東京都・昭和
Shōwa東京都 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
神田神社神饌所は神田明神の本殿の東に建つ昭和9年の鉄骨鉄筋コンクリート造平屋建。建築面積19平方メートルの小さな建物だが、高い基壇に建ち、弁柄色塗と金箔押金具で主要社殿と同じ格式に整える。平成15年に登録有形文化財となった。
神田神社西門は神田明神の宝庫の南に接して建つ昭和9年の鉄骨鉄筋コンクリート造の門。東門と左右対称に置かれ、両開きの桟唐戸と延長14メートルの玉垣で社殿群の西面を仕切る。平成15年に登録有形文化財となった。
神田神社拝殿は神田明神の境内正面に建つ昭和9年の鉄骨鉄筋コンクリート造の社殿で、建築面積335平方メートルと社殿群最大。正面5間の向拝を持ち、前方を四半敷の土間、後方を畳敷とする。平成15年に登録有形文化財。
神田神社東門は神田明神の神饌所の南に板塀を介して接する昭和9年の鉄骨鉄筋コンクリート造の門。間口1.8メートルに両開きの桟唐戸を吊り、延長14メートルの玉垣が拝殿側面まで折れ曲がって続く。平成15年に登録有形文化財。
神田神社幣殿は神田明神の本殿と拝殿をつなぐ昭和9年の鉄骨鉄筋コンクリート造の社殿。両下造の屋根を架け、内部は拝殿と同じ高さの畳敷で、本殿側の軸部を金箔押し、組物を繧繝彩色とする。平成15年に登録有形文化財となった。
神田神社宝庫は神田明神の本殿の西、神饌所と対になる位置に建つ昭和9年の高床校倉形式の倉。建築面積17平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造で、校倉の最下部を肘木で受ける新しい納まりを見せる。平成15年に登録有形文化財。
神田神社本殿は神田明神の社殿群の奥に建つ昭和9年の鉄骨鉄筋コンクリート造の社殿。伊東忠太を顧問に大江新太郎・佐藤功一が設計し、出組と二軒繁垂木の軒で木造本殿の比例を写す。平成15年に登録有形文化財となった。
神田神社瑞垣は神田明神の本殿を神饌所と宝庫の間で折れ曲がりながら囲む昭和12年の鉄骨鉄筋コンクリート造の透塀で、延長60メートル。上半を連子窓、腰を襷桟とし、社殿群北半の構えをつくる。平成15年に登録有形文化財。
旧川端龍子邸主屋及び中門は、空襲で焼けた住まいを昭和26年に再建した主屋と、昭和29年増築の中門。雁行する2棟、外壁腰の竹の木賊張、天井際まで塗り廻した大壁の客間に龍子の好みが表れ、2024年に登録有形文化財となった。
旧川端龍子邸画室は昭和13年上棟の日本画家川端龍子のアトリエで、空襲を免れた敷地最古の建物。約5間×6間、天井高約4mの柱のない板敷の大空間に、布張りの折上天井と大判ガラスの引戸を備え、2024年に登録有形文化財となった。
旧川端龍子邸持仏堂は昭和30年頃の小堂で、十一面観音などの仏像を納めるため、火に強いコンクリートブロック造とし鉄の防火戸を付けた。外観は瓦葺の切妻、内部は尖頭のヴォールト天井と尖頭アーチ窓で、2024年に登録された。
旧川端龍子邸仏間棟は昭和30年に主屋の西へ増築された棟で、持仏堂の仏像を眺める17畳半の仏間が中心。天井中央の長い一枚板、大判ガラスの引戸、俵屋宗達筆と伝わる桜芥子図の襖(現在は複製)があり、2024年に登録された。
東京都中央区銀座一丁目の旧宮脇ビル(川崎ブランドデザインビルヂング)は、昭和7年築の鉄筋コンクリート造3階建。間口約4メートル、建築面積45平方メートルの台形平面で、令和7年に登録有形文化財となった。現在はギャラリーとして公開。
東京都調布市若葉町の登録有形文化財、旧武者小路実篤邸主屋。武者小路実篤が70歳から20年を過ごした昭和30年の自邸で、設計は山口芳春。外はモルタル大壁、内は新興数寄屋という対比が見どころ。土日祝は内部公開。
東京都千代田区霞が関の登録有形文化財、旧文部省庁舎。大蔵省営繕管財局の設計、大林組の施工による昭和7年の鉄骨鉄筋コンクリート造6階建で、スクラッチタイル貼の外壁と大きな窓の立面構成が特徴。平成19年登録。
東京都千代田区九段北の旧山口萬吉邸主屋は、昭和2年竣工の鉄筋コンクリート造住宅。構造を内藤多仲、意匠を木子七郎が担当し、壁厚約24センチの壁式構造をスパニッシュ様式でまとめる。平成30年に登録有形文化財となった。
東京都千代田区九段北の旧山口萬吉邸門及び塀は、昭和8年頃の鉄筋コンクリート造。間口4.1メートルの表門と総延長61メートルの塀が車庫を含み、主屋と揃うスペイン瓦で屋敷構えを整える。平成30年に登録された。
旧吉岡家住宅中門は、主屋西側の坪庭と前庭を仕切る庭塀に開く間口1.8メートルの門。もとは表門で、昭和37年の長屋門建設時に現在地へ移された。起り屋根の効果、坪庭との関係、腕木門か棟門かをめぐる資料の相違を扱う。
東大和市の旧吉岡家住宅長屋門は昭和37年の建築。東村山の棟梁が持っていた解体長屋門の部材で建てられた。8個の乳鋲、都電の敷石150枚、画家自筆の胡粉の表札、法隆寺金堂壁画の模写に使われた北側和室を訪ねる。
喜代川店舗は東京都中央区日本橋小網町、人形町近くのオフィス街の路地に建つ昭和2年(1927年)頃の木造2階建の店舗兼住宅で、登録有形文化財。開発の著しい都心部で良質な伝統的木造建築の姿をとどめる希少な建物である。