフェとして内部に入れます。
松岡家住宅玄関門は、福岡県小郡市干潟に立つ間口2.2メートルの一間薬医門。嘉永3年銘の鬼瓦を戴き、大正12年頃に秋月から移されたと伝わる。総延長89メートルの煉瓦塀とともに前庭を囲み、平成27年に国の登録有形文化財となった。
福岡県小郡市干潟の松岡家住宅主屋は、大正12年に造り酒屋の住まいとして完成した木造建築。西端の土間には力強い梁組が吹抜けに組み上がり、東側には十五畳の広間が張り出す。平成27年に国の登録有形文化財となった。
福岡県八女市上陽町の星野川に架かる寄口橋は、大正9年(1920年)に建造された石造二連アーチ橋(眼鏡橋)です。一連から四連までのアーチ橋が揃う「ひふみよ橋」の一つとして知られ、令和5年に国の登録有形文化財に登録されました。春の桜、夏の川遊び、初夏のホタルなど四季折々の魅力があり、100年以上にわたり地域の暮らしを支え続けています。
福岡県北九州市若松区に佇む料亭金鍋表門は、大正6年(1917年)頃に建てられた国登録有形文化財です。角柱と丸太材を組み合わせた近代的な数寄屋風意匠、ガラス欄間や銅板葺きの庇が特徴的で、かつて石炭積み出し港として栄えた若松の繁栄と料亭文化を今に伝えています。
福岡県北九州市若松区に佇む料亭金鍋本館は、明治28年(1895年)に九州初の牛鍋屋として創業した老舗料亭の本館建築です。大正6年(1917年)頃に再建された木造3階建ての建物は、洗練された数寄屋風意匠と重厚な黒漆喰塗りの外観が特徴で、平成16年(2004年)に国の登録有形文化財に指定されました。日本遺産「関門ノスタルジック海峡」の構成文化財でもあり、石炭景気に沸いた若松の繁栄と食文化の歴史を今に伝えています。
福岡県小郡市の歴史ある彦山道沿いに建つ料亭さとう別荘門は、明治後期に建造された木造の表門です。太い本柱と高い棟を持つ豪壮な造りで、令和3年に国登録有形文化財に登録されました。門の先には大正時代の和洋折衷建築と日本庭園、そして伝統の無双網猟による鴨料理を楽しめる格式高い料亭が広がっています。
福岡市博多区上川端町に建つ冷泉荘(旧八木アパート)は、昭和33年築の鉄筋コンクリート造集合住宅。2024年に民間RC造集合住宅として全国初の国登録有形文化財に登録。リノベーションミュージアムとして再生された昭和レトロビルの歴史と魅力を紹介します。