重要文化財
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滋賀県野洲市久野部の圓光寺九重塔。「康元」の年号を刻む鎌倉時代前期の石造九重塔で、山門を入ってすぐ、康元2年建立とされる本堂の手前に高々とそびえる。本堂、隣接する大行事神社本殿とともに国の重要文化財。
滋賀県野洲市久野部の圓光寺本堂。銘文から康元2年の建立とされる鎌倉時代前期の仏堂で、元禄の改造後、昭和31年の解体修理で本堂には珍しい切妻造に復元された。正面の屋根が長く延び、一見すると神社のようにも見える。
滋賀県大津市の圓満院宸殿は、元和5年に徳川和子の御殿として京都御所内に造営され、正保4年に明正天皇から下賜されたと伝わる書院建築である。桁行19.7メートル、こけら葺の入母屋造で、明治35年に重要文化財に指定された。
平成28年(2016年)に一括指定された延暦寺の11棟。文殊楼、最澄の廟所浄土院の3棟、良源を祀る四季講堂、天海の慈眼堂など、焼き討ち後の17世紀に比叡山の三塔と山麓の坂本で再興された堂舎群で、大津市に点在する。
比叡山東塔に建つ延宝6年(1678年)ごろの戒壇堂。3間四方の宝形造に裳階をめぐらせて二重屋根に見せ、内部の石の戒壇に釈迦・文殊・弥勒を祀る。天台僧が大乗戒を受けるための堂で、明治34年(1901年)に国の指定を受けた重要文化財。
比叡山東塔の根本中堂の前庭を囲む寛永17年(1640年)の廻廊。折れ曲がる41間に唐破風の表口と車寄を配し、屋根は栩葺。平成28年からの大改修中で、中庭の修学ステージから屋根を見下ろせる。明治32年(1899年)指定。
比叡山西塔に文禄4年(1595年)に再建された同形の二堂。5間四方の宝形造の常行堂と法華堂を廊下で結び、その下を参道が通る姿から「にない堂」と呼ばれる。今も修行に使われ、内部は非公開。昭和30年(1955年)に重要文化財に指定された。
比叡山西塔の転法輪堂北方の丘に立つ青銅製の相輪橖。最澄の創建と伝わり、現在のものは明治28年(1895年)ごろの完成。高さ11.65メートルで、擦管・受花・九輪・宝珠を4本の支柱で支える。重要文化財。
寛永11年(1634年)に山麓坂本の東照宮本地堂として建てられ、先代の焼失後に比叡山東塔へ移された大講堂。和様を基調に禅宗様を交えた7間×6間の堂で、比叡山で学んだ各宗派の宗祖の像を祀る。昭和62年に重要文化財に指定。
比叡山西塔の本堂で、通称釈迦堂。貞和3年(1347年)の建立で、文禄4年(1595年)に園城寺から移された延暦寺最古の建物。7間四方の純和様の入母屋造で、屋根はとち葺形銅板葺。明治33年(1900年)指定の重要文化財。
比叡山西塔の北の飛地に建つ室町時代後期の仏堂。3間四方の入母屋造・檜皮葺で、比叡山では珍しい禅宗様の特徴をもつ。元亀2年(1571年)の焼き討ちを逃れた山内唯一の建物と延暦寺は案内する。明治45年(1912年)指定の重要文化財。
滋賀県草津市の老杉神社本殿は、宝徳4年(1452年)建立の三間社流造・檜皮葺。正面欄間には桐や牡丹、宝珠の極彩色透かし彫りが残る。明治39年に指定された重要文化財で、5月3日にはユネスコ無形文化遺産のサンヤレ踊りが奉納される。
滋賀県近江八幡市の老蘇の森に鎮座する奥石神社本殿。天正9年(1581年)、織田信長が家臣の柴田家久に命じて造営させた三間社流造・檜皮葺の社殿で、明治35年に国の重要文化財に指定された。安産の守り神としても信仰を集める。
滋賀県野洲市の大笹原神社境内に立つ篠原神社本殿は、応永34年(1427年)建立の重要文化財。鏡を鋳た神を祀り「餅の宮」と呼ばれ、鏡餅発祥の地に伝わる一間社隅木入春日造の小社で、隣の国宝本殿と並んで立ちます。
滋賀県大津市の大津別院に建つ重要文化財の書院。寛文十年(一六七〇)に地震で倒れた先代を再建したもので、中庭を囲むコの字型の平面をもつ。手前の部屋に龕・炉・棚を設けた珍しい構成で、天井や襖には草花や花鳥が彩り豊かに描かれる。
滋賀県大津市にある大津別院本堂は、教如が慶長5年(1600)に開いた東本願寺別院の中心建築。現在の堂は慶安2年(1649)の再建で、外陣を広くとった大型の真宗本堂。入母屋造本瓦葺の重要文化財で、拝観は事前連絡が必要。
滋賀県栗東市荒張の大野神社楼門は、県内の社寺に残る楼門で最も古い遺構です。鎌倉前期の建立ながら平安末期の様式を残し、三間一戸・入母屋造・檜皮葺で東を向きます。祭神は菅原道真公。明治34年に重要文化財へ指定されました。
滋賀県守山市杉江町の小津神社本殿は、室町時代後期、大永年間ごろの三間社流造、檜皮葺の本殿。社伝では大永6年(1526年)の再建とされ、素朴さと華やかさをあわせ持つ。明治39年に重要文化財に指定された。
滋賀県近江八幡市の小田神社楼門は、南北朝期に建てられた三間一戸の二階建ての門です。入母屋造・檜皮葺で約七百年前の姿をとどめ、石鳥居と松林の奥に静かに構える国の重要文化財。信長ゆかりの言い伝えも残ります。
懸所宝塔は滋賀県守山市金森町にある鎌倉時代後期(1275〜1332年)の石造宝塔で、重要文化財。円筒形の塔身の上に方形の笠を載せる宝塔の形をとり、大正14年(1925年)に旧法により重要文化財に指定された。