東京都・昭和
Shōwa東京都 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
東京・虎ノ門にある登録有形文化財「大橋茶寮」。国宝如庵の写しを含む5つの茶室で構成される数寄屋建築の傑作。神谷町駅から徒歩5分で本格的な茶事・茶会体験が可能。
1958年竣工、ヴォーリズ建築事務所設計の国登録有形文化財。日本最初期のアルミサッシや開放的なガラス窓が特徴の戦後モダニズム建築の秀作。ICUキャンパスの歴史と建築美をご紹介します。
東京都港区白金台に佇む三菱電機高輪荘は、昭和初期に建設された近代和風邸宅の傑作です。主屋・洋館・蔵の3棟すべてが登録有形文化財に指定されており、山の手の住宅地開発の歴史と、和洋併存型住宅の魅力を今に伝えています。
東京国立近代美術館が所蔵する登録美術品《木花之佐久夜毘売》は、近代歴史画の巨匠・安田靫彦が昭和28年(1953)に描いた一幅。富士山と桜、セキレイを配し、古事記・日本書紀の女神を典雅な筆致で結晶化させた名作で、令和元年に国の登録美術品となりました。
東京都港区白金台の旧朝香宮邸は、昭和8年に朝香宮鳩彦王の住宅として竣工した邸宅建築。平成27年に本館・茶室・倉庫・自動車庫・正門の5件が重要文化財に指定された。アンリ・ラパンの内装とラリックの扉、次室の香水塔が残る。
隅田川に架かる清洲橋は、関東大震災後の帝都復興事業によって昭和3年(1928)に竣工した三径間自碇式補剛吊橋です。ドイツ・ケルン市のヒンデンブルグ橋をモデルとした優美な姿で知られ、平成19年に国の重要文化財に指定。橋梁美の到達点を今に伝える名橋を、見どころと周辺観光とともにご紹介します。
1959年に松方コレクションを収めて開館した、ル・コルビュジエ設計による日本で唯一の美術館建築。ピロティと19世紀ホール、螺旋状の動線が「無限成長美術館」の構想を体現する。2007年重要文化財、2016年世界遺産登録。
髙島屋東京店は昭和8年竣工の日本橋の百貨店建築で、平成21年に百貨店として初の重要文化財となった。高橋貞太郎の当初部分と村野藤吾の戦後増築が一街区に共存し、大理石の吹抜ホールは営業時間内に自由に見学できる。
東京都台東区上野公園の旧東京帝室博物館本館は昭和12年に竣工し、平成13年に重要文化財に指定された。渡辺仁案を原案とする帝冠様式の大建築で、現在も東京国立博物館本館(日本ギャラリー)として使われている。
東京・日本橋室町に堂々と建つ三井本館は、昭和4年(1929)に旧三井財閥の本拠として竣工した重厚なアメリカン・ボザール様式の建築です。設計はニューヨークのトローブリッジ・アンド・リヴィングストン事務所が手がけ、外壁に立ち並ぶコリント式の大列柱と1階の大理石の吹き抜け営業室は、團琢磨が掲げた「壮麗・品位・簡素」の理念を具現化しています。平成10年(1998)には複数企業が入居する大規模オフィスビルとして日本で初めて重要文化財に指定されました。7階の三井記念美術館では国宝6件を含む三井家伝来の名品を鑑賞でき、日本橋三越本店や日本銀行本店本館とともに歩く近代建築の散策は格別です。
1673年創業の越後屋を前身とする三越日本橋本店は、2016年に国の重要文化財に指定された日本を代表する百貨店建築です。横河工務所による西洋古典様式の重厚な外観、五層吹抜けの中央大ホール、アール・デコ意匠の特別食堂など、各時代の先駆的デザインが融合した空間は必見。天女像やパイプオルガン演奏など見どころも豊富で、東京メトロ三越前駅から徒歩1分のアクセス至便な文化観光スポットです。
昭和9年竣工の明治生命保険相互会社本社本館は、平成9年に昭和期の建造物として初めて重要文化財に指定された。設計は岡田信一郎と弟の捷五郎。5層を貫くコリント式列柱と1階の吹き抜け大空間が見どころで、1階と2階は無料で公開されている。
東京都渋谷区の代々木競技場は、昭和39年の東京五輪のために建てられた丹下健三の代表作。高さ約40メートルの主柱2本に張ったケーブルから屋根を吊り、柱のないアリーナを実現した。令和3年に重要文化財に指定。
東京都渋谷区の青山学院大学青山キャンパスに建つ青山学院ベリーホールは、1931年に神学部校舎として竣工した鉄筋コンクリート造3階建のネオ・ゴシック様式建築です。関東大震災からの復興事業の最終段階で建てられ、神学部長アーサー・D・ベリー博士の名を冠しています。館内のチャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂には、現役で活躍する日本最古とも言われるドイツ・ヴァルカー社製のパイプオルガン(1932年製)があり、ペギー葉山の名曲『学生時代』の「蔦の絡まるチャペル」のモデルとしても親しまれています。2008年に国の登録有形文化財に登録されました。
東京都杉並区善福寺にある井草幼稚園園舎は、昭和8年建築の木造園舎。浄土宗僧侶の鈴木積善が創立し、講堂を中心とするL字型の平面と、キングポストトラスの小屋組を持つ。平成29年に登録有形文化財となり、現在も現役で使われている。
東京都世田谷区桜にある池上家住宅主屋は、昭和7年建築の木造2階建住宅。切妻の2階屋根にスペイン瓦を葺き、南面にサンルームを張り出す。内部にアール・デコの意匠が良好に残り、平成18年に登録有形文化財となった。
豊島区雑司が谷の砂金家長屋は、昭和7年頃建築の五軒棟割長屋で、平成30年に登録有形文化財となった。黄土色の洗い出し仕上げと帯状の金属張が水平性を強調し、間口およそ十間の正面が鬼子母神参道の景観をつくり続けている。
台東区日本堤の伊勢屋店舗兼主屋は、昭和2年建築の木造二階建店舗兼住宅で、平成22年に登録有形文化財となった。入母屋造妻入桟瓦葺の小さな妻面を土手通りに向け、現在も明治22年創業の天麩羅屋として営業を続けている。
東京・新宿区横寺町にひっそりと佇む一水寮は、1951年頃に大工寮として建てられた木造2階建ての国登録有形文化財。手斧で施された名栗仕上げの格子など、戦後復興期の大工技術が今に残る神楽坂の隠れた名建築をご紹介します。
東京都杉並区にある岡田日帰上人記念講堂は、昭和12年(1937年)に立正高等女学校の講堂として建てられた鉄筋コンクリート造4階建ての建造物です。令和4年に国の登録有形文化財に登録され、東京立正中学校・高等学校で現在も使われています。創立者・岡田日帰上人の願いと建築の魅力をご紹介します。