一之鳥居の奥、御手洗川を渡る石橋

彌彦神社石橋は、新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦の彌彦神社で、一之鳥居の奥の御手洗川に架かる石造の桁橋で、大正5年(1916年)に架けられ、平成10年(1998年)9月2日に国の登録有形文化財に登録された。登録番号は15-0026である。

文化庁の記録では、橋長4.5メートル。幅は構造欄で6.4メートル、解説文で橋幅5.4メートルとあり、記録のなかで数値が一致しない。橋板は7枚の石で、ゆるやかな太鼓橋とし、前後に各1間の袖高欄を付ける。

一石から彫り出した高欄

高欄は、親柱・地覆石・斗・架木のすべてを一つの石から彫り出している。木造の高欄の部材構成をそのまま石に置き換えた意匠で、継ぎ目のない石の高欄は手間のかかる仕事である。

御手洗川の上手には、焼失前は拝殿の前にあったという玉の橋が架かる。神が渡る橋とされる玉の橋に対し、参拝者が渡るのがこの石橋で、二つの橋が上下に並んで見える。

見どころと見学

彌彦神社石橋は参道の一部で、いつでも渡れる。一之鳥居をくぐってすぐ足もとが石の橋に変わる。渡る前に橋の脇から高欄を見ると、親柱から架木までが一続きの石で彫られていることがわかる。

橋の上で立ち止まり上流を眺めると、玉の橋が見える。太鼓橋のゆるい反りは、橋の上より橋の脇から見るほうがよくわかる。

Q&A

Q彌彦神社石橋はどこにありますか。
A一之鳥居をくぐった先、御手洗川に架かっています。
Q彌彦神社石橋の大きさは。
A橋長4.5メートルです。幅は文化庁の構造欄で6.4メートル、解説文で5.4メートルと、記録により異なります。
Q彌彦神社石橋の見どころは。
A親柱・地覆石・斗・架木をすべて一つの石から彫り出した高欄です。
Q彌彦神社石橋は渡れますか。
A参道の一部で、いつでも渡れます。
Q彌彦神社石橋はいつ登録有形文化財になりましたか。
A平成10年(1998年)9月2日に登録されました。登録番号は15-0026です。

基本データ

名称彌彦神社石橋(いやひこじんじゃいしばし)
所在地新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦2898
指定区分国登録有形文化財(建造物) 登録番号15-0026
指定年平成10年(1998年)9月2日登録
員数1基
寸法石造桁橋、橋長4.5メートル、幅6.4メートル(解説文では橋幅5.4メートル)、橋板7枚石
所有者宗教法人彌彦神社
公開状況常時通行・見学可

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 彌彦神社石橋
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000681
越後一宮 彌彦神社 — 玉の橋
https://www.yahiko-jinjya.or.jp/meguru/tamanohashi/index.html
弥彦村 — 彌彦神社
https://www.vill.yahiko.niigata.jp/culture/?content=458

最終更新日: 2026.10.01