福島県・昭和
Shōwa福島県 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福島県大熊町大川原に建つ石田家住宅籾蔵は、建築面積11平方メートルの板倉で、石田家住宅の登録4件で最小。柱の溝に横板を落とし込み、床を土台より一段上げることで、籾米の貯蔵に必要な通気を確保している。令和元年12月に登録。
和泉屋旅館主屋は、昭和9年5月の田島大火の直後に越後の棟梁が建てた木造2階建の旅館建築。組物を添えた向唐破風の大玄関が国道121号に面し、平成11年に登録有形文化財となった。戦後の進駐軍指定旅館時代の洋間も残る。
福島県いわき市・磐城桜が丘高校の敷地内にたたずむ桜丘会館は、昭和13年(1938)に建てられた旧磐城高等女学校の図書館兼同窓会館。丸窓や欠円アーチの縦長窓など昭和前期の建築潮流を伝える木造2階建てで、平成26年に国の登録有形文化財に登録されました。
福島県南相馬市鹿島区栃窪にたたずむ大谷家住宅中蔵は、昭和初期に建てられた土蔵造二階建の国登録有形文化財です。東蔵・門とともに浜街道と奥州街道を結ぶ「塩の道」沿いに並び、渦紋入りの鉢巻や海鼠壁など華やかな意匠を伝えます。酒や醤油を収めた蔵と、その背景にある相馬の交易文化をご紹介します。
福島県南相馬市鹿島区栃窪に佇む大谷家住宅門は、浜街道と奥州街道を結ぶ「塩の道」沿いに建つ国登録有形文化財。昭和前期に建てられた高麗門様式の木造門で、両脇の東蔵・中蔵とともに物流拠点として栄えた商家の面影を今に伝えます。
福島県喜多方市の笹正宗酒造の表構え。昭和二年頃の薬医門と総延長約三十五メートルの塀が一体で通りに面した景観をつくり、二〇二一年に登録有形文化財となった。二〇二六年の火災を免れた二件の一つである。
福島市泉の佐藤家住宅で、当主の隠居用に昭和7年(1932年)増築された木造平屋建の棟。トコと平書院を備えた八畳の主室に六畳の次の間が続き、南面の廊下が主屋と文庫蔵を結ぶ。建築面積は55平方メートルである。
福島県郡山市麓山の高台に建つ日本聖公会郡山聖ペテロ聖パウロ教会聖堂は、1932年に完成した鉄筋コンクリート造のゴシック様式教会建築です。上林敬吉の設計によるバットレスや塔屋の優れた意匠、シザーズトラスとアーチ梁を併用した独創的な小屋組、チェコスロバキア産ガラスのステンドグラスなど、戦前期の聖公会建築の集大成として2018年に国の登録有形文化財に登録されました。
福島県会津若松市材木町に建つ林家住宅は、昭和2年(1927年)築の国登録有形文化財です。100坪を超える広大な住宅で、会津地方では珍しい黄色の漆喰の外壁と下見板張り、格式高い入母屋造りの瓦葺き屋根に巧みに重ねられた破風が重厚な印象を与えます。会津若松市歴史的景観指定建造物第18号にも指定された、昭和初期の住宅建築の傑作です。
福島市土湯温泉町の東鴉川に築かれた重力式コンクリート造の砂防堰堤。昭和26年に県が築いた堤高4.4mの堰堤に、昭和29年、国が堤長66m・堤高15mの大型堰堤を増築した。表面は目地が水平に通る布積。平成20年に登録有形文化財となった。
福島市土湯温泉町の東鴉川上流部にある重力式コンクリート造の砂防堰堤。昭和32年築造で堤長67m・堤高12m。袖部の下流法勾配を上部で直立させず2分のまま通し、表面は石を斜めに据える谷積とする。平成20年に登録有形文化財となった。
福島県二本松市の造り酒屋、檜物屋酒造店の仕込蔵。昭和5年建築の土蔵造2階建で、建築面積は176平方メートル。二階の小屋組にキングポスト・トラスを用い、柱のない一室を確保している。令和5年に国の登録有形文化財。
福島県会津若松市の福西本店離座敷は昭和5年頃の増築で、若夫婦のために建てたと伝わります。1階は透漆塗、2階は素木と階ごとに趣を違える丁寧な数寄屋風住宅で、東の庭を望む「竹の間」を備えた登録有形文化財です。