社殿が初めて見える石の鳥居

彌彦神社二之鳥居は、新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦の彌彦神社で、参道の石段の上に立つ石造の鳥居で、大正5年(1916年)に建てられ、平成10年(1998年)9月2日に国の登録有形文化財に登録された。登録番号は15-0018である。

文化庁の記録では、表参道を手水舎のところで左に折れ、しばらく進んだ石段の上に建つ。茨城県産の花崗岩として知られる稲田石を用いた明神鳥居で、柱間4.5メートル、笠木石の長さ8.4メートル。高さは構造欄で6.4メートル、解説文で約6メートルとされる。

参道の折れ曲がりと視線の演出

文化庁は、この鳥居から社殿がはじめて望見できると記している。一之鳥居からまっすぐ進んできた参道は手水舎で向きを変え、二之鳥居をくぐったところで初めて奥の社殿が視界に入る。参道を曲げて見通しを遮り、鳥居で視界を開くという、再建時の配置計画の要になる鳥居である。

朱塗りの木造である一之鳥居に対し、二之鳥居は白く硬い花崗岩の明神鳥居で、笠木の両端が反り上がる。素材も形式も違う二つの鳥居を順にくぐるように構成されている。

見どころと見学

彌彦神社二之鳥居はいつでも見られる。手水舎で左に折れて石段を上がると、鳥居の柱のあいだに社殿へ続く参道が見通せる。立ち止まって、文化庁が記す「社殿がはじめて望見できる」位置を確かめたい。

鳥居の手前右手の高みには御神木と神木石柵がある。鳥居をくぐると参道の右手に舞殿・楽舎が並ぶ。

Q&A

Q彌彦神社二之鳥居はどこにありますか。
A表参道を手水舎のところで左に折れ、しばらく進んだ石段の上にあります。
Q彌彦神社二之鳥居は何でできていますか。
A稲田石による石造の明神鳥居です。
Q彌彦神社二之鳥居の大きさは。
A柱間4.5メートル、笠木石の長さ8.4メートルで、高さは文化庁の構造欄で6.4メートル(解説文では約6メートル)です。
Q彌彦神社二之鳥居の見どころは。
Aこの鳥居をくぐると初めて社殿が見えてくるよう、参道が計画されています。
Q彌彦神社二之鳥居はいつ登録有形文化財になりましたか。
A平成10年(1998年)9月2日に登録されました。登録番号は15-0018です。

基本データ

名称彌彦神社二之鳥居(いやひこじんじゃにのとりい)
所在地新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦2898
指定区分国登録有形文化財(建造物) 登録番号15-0018
指定年平成10年(1998年)9月2日登録
員数1基
寸法石造(稲田石)、高さ6.4メートル(解説文では約6メートル)、柱間4.5メートル、笠木石の長さ8.4メートル、明神鳥居
所有者宗教法人彌彦神社
公開状況常時見学可

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 彌彦神社二之鳥居
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000673
越後一宮 彌彦神社 — ご参拝
https://www.yahiko-jinjya.or.jp/visit/gosanpai/index.html

最終更新日: 2026.10.01