重要文化財

Important Cultural Property

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13,541 重要文化財 全国47都道府県
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日本法華験記〈上〉
和歌山県 平安 重要文化財
日本法華験記〈上〉

和歌山県・高野山の宝寿院が所蔵する『日本法華験記』上巻。比叡山の僧・鎮源が長久年間に編んだ法華経信仰の説話集で、本巻は仁平三年(一一五三)に書写された古写本。重要文化財に指定され、高野山霊宝館に保管されている。

能装束
和歌山県 桃山 重要文化財
能装束

高野山麓の九度山、古沢厳島神社に伝わった能装束四領。萌葱地と紺地の繍狩衣、長絹、法被からなり、慶長十五年の社の日記に記される。渡し繍と大胆な色変わりが桃山の特色を示す、遺例の少ない貴重な重要文化財である。

白氏文集巻第三残巻
和歌山県 鎌倉 重要文化財
白氏文集巻第三残巻

唐の詩人・白居易の文集の第三巻の一部を伝える鎌倉時代の写本で、高野山の三宝院が蔵する。平安時代以来の日本の文学を深く形づくった書物の現存最古級の古写本であり、本文の伝来を知るうえで貴重な重要文化財に指定されている。

箱形礼盤
和歌山県 鎌倉 重要文化財
箱形礼盤

高野山の国宝・不動堂のために造られた鎌倉時代の礼盤。導師が座して修法を勤める低い箱形の壇で、華形大壇と本来一具をなしていた。長く伝来したのちに見いだされ、同じ指定番号で重要文化財に指定された希少な遺品である。

華形大壇
和歌山県 鎌倉 重要文化財
華形大壇

高野山に現存する最古の堂で国宝の不動堂のために造られた鎌倉時代の大壇。華形の上段と方形の基壇の二部からなる木造の仏具で、密教の修法に用いる。箱形礼盤と本来一具をなし、格式ある堂内の設えを今に伝える重要文化財である。

華形大壇
和歌山県 鎌倉 重要文化財
華形大壇

正和元年(1312)の銘をもつ華形大壇は、高野山・金剛峯寺に伝わる鎌倉時代の密教大壇。蓮弁形に整えた壇に法具を四方同形に並べ、修法の場を立体の曼荼羅とする。年紀の明らかな中世の大壇として工芸史上貴重で、昭和43年に重要文化財に指定された。

飛行三鈷杵〈(伝弘法大師所持)〉
和歌山県 平安 重要文化財
飛行三鈷杵〈(伝弘法大師所持)〉

唐の港から空海が投げ、遠く海を越えて高野山の松に掛かっていたと伝わる密教法具、飛行三鈷杵。白河上皇が持ち去り再び山へ戻ったという来歴をたどり、開創伝説の核心にある平安時代の重要文化財と、三鈷の松の今を訪ねる。

兵庫鎖太刀
和歌山県 鎌倉 重要文化財
兵庫鎖太刀

鎖の帯取をもつ鎌倉時代の太刀、兵庫鎖太刀二口。元寇に際して鎌倉幕府が奉納したと伝わり、高野山の守り神を祀る丹生都比売神社に伝来する。東京国立博物館に寄託される、王朝の優雅と武の堅牢を兼ねた名品を解説する。

文鏡秘府論
和歌山県 平安 重要文化財
文鏡秘府論

唐の都・長安に学んだ空海が、六朝から唐にかけての詩文理論を編んだ『文鏡秘府論』。高野山三宝院に残る平安時代の古写本は、中国本国では散逸した唐代の詩論を今に残す貴重な伝本で、昭和34年に重要文化財に指定された。

放光般若波羅蜜経〈巻第九〉
和歌山県 奈良 重要文化財
放光般若波羅蜜経〈巻第九〉

天平十五年(七四三)、光明皇后の発願により書写された般若経の一巻。本文は三世紀に朱士行が西域于闐から請来した梵本に遡り、無羅叉らが漢訳した放光般若経の巻第九にあたる。高野山龍光院に伝わる、年紀の明らかな奈良写経の重要文化財。

木造阿弥陀如来坐像〈(所在大会堂)〉
和歌山県 平安 重要文化財
木造阿弥陀如来坐像〈(所在大会堂)〉

和歌山県高野町の高野山に伝来する重要文化財「木造阿弥陀如来坐像」。安元元年(1175年)、鳥羽上皇の皇女・頌子内親王(五辻斎院)が父帝の菩提を弔うため発願した壇上伽藍の大会堂、その本尊として祀られてきた由緒ある一躯です。現在は高野山霊宝館に保管され、特別展などで公開される機会があります。皇女の祈りと浄土信仰、密教の聖地が交わる場所で、八世紀近くもの祈りを受けつづけてきた静謐なる阿弥陀仏の魅力を、歴史的背景とともにご紹介いたします。

木造大日如来坐像(西塔安置)
和歌山県 平安 重要文化財
木造大日如来坐像(西塔安置)

高野山西塔の元本尊と伝わる平安初期の金剛界大日如来坐像。檜の一木造で、たびたび火災に見舞われた山内に残る数少ない古像として貴重である。現在は霊宝館に収蔵され、西塔の堂内には模刻像が安置されている。

木造大日如来坐像
和歌山県 平安 重要文化財
木造大日如来坐像

像内背面に康平五年(1062)の墨書銘を残す金剛界大日如来坐像。檜の一木造で、浅い彫り口と安定した量感に十一世紀半ばの紀伊の地方造像の特色を示す。旧正善寺の本尊で、現在は有田市が保管する。

木造大日如来坐像〈胎蔵界〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
木造大日如来坐像〈胎蔵界〉

膝上で定印を結ぶ胎蔵界の大日如来坐像。檜寄木造漆箔で、張りのある若々しい体躯に慶派の作風が通う鎌倉初期の作。明恵上人ゆかりの真言宗最勝寺の旧蔵で、廃寺ののち浄土宗西山派の浄教寺に伝わる。大正14年指定の古い重要文化財である。

木造大日如来坐像(本堂安置)
和歌山県 鎌倉 重要文化財
木造大日如来坐像(本堂安置)

高野山の西南、裏鬼門にあたる地に建つ別格本山西南院の本堂に安置される木造大日如来坐像。文化庁は鎌倉時代の作と記す。真然が開いた当院は重森三玲の大石庭で知られ、徳川家康寄進と伝わる経蔵も残る。昭和34年に重要文化財に指定された。

木造大日如来坐像
和歌山県 平安 重要文化財
木造大日如来坐像

高野山の壇上伽藍に近い宿坊・釈迦文院に伝わる木造大日如来坐像。文化庁は平安時代の作と記す。明治41年に指定され、山内の大日如来像のなかで最も早い。古社寺保存法下の旧国宝から重要文化財へと引き継がれた、保護の古い一例である。

木造大日如来坐像/木造金剛薩埵坐像/木造尊勝仏頂坐像/(大伝法堂安置)
和歌山県 室町 重要文化財
木造大日如来坐像/木造金剛薩埵坐像/木造尊勝仏頂坐像/(大伝法堂安置)

根来寺の大伝法堂に並ぶ丈六の三尊像。金剛界大日如来を中尊に、金剛薩埵と尊勝仏頂を配する。覚鑁の創案による組み合わせの唯一の遺品で、室町時代の作。豊臣秀吉の根来攻めの戦禍を免れ、平成6年に重要文化財に指定された。

木造多聞天立像
和歌山県 鎌倉 重要文化財
木造多聞天立像

高野山遍照光院が所蔵する鎌倉時代の木造多聞天立像。北方を護る四天王の一尊で、甲冑をまとい宝塔と戟を執り、足下に邪鬼を踏む。遍照光院は空海晩年の禅定地と伝わる宿坊。明治四十一年指定の重要文化財で、高野山霊宝館の展示で公開される。

木造鍍金装神輿
和歌山県 室町 重要文化財
木造鍍金装神輿

世界遺産丹生都比売神社に伝わる室町時代の神輿二基。屋根に鳳凰、軒先に燕を配し、黒漆塗の胴に紅地蓮華唐草紋の金襴の帷帳を垂らす。中世には紀の川を下り和歌浦へ渡御する浜降りの神事に用いられた重要文化財である。

木造兜跋毘沙門天立像
和歌山県 平安 重要文化財
木造兜跋毘沙門天立像

高野山竜光院に伝わる平安時代の兜跋毘沙門天立像。地天女の掌の上に立ち二鬼を従える西域風の甲冑像で、都を護った東寺の像を原型とする。国宝の紫紙金字金光明最勝王経を蔵す寺の重要文化財で、高野山霊宝館で公開される。