東京都・大正
Taishō東京都 の大正時代(1912 – 1926)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
東京・代官山にある国の重要文化財「旧朝倉家住宅」の見どころを紹介。大正8年(1919年)建築の木造2階建て邸宅と、崖線の地形を活かした回遊式庭園が織りなす、都心の隠れた歴史空間をご案内します。
東京都中央区と江東区を結ぶ永代橋は、元禄11年(1698年)の初架橋から300年以上の歴史を持つ隅田川の名橋です。現在の橋は大正15年(1926年)に関東大震災後の帝都復興事業として竣工した鋼製タイドアーチ橋で、放物線状の大規模アーチが生み出す荘重な造形美により平成19年に国の重要文化財に指定されました。赤穂浪士や浮世絵との縁、夜間の青いライトアップなど、歴史と美が交差する見どころをご紹介します。
東京都北区の旧岩淵水門は、荒川と隅田川の分岐点に立つ大正13年竣工の鉄筋コンクリート造水門で、令和6年に重要文化財に指定された。設計は青山士。延長61.8メートル、5門の鋼製扉を備え、無料で常時見学できる。
東京都文京区目白台の池田家住宅主屋は、大正4年頃に建てられた木造2階建の近代和風住宅で、令和7年8月に国の登録有形文化財となった。床柱に鉄刀木を用いるなど材料を吟味した造り。個人住宅のため非公開である。
東京都文京区本郷に建つ国登録有形文化財「エチソウビル」。大正13年竣工の糸物商・越惣商店の自社ビルは、デンティルやアーチ窓の装飾が美しく、本郷の街並みを彩る近代建築の名品です。
東京都中央区日本橋大伝馬町に建つ国登録有形文化財「江戸屋店舗兼住宅」。大正13年(1924年)竣工のアールデコ調看板建築と、享保3年(1718年)創業の刷毛・ブラシ専門店の歴史と魅力をご紹介します。
東京・浅草の玄関口に建つ神谷バー本館は、大正10年(1921年)竣工の鉄筋コンクリート造6階建て商業建築。日本で最初に「バー」を名乗った店として知られ、関東大震災や戦災を生き延び、平成23年に国の登録有形文化財に登録されました。三連の半円アーチ窓が美しい外観と、創業者・神谷傳兵衛が考案した名物「電気ブラン」を、ぜひ味わってみてください。
東京都大田区南馬込の河原家住宅主屋は、明治18年建設の旧馬込小学校の玄関と教場を移築した和風住宅。昭和38年には同校の時計台(大正14年建設)を書斎の上に載せた。学校建築を活かした塔屋付き住宅として、平成12年に国の登録有形文化財となった。
東京都新島村の旧前田家(キンデー)住宅釜屋形は、大正前期建立の石造平屋建。島産のコーガ石を屋根まで積み、南室の土間に石のヘッツイ、北室に風呂場を設ける。建築面積8.4平方メートル。令和6年に登録有形文化財となった。
東京都品川区の文庫の森公園に佇む旧三井文庫第二書庫は、大正11年(1922年)竣工、令和2年に国登録有形文化財に指定された貴重な建築です。現存する日本最古級の壁式鉄筋コンクリート造で、三井家の史料を守るために最新工法と職人の技で建てられました。タイル風の外壁、市松模様の窓、関東大震災を耐え抜いた歴史を、緑あふれる公園とともに楽しめます。
東京都港区三田に佇むキリスト友会フレンズセンターは、1922年にヴォーリズ建築事務所が設計した木造2階建ての宣教師館です。関東大震災以前の洋館として東京に現存する極めて稀な建築遺産であり、2005年に国の登録有形文化財に登録されました。寄棟造スレート葺の屋根や煉瓦煙突など、大正期の西洋住宅建築の特徴を今に伝えています。
東京都渋谷区広尾、大使館の街に建つ浄土真宗本願寺派・上宮寺の本堂。大正3年(1914年)築の木造平屋で、平成29年に国の登録有形文化財に登録された。入母屋造妻入の妻面や起り屋根の向拝の彫刻が見どころとなっている。
東京都渋谷区広尾の上宮寺に残る本堂応接部。大正3年頃の木造平屋建で、本堂と廊下で結ばれた接客棟です。床の間や違い棚を省いた簡明な意匠が評価され、平成29年に本堂とともに登録有形文化財となりました。都心に残る大正建築です。
東京都台東区谷中のすぺーす小倉屋蔵は、大正5年に質屋小倉屋の三代目平三郎が建てた質蔵である。梁間二間の細い平面に土蔵造3階を積み、近隣で際立つ高さを持つ。平成12年に登録有形文化財となり、現在は改修工事中。
初代学監・安井てつの住宅として建てられた登録有形文化財です。建築面積111平方メートルは登録7棟で最小。震災後の大正13年8月着工という事情が、外国人教師館ではなくライシャワー館に近い意匠を選ばせました。
本学に派遣された外国人教師が暮らした登録有形文化財です。階上4戸、階下共用という集合住宅的な構成をとります。水平を強調する軒と庇、庇上の花台台座、ポーチ柱の柱頭飾りに、ライト影響下のレーモンドが読めます。
大正13年竣工、善福寺キャンパス最初期の登録有形文化財です。E字型平面の玄関奥に講堂が張り出します。教室窓は5連のスチールサッシ、中央部にはライト調が濃く残り、2024年に竣工100周年を迎えました。
自然科学教室として建てられた登録有形文化財です。登録7棟のなかで最大の建築面積1,453平方メートルを持ちます。玄関以南が先行し北半分は後の増築。3連スチールサッシと寄棟屋根が、向かいの西校舎と対をなします。
東京大学工学部列品館は文京区本郷に建つ大正14年竣工の建物で、平成10年に登録有形文化財となった。内田祥三が震災復興の様式として案出した内田ゴシック最初の作例にあたり、四隅を入隅とする立体感に富んだ外観をもつ。
東京大学大講堂(安田講堂)は文京区本郷に建つ大正14年竣工の講堂で、平成8年に登録有形文化財となった。安田善次郎の匿名の寄附によって建設されたもので、内田祥三の設計による垂直性の強い意匠が高く評価されている。