福島県・平安
Heian福島県 の平安時代(794 – 1185)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福島県須賀川市の須賀川市立博物館に収蔵される国指定重要文化財「岩代米山寺経塚出土品」をご紹介します。承安元年(一一七一年)の銘文を刻んだ陶製外筒や青銅製経筒、刀子・銅鏡・鍔・鉄鏃などからなる一括資料で、末法思想と弥勒下生信仰のもと営まれた平安時代末期の経塚信仰を今に伝える貴重な遺品です。
福島県の個人が所蔵する平安時代の直刀。反りのない刀身に、後の日本刀へ通じる中央の鎬をそなえる過渡的な作で、正倉院御物の同種とも比較されている。生ぶの茎を残し、平成元年に重要文化財へ指定された貴重な一口。
福島県の個人が所有する平安時代の重要文化財「大刀〈鎬造〉」。丸棟や茎尻の六角形の手抜緒孔など直刀の古式を残しつつ鎬造を備え、奈良の直刀から平安中期以降の日本刀へと移りゆく変遷の過程を示す貴重な一振り。非公開のため実見はできない。
福島市飯坂町の古刹・香積山天王寺の裏山から出土した平安時代末期の陶製経筒。1936年に国の重要文化財(考古資料)に指定されたこの一品は、末法思想に基づく埋経の信仰が東北地方にまで及んでいたことを示す貴重な遺宝です。奥州三名湯の一つ・飯坂温泉の歴史と合わせてご紹介します。
福島県立博物館に寄託される平安時代9世紀の木造吉祥天立像。個人所蔵の重要文化財で、奈良・興福寺と仏都会津を結んだ徳一菩薩の足跡を今に伝える、貴重な福徳の女神像です。
福島県いわき市に佇む白水阿弥陀堂は、平安時代末期の永暦元年(1160年)、藤原清衡の娘・徳姫が夫の菩提を弔うために建立した阿弥陀堂です。福島県内で唯一の国宝建造物であり、東北地方に現存する平安時代の建築三棟のうちの一つ。方三間の宝形造、とち葺屋根の優美な姿と、三方を池に囲まれた浄土式庭園が一体となった、平安仏教文化の精華を今に伝える貴重な遺産です。
福島県玉川村の岩法寺に伝わる石造五輪塔は治承五年(1181)の銘を持ち、現存する在銘石造五輪塔としては国内屈指の古例。陸奥石川氏二代目の領主源基光の墓塔として建立され、昭和13年に国の重要文化財に指定された。
経文の一字ずつを彩色した蓮台に乗せて写し、一字を一仏と見立てた平安時代後期の装飾経。法華三部経をおさめ、もと十巻のうち九巻が会津美里町の龍興寺に伝わる、福島県内三件の国宝の一つである。拝観は事前予約制。