福岡県の登録有形文化財
福岡県 · 登録有形文化財
福岡県北九州市小倉北区に建つ「百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)玄海」は、令和4年(2022年)に国の登録有形文化財に登録された昭和中期の木造平屋建建築。明治22年完成の百年庭園に面し、草庵風の詫びた意匠と幅広格天井風の竿縁など近代的造形を融合させた近代数寄屋の先進事例として高く評価され、現役の宿泊施設として今も使われています。
福岡県北九州市小倉北区にある「百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)菅生」は、明治22年築造の約700坪の日本庭園に面して昭和37年(1962年)に建てられた木造平屋建の離れ座敷です。伝統的な数寄屋建築の構成に内法制と芯々制の併用、障子戸とガラス戸の間に吊るしたカーテンなど近代的な工夫を施した「近代数寄屋」の先進事例として評価され、令和4年2月17日に国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。JR小倉駅から徒歩約8分、旦過市場や小倉城にも近い立地で、現在も宿として利用できます。
福岡県北九州市小倉北区に位置する「百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)渡り廊下」は、数寄屋造りの離れ三棟を結ぶ木造平屋建・銅板葺の小さな建築。節目のある丸太の柱、竹を詰め打ちにした天井、平瓦の四半敷の床など、野趣と瀟洒が同居する意匠が高く評価され、令和4年に国登録有形文化財に登録されました。約130年の歴史を刻む庭園とともにご紹介します。
福岡県八女市上陽町の星野川に架かる寄口橋は、大正9年(1920年)に建造された石造二連アーチ橋(眼鏡橋)です。一連から四連までのアーチ橋が揃う「ひふみよ橋」の一つとして知られ、令和5年に国の登録有形文化財に登録されました。春の桜、夏の川遊び、初夏のホタルなど四季折々の魅力があり、100年以上にわたり地域の暮らしを支え続けています。
福岡県北九州市若松区に佇む料亭金鍋表門は、大正6年(1917年)頃に建てられた国登録有形文化財です。角柱と丸太材を組み合わせた近代的な数寄屋風意匠、ガラス欄間や銅板葺きの庇が特徴的で、かつて石炭積み出し港として栄えた若松の繁栄と料亭文化を今に伝えています。
福岡県北九州市若松区に佇む料亭金鍋本館は、明治28年(1895年)に九州初の牛鍋屋として創業した老舗料亭の本館建築です。大正6年(1917年)頃に再建された木造3階建ての建物は、洗練された数寄屋風意匠と重厚な黒漆喰塗りの外観が特徴で、平成16年(2004年)に国の登録有形文化財に指定されました。日本遺産「関門ノスタルジック海峡」の構成文化財でもあり、石炭景気に沸いた若松の繁栄と食文化の歴史を今に伝えています。
福岡県小郡市の歴史ある彦山道沿いに建つ料亭さとう別荘門は、明治後期に建造された木造の表門です。太い本柱と高い棟を持つ豪壮な造りで、令和3年に国登録有形文化財に登録されました。門の先には大正時代の和洋折衷建築と日本庭園、そして伝統の無双網猟による鴨料理を楽しめる格式高い料亭が広がっています。
福岡市博多区上川端町に建つ冷泉荘(旧八木アパート)は、昭和33年築の鉄筋コンクリート造集合住宅。2024年に民間RC造集合住宅として全国初の国登録有形文化財に登録。リノベーションミュージアムとして再生された昭和レトロビルの歴史と魅力を紹介します。