国宝

National Treasures

都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。

1,200 件 国宝 全国47都道府県
881 – 900 / 1,200 件
明通寺三重塔
福井県 鎌倉前期 国宝
明通寺三重塔

明通寺三重塔は福井県小浜市門前の明通寺にある文永7年(1270年)の三重塔で、国宝。本堂に続く造営で伽藍の完成を告げた塔で、まったく和様による端正な姿を見せる。文化庁は、本堂とともに地方にありながら中央に劣らない優品としている。

明通寺本堂
福井県 鎌倉前期 国宝
明通寺本堂

明通寺本堂は福井県小浜市門前の明通寺にある正嘉2年(1258年)の本堂で、国宝。坂上田村麻呂の創建と伝える寺の堂で、外陣の側廻りの床を低くし、内陣の来迎柱を下げて仏前を広くとる巧妙な手法を見せる。若狭を代表する鎌倉時代の優品。

普勧坐禅儀〈道元筆〉
福井県 鎌倉 国宝
普勧坐禅儀〈道元筆〉

鎌倉時代の天福元年(1233年)、曹洞宗の開祖・道元が自ら清書した坐禅の指南書。永平寺が所蔵する国宝で、現存する唯一の真筆とされる。坐る意義と作法を四六駢儷体で記した全756文字の一巻と、その見どころや拝観の方法を紹介する。

刀〈金象嵌銘長谷部国重本阿花押(名物へし切長谷部)/黒田筑前守〉
福岡県 南北朝 国宝
刀〈金象嵌銘長谷部国重本阿花押(名物へし切長谷部)/黒田筑前守〉

織田信長が膳棚の下に隠れた茶坊主を棚ごと圧し切ったと伝わる南北朝の名刀。長谷部国重の作と本阿弥光徳が極め、黒田家に伝来した。福岡市博物館が所蔵し、皆焼の華やかな刃文と金象嵌銘が見どころ。公開は期間限定で要確認。

誓願寺盂蘭盆縁起〈栄西筆/治承二年七月十五日〉
福岡県 平安 国宝
誓願寺盂蘭盆縁起〈栄西筆/治承二年七月十五日〉

福岡市西区今津の誓願寺に伝来する国宝「誓願寺盂蘭盆縁起〈栄西筆/治承二年七月十五日〉」は、臨済宗の開祖・明菴栄西が治承2年(1178年)7月15日、同寺の盂蘭盆会のために法華経書写を勧進した由来を自ら認めた縁起巻です。赤・白・藍の雲母摺装飾料紙に、宋・黄庭堅の影響を受けた力強い筆致で書かれ、昭和28年に国宝に指定されました。現在は九州国立博物館に寄託され、特別展での拝観機会に限られる貴重な一巻です。

太刀〈無銘一文字(名物日光一文字)〉
福岡県 鎌倉 国宝
太刀〈無銘一文字(名物日光一文字)〉

福岡市博物館が誇る国宝・太刀〈無銘一文字(名物日光一文字)〉。備前福岡一文字派の傑作で、日光権現から北条家、そして黒田如水へ渡った数奇な来歴をご紹介します。

銅筥
福岡県 平安 国宝
銅筥

総高約22.5センチの金銅の箱は、康治元年(1142年)に求菩提山の僧・頼厳らが銅板法華経33枚を納めて造った。四面に阿弥陀三尊や不動明王を線刻し、末法の世に経を未来へ守り伝えるため山中の洞窟に封じられた国宝である。

阿弥陀堂(白水阿弥陀堂)
福島県 平安後期 国宝
阿弥陀堂(白水阿弥陀堂)

白水阿弥陀堂は福島県いわき市内郷白水町の願成寺にある永暦元年(1160年)の阿弥陀堂で、国宝。藤原秀衡の妹の徳尼が夫の冥福を祈って建てたと伝え、苑池が囲む浄土式庭園の中に建つ。内部は中尊寺金色堂を模したと伝え、仏画や彩色で飾る。

一字蓮台法華経〈開結共(巻第六欠)〉
福島県 平安 国宝
一字蓮台法華経〈開結共(巻第六欠)〉

経文の一字ずつを彩色した蓮台に乗せて写し、一字を一仏と見立てた平安時代後期の装飾経。法華三部経をおさめ、もと十巻のうち九巻が会津美里町の龍興寺に伝わる、福島県内三件の国宝の一つである。拝観は事前予約制。

一乗寺三重塔
兵庫県 平安後期 国宝
一乗寺三重塔

一乗寺三重塔は、兵庫県加西市の一乗寺にある承安元年(1171年)の三重塔で、昭和27年(1952年)に国宝となった。兵庫県内に現存する最古の塔で、平安時代末期の建立年が明らかな唯一の塔とされ、屋根のむくりが珍しい。

鶴林寺太子堂
兵庫県 平安後期 国宝
鶴林寺太子堂

兵庫県加古川市の鶴林寺太子堂は天永3年(1112年)建立の国宝。宝形造の母屋と正面の庇を一続きに葺きおろした檜皮葺の堂で、昭和51年の赤外線写真で創建当時の壁画が確かめられた。年代の根拠と見学の条件を紹介する。

鶴林寺本堂
兵庫県 室町中期 国宝
鶴林寺本堂

兵庫県加古川市の鶴林寺本堂は応永4年(1397年)の国宝。和様に禅宗様・大仏様の細部を合わせた折衷様の代表作で、二手先の組物や外陣の虹梁に特徴が表れる。60年に1回開帳の秘仏と見学の条件もあわせて紹介する。

浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)
兵庫県 鎌倉前期 国宝
浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)

小野市の浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)は、重源が建久3年(1192年)に建てた大仏様の仏堂で国宝。一辺約18mを4本の柱で支え、天井を張らない架構の下、西の蔀戸から差し込む西日が快慶作の阿弥陀三尊を照らす。

朝光寺本堂
兵庫県 室町中期 国宝
朝光寺本堂

朝光寺本堂は兵庫県加東市畑の朝光寺にある室町時代の本堂で、国宝。仏壇の旧嵌板の記録から応永年間の建立とされ、桁行七間・梁間七間の寄棟造に三間の向拝を付ける。和様に桟唐戸や双斗を取り入れた折衷様で、室町初期の密教本堂の典型。

姫路城乾小天守
兵庫県 桃山 国宝
姫路城乾小天守

姫路城乾小天守は天守台の西北に建つ3重4階地下1階の小天守で、3棟のうち最大。昭和26年(1951年)に国宝に指定された。西面の軒唐破風と2面の火灯窓、北側石垣の姥が石の伝説、内部の公開状況を紹介する。

姫路城大天守
兵庫県 桃山 国宝
姫路城大天守

姫路城大天守は慶長13年(1608年)から翌年に建った5重6階地下1階の天守で、昭和26年(1951年)に国宝に指定された。石垣14.85mの上に建つ高さ31.5mの建物、長さ24.6mの心柱2本、昭和の大修理、内部見学の条件を紹介する。

姫路城西小天守
兵庫県 桃山 国宝
姫路城西小天守

姫路城西小天守は大天守の西南に建つ3重3階地下2階の小天守で、昭和26年(1951年)に国宝に指定された。地下が2階ある唯一の小天守で、南面に軒唐破風と黒漆塗りの火灯窓2つを並べる。位置と見え方、公開状況をまとめた。

姫路城東小天守
兵庫県 桃山 国宝
姫路城東小天守

姫路城東小天守は大天守の北に建つ3重3階地下1階の小天守で、昭和26年(1951年)に国宝に指定された。唐破風も火灯窓も持たず、櫓と望楼が外観で一体化した簡素な姿が特徴。位置と見える場所、公開状況をまとめた。

賢愚経残巻(大聖武)
兵庫県 奈良 国宝
賢愚経残巻(大聖武)

白鶴美術館が所蔵する国宝「賢愚経残巻(大聖武)」は、通常の写経より大きな一行十一〜十三字を荼毘紙に書写した奈良時代の写経。聖武天皇宸筆と伝わり、国宝の大聖武四件のうち分量と保存状態で随一とされる名品である。

大般涅槃経集解
兵庫県 奈良~江戸 国宝
大般涅槃経集解

六甲山麓の白鶴美術館が所蔵する国宝。大般涅槃経の注釈を集めた巻子本七十一巻で、唐代写本五十四巻に日本の補写十七巻が加わり、欠けなく完存する。平安・鎌倉の訓点は国語学の貴重な資料で、奈良の西大寺に伝来した。