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滋賀県の国 宝

National Treasures of 滋賀県

滋賀県に所在する国宝。

59 滋賀県
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善水寺本堂
滋賀県 室町前期 国宝
善水寺本堂

滋賀県湖南市に佇む国宝・善水寺本堂は、南北朝時代に再建された檜皮葺の天台密教仏殿です。重要文化財の仏像群や霊水伝説、紅葉の名所としても名高い湖南三山の古刹をご紹介します。

長寿寺本堂
滋賀県 鎌倉前期 国宝
長寿寺本堂

滋賀県湖南市にある長寿寺本堂は、鎌倉時代初期の純和様建築として国宝に指定された名建築です。双堂形式の名残を留める貴重な構造と檜皮葺の美しい屋根が見どころ。湖南三山の一つとして紅葉の名所としても知られています。

都久夫須麻神社本殿
滋賀県 桃山 国宝
都久夫須麻神社本殿

滋賀県長浜市の竹生島に鎮座する都久夫須麻神社本殿は、伏見城から移築された桃山時代の国宝建築です。金蒔絵、狩野派の天井画、精緻な彫刻が施された絢爛豪華な社殿の魅力と見どころ、アクセス情報を紹介します。

苗村神社西本殿
滋賀県 鎌倉後期 国宝
苗村神社西本殿

滋賀県竜王町の鎮守の森に佇む苗村神社西本殿は、徳治3年(1308年)に再建された鎌倉時代後期の三間社流造・檜皮葺の国宝建築です。美しい蟇股の彫刻や菱格子の前室など、中世神社建築の粋を伝える傑作。重要文化財の楼門・東本殿・不動明王像など文化財の宝庫である境内を、アクセス・祭礼情報とあわせてご紹介します。

宝厳寺
滋賀県 桃山 国宝
宝厳寺

琵琶湖北部の竹生島に佇む宝厳寺は、豊臣秀吉の大坂城唯一の遺構である国宝・唐門、日本三大弁才天の最古の聖地、そして西国三十三所第30番札所を擁する歴史と信仰の島。船でしか渡れない神秘の聖域で、桃山時代の豪華絢爛な建築美と1300年の祈りの歴史を体感してください。

御上神社本殿
滋賀県 鎌倉後期 国宝
御上神社本殿

滋賀県野洲市、「近江富士」三上山の麓に鎮座する御上神社の本殿は、鎌倉時代後期に建立された国宝建築です。日本唯一の「御上造」と呼ばれる独自の建築様式を持ち、700年以上の歴史を今に伝えます。境内には重要文化財の拝殿・楼門も残り、秋の「ずいき祭」は重要無形民俗文化財に指定されています。

金銅経箱〈叡山横川如法堂埋納〉
滋賀県 平安 国宝
金銅経箱〈叡山横川如法堂埋納〉

大正十三年、比叡山横川の如法堂跡から銅筒に納められて出土した平安時代の金銅経箱。長元四年に上東門院藤原彰子が書写した法華経を納めた品で、蓋には籠字で妙法蓮華経の五字が刻まれる。京都国立博物館蔵の国宝。

七条刺納袈裟
滋賀県 国宝
七条刺納袈裟

比叡山延暦寺に伝わる国宝・七条刺納袈裟は、伝教大師最澄が唐から持ち帰った貴重な染織遺品です。天台宗第六祖・湛然所用と伝わる麻製の袈裟は、正倉院や法隆寺にもない稀有な存在。その歴史的価値と見どころ、拝観方法をご紹介します。

刺納衣〈(伝教大師将来)〉
滋賀県 隋時代 国宝
刺納衣〈(伝教大師将来)〉

比叡山延暦寺が所有する国宝の染織遺品。最澄が唐より将来した隋時代の絹の刺納衣で、布の断片を継いだ刺し子の僧衣。天台大師・智顗の所用と伝わる。麻の七条刺納袈裟と一括で指定され、現在は京都国立博物館に寄託される。

越中国官倉納穀交替記残巻
滋賀県 平安 国宝
越中国官倉納穀交替記残巻

滋賀県大津市の石山寺に伝わる国宝「越中国官倉納穀交替記残巻」は、奈良時代の越中国(現在の富山県)における官倉の穀物管理と引き継ぎを記録した貴重な古文書です。紙背には密教文献が書写され、古代行政と仏教文化の交差点を今に伝えます。

延暦交替式
滋賀県 平安 国宝
延暦交替式

延暦交替式は、国司の交替手続きを定めた平安初期の法令の写本で、石山寺所蔵の国宝。延暦22年に菅野真道らが撰進した全41条の本文を含み、紙背には淳祐内供筆とされる梵字の悉曇章が記される。律令官制と密教の学問、二つの世界が一巻に重なる。

羯磨金剛目録〈伝教大師筆/弘仁二年七月十七日〉
滋賀県 平安 国宝
羯磨金剛目録〈伝教大師筆/弘仁二年七月十七日〉

延暦寺が所有する国宝の古文書。天台宗の開祖最澄が唐から持ち帰った法具などを書き上げた自筆の目録で、巻頭を火災で失い「羯磨金剛」の語から始まる。各品の末には弘仁二年の日付と署名が記される。東京国立博物館に寄託。

漢書〈高帝紀下、列伝第四残巻〉
滋賀県 奈良 国宝
漢書〈高帝紀下、列伝第四残巻〉

滋賀・石山寺に伝わる国宝。中国の正史『漢書』を奈良時代の日本で書写した二巻で、唐の顔師古の注を伴う。紙背には平安時代の僧元杲が密教の覚書『金剛界念誦私記』を記し、別々に写された二巻を一具へと結びつけている。

玉篇巻第廿七〈後半〉
滋賀県 国宝
玉篇巻第廿七〈後半〉

6世紀の梁で顧野王が編んだ漢字字典『玉篇』は中国で散逸し、本来の姿は唐代の写本によって日本にのみ残った。石山寺の本巻は全30巻のうち巻第廿七の後半にあたり、糸部などを収める。前半は京都の高山寺が所蔵する国宝である。

金銀鍍透彫華籠
滋賀県 鎌倉 国宝
金銀鍍透彫華籠

滋賀県長浜市の神照寺に伝来する国宝。銅の円板を皿形に打ち、宝相華唐草文を透かし彫りにして鍍金と鍍銀を施した、法会で散華を盛る器である。径約二十八・五センチの十六枚が現存し、うち二枚は京都国立博物館に収まる。

絹本著色不動明王像〈(黄不動尊)〉
滋賀県 平安 国宝
絹本著色不動明王像〈(黄不動尊)〉

滋賀・大津の三井寺が伝える国宝の仏画。全身を黄色に塗った不動明王を、背景を描かず虚空に立つ姿で表す。円珍が感得したという伝承に結びつき、単独の不動明王画として現存最古の作とされる。日本三不動の一で、原本は秘仏。

嵯峨天皇宸翰光定戒牒〈(弘仁十四年四月十四日)〉
滋賀県 平安 国宝
嵯峨天皇宸翰光定戒牒〈(弘仁十四年四月十四日)〉

弘仁14年(823年)、嵯峨天皇が僧光定の受戒を証して自ら筆を執った戒牒。最澄が悲願とした比叡山の大乗戒壇設立にちなむ文書で、確実な真筆として唯一伝わる国宝。楷書・行書・草書を交える破体の書が見どころで、延暦寺国宝殿に収蔵される。

史記巻第九十六、九十七残巻
滋賀県 奈良 国宝
史記巻第九十六、九十七残巻

滋賀県大津市の石山寺が所蔵する国宝。奈良時代に書写された史記巻九十六・九十七の残巻で、現存最古級の写本とされる。紙背には平安期の僧淳祐にゆかりの金剛界次第が記され、表裏で時代も内容も異にする稀有な一巻である。

釈摩訶衍論
滋賀県 国宝
釈摩訶衍論

滋賀県大津市の石山寺が所蔵する国宝・釈摩訶衍論は、唐時代に書写された五帖の折本である。竜樹の撰述を称するが実際は七〜八世紀に唐または新羅で成立した『大乗起信論』の注釈書で、現存する唐写本として希少な一品。

春秋経伝集解巻第廿九残巻
滋賀県 平安 国宝
春秋経伝集解巻第廿九残巻

滋賀県の石山寺が所蔵する国宝。中国の杜預が編んだ『春秋経伝集解』の巻第廿九を平安時代に日本で書写した残巻で、紙背には金剛界の密教儀軌が記される。漢籍の写本と密教の修法が一巻に同居する希少な典籍である。