鎌倉
Kamakura鎌倉時代(1185 – 1333)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
奈良県葛城市の當麻寺で最初の本尊・弥勒仏を祀る仏堂。治承4年(1180年)の兵火で大破したのち鎌倉時代前期に再建され、明治32年(1899年)に重要文化財に指定された。桁行5間の入母屋造で、正面に白鳳時代の石灯籠が立つ。
奈良・手向山八幡宮の境内南端に立つ住吉神社本殿は、鎌倉時代後期の流造・檜皮葺の社殿で、大正10年に重要文化財に指定された。住吉三神をまつり、元禄再建の八幡宮本殿より約四百年さかのぼる古社殿として知られる。
談山神社摩尼輪塔は奈良県桜井市多武峰の談山神社参道脇に立つ石塔で、乾元2年(1303年)の刻銘をもつ。長い塔身の上部に大きな円盤を刻み出した珍しい形で、昭和30年(1955年)に重要文化財に指定された。
長弓寺本堂は奈良県生駒市上町の長弓寺にある弘安2年(1279年)の本堂で、国宝。棟木の墨書で建立年が分かり、桁行五間・梁間六間の入母屋造・檜皮葺に向拝を付ける。鎌倉時代の和様仏堂の代表作のひとつで、細部に大仏様の影響も見せる。
奈良県生駒市の長福寺本堂は明治32年に重要文化財に指定された鎌倉後期の仏堂。平成24年からの解体修理中に赤外線判読が行われ、煤に沈んでいた内陣の曼荼羅や飛天の全容が判明した。彩色推定復元図は本堂隣で公開されている。
東大寺開山堂は初代別当良弁をまつる国宝の堂。正治2年(1200年)の大仏様の内陣を、建長2年(1250年)の移築で方3間に広げた。国宝の良弁僧正坐像は12月16日だけ開扉される。構造、指定の理由、拝観条件を紹介する。
東大寺五輪塔は奈良市川上町にある鎌倉時代前期の石造五輪塔で、昭和30年(1955年)に重要文化財に指定された。五輪塔の形の見方、重源による東大寺復興期と重なる年代の意味、見学にあたっての注意を紹介する。
東大寺鐘楼は承元年間(1207〜1210年)ごろに栄西が再建した国宝の鐘楼。大仏様を基盤に禅宗様を交えた構造が重さ26.3トンの創建期の大鐘を吊る。毎日午後8時に撞かれる鐘の時刻と、無料の見学方法も記す。
東大寺南大門は正治元年(1199年)上棟の国宝で、重源が宋の技法による大仏様で再建した東大寺の正門。高さ25.46m、18本の通し柱と六手先の挿肘木、運慶・快慶らの金剛力士像の見どころと見学方法を紹介する。
東大寺二月堂閼伽井屋(若狭井屋)は鎌倉時代後期の井戸屋形で重要文化財。修二会の3月12日深夜にお香水を汲む若狭井を覆い、小浜のお水送りの伝承とも結びつく。建物の形式と指定の理由、外観の見学方法を紹介する。
東大寺二月堂参籠所は建治3年〜弘安5年(1277〜1282年)建立の桁行10間の建物で重要文化財。修二会に参籠する練行衆と結びつく宿所で、二月堂北側の登廊の脇に建つ。規模、指定の理由、外観を見る場所を紹介する。
東大寺二月堂仏餉屋(御供所)は鎌倉時代前期の桁行5間の建物で重要文化財。二月堂の本尊への供え物を整える付属建物で、1667年に焼けて再建された二月堂より400年以上古い。建物の形式と見学方法を紹介する。
東大寺念仏堂は嘉禎3年(1237年)建立の方3間の仏堂で重要文化財。もとは地蔵堂と呼ばれ、同じ年に康清が造った地蔵菩薩坐像を祀る。元禄年間に改められた錣葺の屋根、鐘楼ヶ丘での位置、拝観時間を紹介する。
東大寺法華堂北門は延応2年(1240年)建立の四脚門で重要文化財。東大寺最古の法華堂の北側を区切り、3年前の念仏堂とともに鎌倉時代前期の上院の整備を伝える。四脚門の形式、見どころ、見学方法を紹介する。
奈良市阪原町の南明寺本堂は、鎌倉時代後期の寄棟造・本瓦葺の一堂。明治39年に指定された重要文化財で、堂内には平安期の薬師・釈迦・阿弥陀の藤原三仏がまつられる。柳生街道沿いの簡素な古刹。現在は一般拝観を停止している。
般若寺経蔵は奈良市般若寺町の般若寺にある鎌倉時代末期の経蔵で、重要文化財。十三重石塔の背後に西面して建つ桁行三間の切妻造・本瓦葺の簡素な建物で、中世の経蔵として数少ない遺構の一つ。般若寺には国宝の楼門、重要文化財の十三重石塔もある。
般若寺十三重塔は奈良市般若寺町の般若寺にある建長5年(1253年)の石造十三重塔で、重要文化財。鎌倉時代の般若寺の復興で完成した塔で、旧石造相輪と旧銅製相輪もあわせて指定されている。背後に経蔵が建ち、国宝の楼門とともに伝わる。
般若寺楼門は奈良市般若寺町の般若寺にある文永年間(1264〜1274年)ごろの楼門で、国宝。一間一戸の珍しい楼門で、ほとんど和様からなるが、肘木の鼻に大仏様の影響を受けた繰形をもつ。形態がよく整った、鎌倉時代の異色ある楼門である。
不退寺塔婆は奈良市法蓮町の不退寺にある鎌倉時代後期の塔で、重要文化財。もとは多宝塔の下重で、三間四方の建物に宝形造・桟瓦葺の屋根を載せた姿で伝わる。古材7点もあわせて指定されている。不退寺は在原業平が開いたと伝わる寺である。
不退寺南門は奈良市法蓮町の不退寺にある正和6年(1317年)の四脚門で、重要文化財。切妻造・本瓦葺で、旧懸魚1個もあわせて指定されている。不退寺は在原業平が承和14年に開いたと伝わる寺で、本堂・塔婆とともに重要文化財が3件そろう。