昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
兵庫県豊岡市城崎町湯島、湯の里通りに面する旧大和屋旅館。昭和2年(1927年)に建てられた木造三階建の旅館建築で、北但大震災後の復興期を象徴する温泉街の景観を今に伝える、平成29年登録の国登録有形文化財です。
兵庫県豊岡市にあるコウノトリ保護増殖センター第一フライングケージ(通称「約束のケージ」)は、1965年に日本初のコウノトリ人工飼育が始まった国登録有形文化財です。絶滅した野生コウノトリを空に返すという誓いの原点となったこの施設の歴史と、500羽を超える野生復帰の成功物語をご紹介します。
六甲山上に建つ神戸ゴルフ倶楽部クラブハウスは、1932年にW.M.ヴォーリズが設計した登録有形文化財です。日本最古のゴルフ場の歴史、洗練された洋風建築の見どころ、創設者A.H.グルームの功績をご紹介します。
1935年(昭和10年)に旧神戸商業大学の武道場として建てられた神戸大学武道場「艱貞堂(かんていどう)」。神戸大学六甲台キャンパスに今も佇む国登録有形文化財で、本学唯一の近代和風建築です。剣道部・柔道部・空手道部の稽古場として使われる格式ある木造建築の魅力をご紹介します。
1932年竣工の神戸大学本館(旧神戸商業大学本館)は、文部省建築課が設計したロマネスク様式の鉄筋コンクリート造建築です。スクラッチタイル張りの外壁やロンバルディア帯の装飾が特徴で、2003年に国の登録有形文化財に登録されました。現在も経済学部・経営学部の校舎として現役で使用されています。
1963年開業の神戸ポートタワーは、世界初の鋼管パイプフレーム構造による観光タワーです。鼓型の優美な双曲面デザインは登録有形文化財に登録され、2024年のリニューアルで屋上デッキや回転カフェが加わり、港町・神戸のシンボルとして新たな魅力を発信しています。
兵庫県豊岡市・城崎温泉の大谿川沿いに建つ小林屋旅館は、昭和初期に再建された木造三階建の老舗旅館で、2015年に国の登録有形文化財に指定されました。外湯文化を支えた伝統的な旅館建築の形態を今に伝え、2023年の大規模リニューアルにより歴史と現代が融合した「日本の美と出会う宿」として生まれ変わっています。
兵庫県城崎温泉の中心、大谿川のほとりに佇む新かめや本館は、近代数寄屋建築の巨匠・平田雅哉が城崎温泉で最初に手がけた木造三階建旅館です。千鳥破風や細格子の横長窓、朱塗の棚を配した端正な意匠が評価され、2015年に国の登録有形文化財に登録されました。1,300年の歴史を持つ温泉地で、七つの外湯めぐりとともに文化財の宿に泊まる特別な体験をご紹介します。
1930年竣工、神戸・新港地区に建つ国登録有形文化財の事務所ビル。スクラッチタイル貼りの外壁、船の舳先を思わせるコーナーカーブ、幾何学文様のステンドグラスなど、昭和初期のアールデコ意匠が色濃く残る貴重な近代建築です。現在も現役のテナントビルとして港湾関連企業が入居しています。
神戸市灘区の杣谷堰堤は、1956年竣工の重力式コンクリート造砂防堰堤。水通し中央部にスリットを設けた先駆的構造で、2014年に国の登録有形文化財となりました。摩耶山へのハイキング道沿いで、阪神大水害以降の砂防の歴史に触れられます。
敷地西側の道路際に建つ、昭和前期の登録有形文化財の門。腕木門ながら主柱に出節付の丸太を用い、両開の桟唐戸は三段に作り分ける。こけら板の上に杉皮を葺き、数寄屋意匠を凝らした端正な造り。
髙添家の和館東方に建つ、昭和前期の登録有形文化財の土蔵。土蔵造二階建に本瓦を葺き、二階窓上の庇は持ち送りから屋根面まで白漆喰で塗り込める。近代の阪神間の郊外住宅開発の様相を示す一棟。
宝塚市雲雀丘の花屋敷住宅地に建つ、昭和3年竣工の登録有形文化財。一階を撞球室とし、寄棟に切妻や出窓を張り出す変化に富む外観に、アールデコやセセッションなどの意匠をまとう本格的な洋館。
昭和29年に洋館へ増築された登録有形文化財の和館。八畳間は磨き丸太の床柱に黒漆塗の床框を据え、西に旧茶室を配す。洋館からの渡廊下は弓型の船底天井とし、和洋一体の住まいの姿をとどめる。
兵庫県宝塚市に佇む旧松本安弘邸(旧土井邸)は、カリフォルニア大学で建築を学んだ川崎忍の設計による昭和12年竣工の洋風住宅。国登録有形文化財として建築当時の姿をほぼそのまま残す貴重な建築遺産です。
西宮神社の手水舎は参道東脇に建つ切妻造銅板葺の一棟。四隅の石製台座に円柱と八角柱を束ねて立て、中世風の蟇股を据える。昭和9年の式年造営で建てられ戦災を免れた古い遺構で、令和7年に登録有形文化財となった。
西宮神社の西翼殿は本殿の西に建つ方一間の祭祀用社殿。亀腹上に角柱を立て、舟肘木や刎高欄付榑縁を備える。昭和36年、復興にあわせて東翼殿と対に新築され、左右対称の社頭を形づくる。令和7年に登録有形文化財となった。
西宮神社の拝殿は本殿正面に建つ鉄筋コンクリート造の社殿。昭和36年、戦災からの復興にあわせて火に強い構えとして建てられ、入母屋造銅板葺に軒唐破風を備える。翼廊が斎庭を囲い、令和7年に登録有形文化財となった。
西宮神社の東翼殿は本殿の東に建ち、斎庭に南面する方一間の小社殿。亀腹の上に角柱を立て、舟肘木や化粧屋根裏を備える。本殿の復興に伴い昭和36年に新築され、西翼殿と対をなす。令和7年に登録有形文化財となった。
えびす信仰の総本社、西宮神社の本殿。春日造を三棟連ねた我が国唯一の三連春日造で、戦前は国宝、昭和20年の空襲で焼失した後、昭和36年に旧規に倣い復興された。令和7年に登録有形文化財となった。