新潟県の登録有形文化財
新潟県 · 登録有形文化財
北陸道の難所、新潟県糸魚川市の親不知に建つ明治45年竣工の木造駅舎。一部2階建てで2階に休養室を置き、南面戸口のスリット入り五平柱と棟の命綱金具が特徴。2023年に登録有形文化財。糸魚川駅から約12分。
新潟県上越市、スイッチバックで知られる二本木駅の明治43年建築の木造駅舎。三方の下屋、明かり取りの高窓、垂木鼻の繰形が残り、屋根裏は洋式トラス。2019年登録有形文化財。待合室と喫茶、旧小荷物窓口の展示がある。
新潟県上越市の二本木駅南方、スイッチバックで列車がいったん入る引き上げ線を覆う大正11年の雪除け。古レールの柱と山形の梁に木板を目透しに張り、全長112メートル。2019年登録有形文化財。ふだんは立入禁止で車窓から見られる。
新潟県上越市の二本木駅構内、駅舎の南に西を向いて建つ明治43年の木造収蔵庫。縦板張の外壁を鉄板で保護し、両側面の高窓とキングポストトラスの小屋組を持つ。開業当初の駅の構成を伝え、2019年に登録有形文化財となった。
新潟県上越市の二本木駅で、駅舎と島式ホームの北端を線路の下でコの字形につなぐ昭和17年の鉄筋コンクリート造地下道と木造上屋。延長28メートル、旧信越本線に残る戦前の地下道の希少な例として2019年に登録有形文化財となった。
新潟県上越市の二本木駅で、島式ホームを覆う昭和12年の鉄骨造の上屋。大正12年の米国製と昭和4年の八幡製鉄所製の古レールを2本ずつ頭合わせに溶接して柱とし、頂部を方杖状に曲げて梁を受ける。2019年に登録有形文化財。
新潟県上越市の二本木駅、島式ホームの上屋の南に建つ昭和10年の木造待合所。真壁造の外観は壁を赤、柱・梁・妻の束を白に塗り分け、四周にガラス窓、三面に出入口を設ける。豪雪地の駅の構成を伝え、2019年に登録有形文化財。
新潟県上越市の二本木駅構内、倉庫の南に西を向いて建つ明治43年の煉瓦造ランプ小屋。車内灯の燃料油を収めた9.9平方メートルの油庫で、軒蛇腹と両妻のペディメント、石製窓台を持つ。2019年に登録有形文化財となった。
新潟市江南区砂岡の榎並家住宅主屋は、令和7年に国の登録有形文化財となった江戸後期の農家です。寄棟造茅葺の屋根の下に、二一畳のオチャノマを中心とする越後平野の伝統的な間取りを残しています。個人所有のため内部は非公開です。
新潟市江南区砂岡の榎並家住宅小屋は、令和7年に国の登録有形文化財となった江戸末期の付属屋です。当初部は東から布団室、書庫、炭小屋に区画され、前面には吹放ちの土間が延びています。主屋とともに旧家の屋敷構えを形づくります。
新潟市中央区の白山公園に建つ燕喜館(旧斎藤家住宅主屋)は、豪商斎藤家の明治41年築の座敷棟を移築した登録有形文化財。十間の一本桁や四方柾の柱を用いた数寄屋風の室内と、主庭に埋められた水琴窟が残る。見学は無料である。
新潟県三条市の遠人村舎は、漢学者の諸橋轍次が『大漢和辞典』の編纂を手がけた明治期の小さな建物。外壁に杉皮を張り、丸太材を生かした書斎らしい意匠をもつ。三条市の諸橋轍次記念館の庭に移築され、無料で見学できる。
新潟県燕市の大河津分水洗堰は、大正11年(1922年)に信濃川と大河津分水の分岐点に築かれた延長約146メートルの堰。26基の堰柱が連なり、日本で最初の本格的な鉄筋コンクリート造の堰とされる。現在は公園として整備されている。
新潟県妙高市の大田切橋梁は、明治20年に信越線の難所を築堤で越えるため設けられた鉄道構造物。渓谷を埋めた盛土の基部を煉瓦アーチと石積みの拱渠が貫くため、車窓からは橋と気づかない。令和3年に登録有形文化財となった。
大橋家住宅主屋は新潟県長岡市小国町法末に建つ江戸後期の農家。桁行13メートルの寄棟造茅葺で、土間のニワとダイドコ、四間取のデイやネマを備え、側面にウマヤが付く。平成23年に国の登録有形文化財となった。
大橋屋主屋及び土蔵は新潟市中央区本町通に建つ料亭建築。昭和10年竣工の木造3階建で、妻入の正面に半円アーチ窓が並び、壁面は銅板網代張り、上部に入母屋屋根が二重に重なる。平成15年に国の登録有形文化財となった。
新潟県上越市仲町六丁目の大鋸町ますや主屋は、明治元年秋建築の木造平屋建町家で、平成24年に国の登録有形文化財となった。建ちの低い高田町家の古形を残し、正面に雁木を差し出す。屋号は桝屋自転車店に由来する。
新潟県小千谷市の若栃集落にあるおっこの木主屋は、慶応3年(1867年)の寄棟造茅葺の中門造農家。中越大震災後に解体されかけたが集落が買い取り、古民家民宿として使い続けている。座敷の床や付書院の造形にも優れる。
温泉御宿龍言本館(旧松崎家住宅主屋)は、明治前期の上層農家の主屋を昭和44年に南魚沼市坂戸へ移築した国登録有形文化財。前後に中門を突き出す雪国の民家の形を残し、現在は宿ryugonの本館として使われる。
新潟市北区葛塚の稲荷神社境内に建つ開市神社拝殿は、明治4年(1871年)建築で昭和44年に移築された登録有形文化財。葛塚市を開いた遠藤家3人をまつり、柱・貫・桁を鳥居風に造る向拝とせがい造の軒が特色です。