京都府の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 京都府京都府に所在する重要文化財。
開山堂の北に並ぶ二基の石造無縫塔のうちの一基。継ぎ目のない卵形の塔身をもつ室町時代初期を下らない中世の作で、昭和30年に対で重要文化財に指定された。開山俊芿の墓所に寄り添って立つ。
京都市右京区の大覚寺客殿(対面所)は通称を正寝殿という桃山時代の書院造で、明治45年に重要文化財指定。十二室からなり、玉座を置く御冠の間は南北朝媾和の場と伝わる。通常は非公開で、特別拝観の折にのみ内部が公開される。
京都市右京区の大覚寺宸殿は元和5年(1619年)建立の重要文化財。東福門院和子の女御御殿を後水尾天皇より下賜され移したと伝わり、蔀戸の寝殿造風の構えと狩野山楽筆の牡丹図で知られる。お堂エリアの順路で拝観できる。
醍醐山頂に建つ醍醐寺開山堂は、開祖・聖宝(理源大師)を祀る上醍醐最大の堂。豊臣秀頼による桃山の再建で、正面に軒唐破風を戴く。国のデータベースは慶長十三年、寺伝は同十一年とする。女人堂から徒歩約一時間。
下醍醐、五重塔の西に建つ醍醐寺清滝宮本殿は、寺の総鎮守・清瀧権現を祀る鎮守社。永正十四年(一五一七)再建の三間社流造で重要文化財。国宝の上醍醐・清瀧宮拝殿とは別の建物で、登山は要らない。
上醍醐の山頂近くに建つ醍醐寺如意輪堂は、斜面に張り出す懸造の重要文化財。慶長十一年(一六〇六)豊臣秀頼の再建で、如意輪観音を祀る。聖宝が最初に営んだ二堂の一とされ、女人堂から徒歩約一時間。
大仙院書院は慶長19年(1614年)に沢庵が再建した大徳寺塔頭の書院で、桁行9.9m、梁間7.2m。塔頭書院のうち最も簡素な意匠として重要文化財に指定されている。千利休ゆかりの書院の間もこの棟にある。
退蔵院本堂は慶長7年(1602年)建立の妙心寺塔頭本堂で、附に玄関と棟札を伴う。やや小型の方丈形式の代表例とされ、正面中央に桟唐戸を置かない古式を残す。本堂内部は事前申込制の特別拝観でのみ見学できる。
京都・南禅寺の門前に広がる明治の別荘。七代目小川治兵衛(植治)が琵琶湖疏水の水で流れと池を描いた名勝庭園に、ツガ材の對龍台や数寄屋の聚遠亭が一体をなす。庭園は1988年に国の名勝、主屋は2024年に重要文化財となった。
京都市左京区鞍馬本町に佇む瀧澤家住宅は、宝暦年間(1760年頃)に建てられた旧炭問屋の町家で、通り土間形式の京都市内最古の遺例として国の重要文化財に指定されています。鞍馬寺の門前町として栄えた歴史ある街並みの中で、江戸時代中期の商家建築の姿を今に伝える貴重な文化財です。
京都府大山崎町の天王山に鎮座する自玉手祭来酒解神社(酒解神社)の神輿庫は、鎌倉時代に建立された日本最古の板倉造建造物として国の重要文化財に指定されています。歴史・見どころ・アクセス情報を詳しくご紹介します。
京都・東山に広がる浄土宗総本山・知恩院の魅力を徹底紹介。日本最大級の木造門・国宝三門、法然上人を祀る国宝御影堂、七不思議、約70トンの大梵鐘、友禅苑・方丈庭園など、見どころとアクセス情報をお届けします。
寛永18年(1641年)に建立された知恩院唐門は、大方丈の正面に建つ勅使門です。四脚門の屋根は前後を唐破風、側面を入母屋とし檜皮で葺き、蟇股には鯉に乗る老人と鶴に乗る老人を彫り出しています。桃山伝来の意匠を備えた重要文化財です。
御影堂の東に建つ知恩院経蔵は、三門と同じ元和7年に徳川秀忠が建てた重要文化財。堂内には宋版一切経約6千帖を収める八角輪蔵が据えられ、傅大士像と狩野派の絵で荘厳される。内部は非公開だが宝形造の外観を観察できる。
京都・知恩院の勢至堂は享禄3年(1530年)の再建で、境内に現存する最古の建造物です。浄土宗の開祖・法然上人が入滅した大谷禅房の跡に建ち、寛永10年の大火を免れました。勢至菩薩を本尊とする全国でも珍しい堂で、明治32年指定の重要文化財です。
延宝6年(1678)建立の知恩院大鐘楼は、寛永13年(1636)鋳造で重さ約70トンの梵鐘を吊るす重要文化財建築。日本三大梵鐘の一つを支える頑丈な架構と、17人がかりで撞く大晦日の除夜の鐘で広く知られる。
長福寺宝塔は建武元年(1334年)の刻銘をもつ花崗岩製の石造宝塔で、昭和35年に重要文化財に指定された。年代の確かな中世石造遺品として基準作となっている。所在する長福寺は臨済宗南禅寺派で、通常非公開である。
京都国立博物館の構内に残る旧帝国京都博物館は、明治28年に竣工した煉瓦造の建築群である。設計は宮内省内匠寮の片山東熊。本館・表門・札売場及び袖塀の4棟が昭和44年に重要文化財となり、本館内部は通常非公開。
京都・妙心寺の塔頭天球院の本堂は、寛永8年(1631年)に建立された江戸初期の禅宗方丈建築の典型であり、国の重要文化財に指定されています。内部を飾る狩野山楽・山雪父子による全152面の金碧障壁画も重要文化財で、禅寺としては異例の華麗さを誇ります。通常非公開の知られざる名刹の魅力をご紹介します。
京都府木津川市の天神神社境内に佇む天神社十三重塔は、建治3年(1277年)建立の国指定重要文化財です。台石に刻まれた紀年銘により建立年代が明確な、鎌倉時代を代表する石造美術の傑作。高さ約4.15メートルの優美な石塔の魅力と、周辺の神童寺・海住山寺などの見どころをご紹介します。