福岡県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 福岡県福岡県に所在する重要文化財。
九州国立博物館所蔵の重要文化財「色鍋島松竹梅文瓶子」を詳しく解説。世界に2点しか現存しない色鍋島の瓶子は、江戸時代に将軍家や大名家の婚礼のために特別に誂えられたと推定される逸品です。その歴史的価値、見どころ、周辺観光情報をご紹介します。
福岡県大川市と佐賀県佐賀市を結ぶ国指定重要文化財・筑後川昇開橋。1935年完成の日本最古の昇開式可動橋で、夕景やライトアップが美しい観光スポットです。見どころ・アクセス・周辺情報を詳しく解説。
福岡県北九州市の国重要文化財・若戸大橋の魅力を徹底解説。1962年に「東洋一の夢の吊橋」として完成した深紅のランドマークは、日本夜景遺産にも認定。ライトアップ、若戸渡船、レトロ建築群、工場夜景クルーズなど見どころ満載。
福岡県筑紫野市の隈・西小田遺跡群から出土した国指定重要文化財。銅戈23本の一括埋納、前漢鏡、ゴホウラ製貝輪など、弥生時代中期の首長墓と祭祀の実態を伝える貴重な考古資料の魅力をご紹介します。
福岡県八女市に伝わる重要文化財「五条家文書」は、全17巻369通に及ぶ古文書群。後醍醐天皇の最後の綸旨や後村上天皇宸翰など、南朝の貴重な一次史料を含み、南北朝時代の九州における動乱の歴史を生き生きと伝えます。
福岡・九州国立博物館が所蔵する奉写一切経所紙納帳は、奈良時代の写経所が受け取った黄紙などの料紙の数量を記した帳簿。宝亀三年から四年の物品の動きや組織の運営を示す数少ない貴重な古文書で、当初の題籖と軸も残る。
明治21年に山口県の竹島古墳から出土した古墳時代前期の副葬品一括。中国・魏の年号「正始」を刻む三角縁神獣鏡を含み、卑弥呼に贈られた鏡をめぐる長年の議論の中心となってきた。現在は九州国立博物館が保管している。
九州国立博物館蔵の重要文化財。直径31センチの木盃形尺皿に、稜花を象った深鉢へ太湖石と紅白の牡丹を活けた図を描く。鍋島藩御用窯の最盛期、貞享・元禄頃の作で、染付と色絵の精緻な技が際立つ。
九州国立博物館が保管する重要文化財「灰被天目茶碗(虹)」は、中国・元時代13〜14世紀の天目茶碗。漆黒釉と褐釉を掛け分けた釉境が窯変で銀色に発色し、虹を思わせる景色を見せる。足利義政伝来の大名物として知られる。
福岡県久留米市の梅林寺境内に並び立つ有馬家霊屋は、寛永7年から承応4年にかけて建てられた五棟の霊廟建築群です。九州唯一の大名家霊廟の重要文化財として、その独自の建築配置と歴史的価値をご紹介します。
福岡市東区に鎮座する香椎宮本殿は、江戸時代後期の享和元年(1801)に福岡藩主十代・黒田長順が再建した国指定重要文化財。全国でここだけに見られる「香椎造」の独自様式を誇り、仲哀天皇と神功皇后をお祀りする全国十六社の勅祭社のひとつとして、千八百年の歴史を今に伝えます。
福岡県糸島市の櫻井神社。1610年に開いた岩戸の前に、福岡藩主黒田忠之が1632年に建てた本殿、ほぼ同時期の拝殿・楼門が一列に並ぶ。創建期の社頭が残る希少さから2023年に国の重要文化財に指定された。
太宰府市朱雀の丘に立つ花崗岩製の石造七重塔。古代寺院般若寺の跡に鎌倉時代後期に造立され、高さ3.35メートル、塔身の四面には金剛界四方仏の梵字が刻まれる。市内で最も古い層塔で、見学は時間を問わず無料で行える。
福岡県志免町に立つ高さ47.6mの鉄筋コンクリート塔。海軍の石炭採掘施設として昭和18年に完成し、深さ430mの竪坑から石炭と鉱員を引き上げた。塔櫓巻型として国内唯一現存し、平成21年に重要文化財に指定された。
福岡市博多区の住吉神社本殿は、元和9年(1623年)に福岡藩主・黒田長政が再建した重要文化財。組物を持たない住吉造で、軒が反らない直線的な屋根、朱の柱と白い板壁、盾形の懸魚など、仏教伝来以前の古い社殿様式を今に残す一棟である。
福岡県添田町、英彦山への旧参道沿いに建つ茅葺の農家。座敷の墨書から天保13年(1842年)の建築と判明した。整形六間取の直屋で、雨の当たる東壁を割竹で覆う。県内の直屋の好例として重要文化財に指定され、内部を無料で見学できる。
福岡県糸島市の髙祖神社本殿は、天文10年(1541)に原田氏が造営し、6枚の棟札とともに令和5年(2023)に国の重要文化財に指定された県下最古級の社殿。三間社流造・檜皮葺の姿を、高祖山西麓の鎮守の杜に訪ねる。
天正19年(1591)に小早川隆景が再建した桃山期の重要文化財。菅原道真公の墓所に建つ霊廟形式の社殿で、現在は令和の大改修中。3年間限定で建てられた藤本壮介設計の仮殿が本殿前に立ち、2026年に改修完了予定。
心字池の太鼓橋脇に建つ志賀社本殿は、長禄2年(1458年)建立と伝わる太宰府天満宮境内最古の建物。海神・綿津見三神を祀る一間社で、明治40年に重要文化財に指定された。福岡県内最古の神社建築であり、桃山期の御本殿と並ぶ貴重な遺構である。
福岡県太宰府市の九州国立博物館に常設展示される重要文化財「多宝千仏石幢」は、中国・遼の大康10年(1084)に建立された総高5.5メートル・重量3.5トンの八角石造仏教モニュメント。如来・菩薩・飛天・伽陵頻伽など多彩な尊像と梵字の真言・陀羅尼が彫られ、遼代仏教彫刻の基準作例として国際的にも貴重。1927年に京都へ寄贈され、2005年に九州国立博物館へ移設されました。