千鳥破風を構えた絵馬殿
彌彦神社絵馬殿は、新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦の彌彦神社で、奉納された絵馬や額を掲げる建物で、大正5年(1916年)に建てられ、平成10年(1998年)9月2日に国の登録有形文化財に登録された。登録番号は15-0022である。
文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺、建築面積132平方メートル。手水舎の手前、参道からやや奥まったところに建つ。反りのある箕甲付きの入母屋造の屋根の前後に千鳥破風を構えているところに特徴がある。
境内の隣で開かれた競技会の額
文化庁によれば、絵馬殿には、境内地に隣接して存在した陸上競技場(現在は競輪場)で開かれた競技会の入賞額などが掲げられ、神社の活動の一端を伝えている。参拝の記念や祈願だけでなく、地域の行事と神社との結びつきが額のかたちで残されている。
入母屋屋根に前後の千鳥破風を重ねた構えは、横に長い建物に正面性を与える。参道の脇に建つ大きめの建物として、境内の景観をつくる一棟になっている。
見どころと見学
彌彦神社絵馬殿は手水舎の手前、参道からやや奥まったところにある。外観はいつでも見られ、千鳥破風の三角の妻が屋根の前後に立つ姿が目印になる。
掲げられた額のなかに、競技会の入賞を記したものを探してみたい。額の年代や競技の種類から、境内のすぐ隣が運動の場だった時代の様子がうかがえる。
Q&A
- 彌彦神社絵馬殿はどこにありますか。
- 手水舎の手前、参道からやや奥まったところにあります。
- 彌彦神社絵馬殿の屋根の特徴は。
- 反りのある箕甲付きの入母屋屋根の前後に千鳥破風を構えています。
- 彌彦神社絵馬殿には何が掲げられていますか。
- 奉納の額のほか、隣接していた陸上競技場(現在の競輪場)で開かれた競技会の入賞額などです。
- 彌彦神社絵馬殿の大きさは。
- 建築面積132平方メートルの平屋建です。
- 彌彦神社絵馬殿はいつ登録有形文化財になりましたか。
- 平成10年(1998年)9月2日に登録されました。登録番号は15-0022です。
基本データ
| 名称 | 彌彦神社絵馬殿(いやひこじんじゃえまでん) |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦2898 |
| 指定区分 | 国登録有形文化財(建造物) 登録番号15-0022 |
| 指定年 | 平成10年(1998年)9月2日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺、建築面積132平方メートル、入母屋造・前後千鳥破風付 |
| 所有者 | 宗教法人彌彦神社 |
| 公開状況 | 外観は常時見学可 |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 彌彦神社絵馬殿
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000677
最終更新日: 2026.10.01